2015年5月31日日曜日

EOS KISS X7 + EF 50mm F1.8 STMによる初めての撮影

今回の記事では、いよいよ、EF 50mm F1.8 STMレンズの初めての撮影について書かせて頂きたいと思います。

カメラはもちろんEOS KISS X7です。


EF 50mm F1.8 STMは、さすがに125グラムを誇るEF-S 24mm F2.8 STMには及ばないものの、160グラムという大変な軽量レンズ。

発表から発売まで早かったので、カタログを購入当日に気がついてゲットする、などという初めての体験をしてしまいました。

このレンズ、結論から言うと、ミニ一眼レフたるEOS KISS X7の魅力を、ここに来てさらに一気にグレードアップするほどの、大したレンズとなっていました。


強い初夏の日差しの中、絞りF/5.6でサボテンを撮影。

フレアの発生は、明らかにEF 50mm F1.8 IIよりも安定していて、さすがは最新世代のコーティングを施してあるな!というところ。

気になるAFの速度は、どうでありましょうか?

まず、俊足フォーカスのEF-S 24mmには当然及ばないものの、全群を繰り出す構造を考慮すれば、ベストを尽くした速度だと好感が持てます。

EF 50mm F1.8 IIと比べて、速度の飛躍はしてはいないものの、ジェントルで安定しています。

ジェントルというのは、F1.8 IIが発生していた「ガコッ、ガガガ」という騒音とは無縁で極めて滑らか。

繰り出し量の多さに比例した、シューーコ、シューーコというSTM音は若干目立つものの、総じてさすがはSTMと言って良かろうと思います。



絞りF/3.5で撮影。

初夏の強い日差しで、髪の毛が熱くなるくらいでしたが、なかなか安定した写りが確保されるのですごく嬉しい。

ちなみに、このサボテン、今でこそこんなに沢山ありますけど、わずか数年前まではたったの葉っぱ一つだけだったんですよ!!

踏まれれば踏まれるほどに毎年強くなり、どんどんパワーアップして行ってここまで成長した、本当に「ど根性」サボテンなんです。


EF 50mm F1.8 STMは、50mmレンズとしては強力なまでに被写体に寄れるのが大きな魅力の一つですが、ポートレートや、花の撮影なんかではメリットがすぐに出てきますね。

従来までだと、最短撮影距離はどうしても45cmでしたが、このレンズは何と35cm!!

最大撮影倍率も、0.15倍が限度だったのが、一気に0.21倍となり、撮影で被写体に寄れないストレスが解消されてます。

これは本当に本当に大きくて、個人的に「寄れない」という特性が、いまひとつ50mmを常用出来なかった大原因だったため、スッキリとこれを解決してくれたキヤノン開発陣には、心から御礼を申し上げたいのであります。


いよいよ、気になる絞り開放F/1.8です!!

もともとの、キヤノン50mmが誇る「ふんわりとした幻想的な柔らかさ」が維持されており、従来の個性的なキヤノンEF 50mmファンも安心ではないでしょうか。

それと、さすがは純正のEFレンズと言うべきか、F/1.8でも、ピントの精度はジャストです!!

大口径のF/1.8ともなると、ピントが前後に合う層がとても薄いのですが、EOS KISS X7のAFシステムとも相性良く、全く苦労知らずです。


絞りF/5.6で愛車のアイちゃんを撮影。

すっきりとして、色のりも良く、このあたりはさすが単焦点の標準レンズですねぇ・・・!!


愛車のアイちゃんのルーフスポイラー部分を、絞り開放F/1.8で撮影。

絞りF/1.8が、手持ちで気軽にどんどん繰り出せるのはかなり新鮮。


アイちゃんのエンジンルームを開けて撮影してみました。

50mmの画角は、メインレンズのEF-S 24mm STMよりも、より風景の切り取りに特化しているから、写真的にはこっちも面白い!!
しばし、常用レンズをバトンタッチしてみようかな?


これも愛車のアイちゃん、絞りF/5.6で撮影。

EF 50mm F1.8 STMは、気持ち撮りたい構図までしっかり寄れるんで、快適度がとんでもなく高いです。

従来までのEF 50mmだと、ピントが全然合わなくて寄りすぎに気がつき、しゅん・・・となって後ろに下がり、そこじゃあ、構図が好きなものじゃなくなって意気消沈・・・撮るのやめよう・・・というガッカリが地味にあったと思うのです。

それが、とにかく、初回の撮影では一回も起きなかった!! EF 50mm F1.8 STMは、まさに喉から手が出るほど欲しかった50mmと言えるかも知れません。


道端の花を、ハイブリッドCMOS AF2による、ライブビュー撮影してみました。

AFは多点ではなく、ライブ1点AF。

絞り開放F/1.8です。

ピントが来て欲しい位置を、液晶タッチ、その後で、親指AFボタン(一番右上のボタンに設定してます)を押してそこに合焦。

これがさくさく出来るのも、EOS KISS X7の素晴らしさの一つ。

もう後継が出ているとは言え、ハイブリッドCMOS AF2も全然問題なく快適ですよ!!


これも同じく、ハイブリッドCMOS AF2による、ライブビューです。

絞りも開放F/1.8です。

EF 50mm F1.8 STMは、EOS KISS X7の、ハイブリッドCMOS AF2との相性も良好に感じました!!

一眼レフファインダーに接眼出来ない場合などは、ライブビューが頼りなので、どっちも快適なのは本当に安心感がごつい。


あと、最短撮影距離が35cmと短いため、このように、被写体に寄った上での絞りF/1.8撮影は、数字からは想像つかないくらいぼけの量が大きくなりますね。

EF-S 24mm F2.8 STMもそうでした。


レンズは寄れるだけで表現力が劇的に進化するので、キヤノンにはこれからも寄れるレンズの開発をお願いしたいです!!


庭のサツキを絞り開放F/1.8で撮影してみました。

個体差もあるんでしょうが、EOS KISS X7との相性はまさにパーフェクトに近いです!!

しかも、このぼわっとした幻想的なぼけ方は、まさにキヤノン50mmの味を守っている感じが良いですね!!



高くて凄いレンズはもちろん良いのですが、軽くて小さくてかっこ良くて、さらに価格まで求めやすいレンズは、やはり最高と言いたいです。

キヤノン、こういう良いレンズ、カメラ作ってくれて本当にありがとうです!!

EF 50mm F1.8 STMレンズを購入しました!!

かなりの重要性を感じ、しかもキヤノン純正レンズとしてはかなり求めやすい価格という嬉しさもあり、何とか「EF 50mm F1.8 STM」レンズを購入させて頂きました。


いやー、やっぱり新しいレンズの外箱を手にすると、何か心が漲って来ますね!!

キヤノンEFレンズは新世代デザインに移行しており、それに合わせてか、外箱も写真がプリントされ、一目で分かりやすくなっているのは良いなぁ。


梱包はなかなかしっかりしてて、気泡サイズが異なる複数のプチプチ・シートでしっかりと包んであります。


いよいよレンズ本体が姿を現してくれました。

おお・・・やはり、か、かっこいい!!

サイズも程よく、申し分ないです!!


分厚いレンズキャップを外すと、おお!! これぞ、大口径F1.8レンズらしい、輝く大きめな前玉がグッと来ますねぇ、嬉しい。

小型軽量レンズというと、このところ、前玉がとっても小さな小さな、所謂「パンケーキタイプ」のルックスに馴染み深くなってたので、大きな前玉かつ軽量タイプってのは、新緑の季節にふさわしい爽やかな風。


サイド・ビューも素晴らしい。

パンケーキのような薄さは無いものの、立派に小型軽量薄型レンズを名乗れるサイズ感です。

表面の質感が、EF-S 24mm F2.8 STM等と違って、均一な無光沢、いわばマット加工。

EOS KISS X7のボディ質感と共通のものになっていますね。

マットタイプは、爪などによるひっかき傷に弱いイメージがあるので、出来る限り大切にしてあげたいところ。


キヤノンレンズの良心の一本、EF 50mm F1.8 II (日本製のバージョン!!)と並べてみました。

EF 50mm F1.8 IIは、一眼レフ用交換レンズとしては珍しい、シンプルな美しさを持ったレンズなのですが、EF 50mm F1.8 STMも、ゴテゴテさせない道を貫き、F1.8 IIにも決して引かない美形レンズではないか!?と嬉しくなります。


さらに、EF 50mm F1.4 USMレンズも並べてみました。

キヤノン50mmシリーズは、フィルム時代のやさしい味付けを守り、レンズが球面である事から生じる収差を、欠点として糾弾するのではなく、個性として昇華させているのが何と言っても素晴らしい。

一眼レフカメラの秘める、非常な奥深さを知って、心地よい衝撃を受けたシリーズでもあります。


いよいよ、愛機EOS KISS X7に装着してみました。

小さくて軽くてなおかつ快適。

その条件を維持したままで、この大口径F1.8の大きな瞳(前玉)の美しさよ。

EOS KISS X7との相性は、まさに抜群です!!


ほーーー、やっぱり、とってもカッコいい!!

パンケーキの薄型ルックも、もちろん好きですけれど、このポコッと音が聞こえるようなキュートなシルエットも良いもんですねぇ!!


個人的に、ありとあらゆる一眼レフカメラの中でも、EOS KISS X7のデザインは文句無く一番に(!!)好きなんですが、組み合わせるレンズで印象が激変するのが一眼レフ。

EF 50mm F1.8 STMは、その中にあっても、なかなかに際立つレンズではないか?と感じられます。


使うたびに思うのですが、EOS KISS X7は、ホント感心の塊です。

この小さくて軽いボディの中に、一眼レフの構造がきっちり組み込まれているのですから、手にとっただけでも何か熱いものがこみ上げてきます。

さらに、EF 50mm F1.8 STMと、EOS KISS X7ボディの質感、マット加工による質感が殆ど一緒というのもあり、まるでレンズ一体型カメラのようにも見えますね。

実際に撮影してどうか?というのは、次回の記事で書かせて頂きたく思います。

ハイブリッドCMOS AF3、こいつ、かなりやるぞ!?

一眼レフカメラEOS KISS X7は、液晶のみのライブビュー撮影でもかなり快適だったりしますが、より進化した「ハイブリッドCMOS AF3」が、後継機たるEOS KISS X8に搭載される、であろうと思われます。

もう搭載されている、EOS M3をじっくり使ってその実力の片鱗に酔いしれたい!!というのが今回の記事の主旨であります。


EOS M3は、個人的には、コンパクトタイプのカメラを買うならば、絶対にこれ!!と心に決めるくらいの完成度です。

専用のEF-Mレンズとの組み合わせだからこそ、という部分を差し引かないといけないですが、ライブビュー撮影専用機だが大丈夫か?!という不安は払拭されている・・・どころか、かなり快適です。

AFはもう「のんびり」なんて思わないくらい素早く来るし、意図しない位置にAFが来ても、あわてずに、タッチでAFポイントを直接「ここっ」て指示すればそこにスパッと行く、液晶撮影ならではのメリットも勿論たっぷり。

このあたり、前世代にあたるEOS M2(つまりEOS KISS X7と同世代)でもイケてましたが、EOS M3はハッキリ進化しててさらに速い。

それに、ハイブリッドCMOS AFシリーズは、速度ばっかりじゃなく、その名の通りの二段階方式によって、最も大切な精度も非常に高いのが実に素晴らしい。

ハイブリッドというだけあり、まずは一段階目、一眼レフで使われている位相差方式でだいたいのAFをスパンと決め(ここで速度が稼げる)、第二段階として、コントラスト方式に切り替えて精度をジリジリと詰て行くため、レンズが多少ピンズレこいててもある程度平気。

実例では、個人的に、長年、キヤノン位相差AFとの相性の悪さで苦しんできた、手持ちの「シグマ30mm F1.4 EX DC HSM」レンズが、(EOS KISS X7搭載の)ハイブリッドCMOS AF2で全く心配なくなりました。

AFが合わないケースはありますが、合わないなら合わないで「だめでした」と正直に言ってもらえるのは素敵。

微妙にピント合ってないのに、「合いました!」って元気に合焦サイン出されるのは地獄であり、ハイブリッドCMOS AFシリーズは正直者の良いやつなんです!!

このハイブリッドCMOS AF3は、EOS KISS X8に搭載されると思われるので、これはでかい。

一眼レフか、ライブビュー専用機のミラーレスか? と選択を強要されることなく、どっちも快適に使えるEOS KISS、さらなる進化が間違いなく見えてきたのでもう大興奮ですよ!!

2015年5月30日土曜日

小型軽量新型レンズ「EF 50mm F1.8 STM」は、またしても大当たりの手ごたえ!!

キヤノンが、絶好調の小型軽量単焦点レンズカテゴリーに、さらなる新型を誕生させてくれました。

EF 50mm F1.8 STMレンズ!!

じっくり試写させて頂きました!!


(※上記の製品写真だけはEF-S 24mm F2.8 STMで撮影しました)

実は、最初は、「軽量で写りの良いたって、50mmなら、EF 50mm F1.8 IIがあるし・・・別にいいかなぁ・・・」
なんて甘く見てました。

結論から言うと、こいつは、「絶対に買いだぜぇぇ!!」の名作の予感香るレンズでありました!!


EOS KISS X7に装着して、さっそく、絞り開放F/1.8にて撮影してみました。

まず、最初に驚いて欲しい!!のが、この被写体への寄れ具合です。

50mmレンズなのに、最短撮影距離は何と35cm、最大撮影倍率は0.21倍。

50mmレンズの弱点は、画角うんぬんよりも、被写体に寄れないからストレスが地味に溜まる・・・じゃあ、寄れる40mmでいいや、寄れるズームでいいや、みたいなエスケープにつながってしまいやすかった事(個人的に)。

50mm F1.8 STMは、それが解消され、本当に欲しかった50mmはコレだったかも!!! という勢いの姿になってます!!

F1.8だとさすがに色収差は出てきますが、ふくよかな味が広がっていいかなと。


これも、絞り開放F/1.8です。

寄れるというのは、まさに雀躍ですけれども、勿論そればっかりじゃありません。

使ってて気持ち良いのです!!

分かりやすい所では、STMだけあって、AFは静かで高速。
すふぁっ、ピピッと滑らかに決まってくれて、よっしゃあ!!

電源ONが必須だけど、もちろん、フルタイムMFまでも可能。
フォン、フォンという、かすかに不思議な音を立てるのがまた味があります!!


絞りF/5.6も良いですねぇ。

とても軽くて、寄れて、撮影してて気持ち良くて、写りも気に入った!!

気に入ってるなら、試写とかしてないで、さっさと買って来いよと言われるでしょうが、ホントその通りですね。

ううむ・・・キヤノン、いつの間にか、小型軽量の単焦点レンズ作りの達人メーカーになってるぅぅ!!

EF40mm F2.8 STM、EF-S 24mm F2.8 STMに引き続き、EF 50mm F1.8 STMも大当たりか!!
すげぇぜ・・・キヤノン。

2015年5月23日土曜日

アイちゃん日記「外出先でワックスがけ&今季初の冷却装置の発動日」

今回の記事は、愛車のアイちゃん日記を書かせて頂きたいと思います。

このところ、仕事のプレッシャーが血も凍るくらいあって、その疲れが抜けないのか、今朝はちょっと寝坊してしまい、出かける約束の時間までにアイちゃんのワックスがけが完了しませんでした・・・。


そこで、外出先にワックス・セット一式を持って行き、連れを待つ間に間に合わなかった分のワックスがけするという荒業に出ました。

写真は帰宅してから庭で撮影したものですが、言ったら当たり前ですが、場所がどこであろうとも結果は変わらずいけるもんです。

庭に咲いたナデシコの花を、アイちゃんのボディに映して撮影してみました。


日差しが強くなって来ている+疲労しているという条件でワックスかけていたら、なんかめまいがしてフラフラになってしまった。

とにかく帽子をかぶったら改善されましたが、太陽の力ってのは絶大なものがありますねーやっぱり。

よく温暖化とかの話あるけど、人類なんか何の影響もねぇんじゃ??と思ったり。

汚染はありましょうが、気温とかは全部太陽の気まぐれ一つなんだろうなと。

全然変な方向に話が行ってしまったけど、絶大な力を持つ太陽だけに、なんとか太陽発電でブレイクスルー起きないかなぁ・・・(ますます話が脱線)。


ちなみに、今日は、今季初の、アイちゃんのエンジンルームの冷却装置が発動しました。

アイちゃんのエンジンは、アクセスが室内になるんで、上部は4つのネジで厳重にロックされてて、冷却は走行中に車体下から風を浴びせて行います(そのために、車体下は、軽自動車のコストでは奇想天外と言えるフルカバーになってて、そこにエンジンまでの導風経路が作りこまれている)。

そのため、停車時は厳しい。

加熱するような陽気の時は、センサーが反応して、PCみたいにでかい冷却ファンがウォーーンと唸るんですね。

何も知らないと「あれっ、何か音がする!!やべぇ!!」とか思ってしまうけど、慣れてくると、ミッドシップカーならではのスペシャリティ・プレゼントみたいに前向きに考えて割りと嬉しかったりする。

なんて言ってるけど、いかんせんエンジン停止後に回るものだから、バッテリがヘタって来た時は心配かも知れない・・・。


アイちゃんのフロント、ほんとに良い。

最初に見た時は、ポルシェが軽自動車に殴りこんできたらこうなるんだろうな、というような感じでした。

そういや、まだアイが登場したてだった頃、ディーラーさんで、ポルシェみたいって声を聞いた気がする。

まぁ、アイはファミリーカーという建前だけど、どう考えてもうっそつけーーで、スポーツカーの開発は企画が絶対通らないから、建前上は通すように仕組んでおいて、技術者が魂をぶつけて好きなクルマを作った!!という感じではあるんですよね。

というか親ばか的な発言ですみません・・・もはやアイはクルマではあるけど、愛娘みたいな感じなんで・・・
ミッドシップカーは、先鋭に作ると、運転の楽しさは頂上に行くものの、リスキー極まりないという泣き所があります。

そのあたり、リスクを下げて設計されたアイは、本当にクルマを、ミッドシップを知悉した開発者の神業が炸裂してるんだろうなという感じ。

三菱自動車だからですが、もしもアイが、三菱自動車以外、さらには欧州メーカーとかから出ていたら、未だに大騒ぎされていたんだろうなとは思います。


車体の下は、なんか、猫の昼寝ポイントになってるのでちょっと困る。

無理やりどかすのもかわいそうなんだけど、まぁ、ドアを開けると、「ちっ、めんどくせぇなぁ」とノロノロとよけてはくれます・・・。

そういや、パジェロミニの時って、結構ネコの足跡とか、屋根にジャンプされた後とか酷かったんだけど、アイちゃんになってから全然そういう事がない。

ルックスがネコっぽいから? よくわからないが・・・。

EOS KISS X8の予想をしてみる

個人的に、キヤノン史上最高のカメラだと思うのが、EOS KISS X7。

単に小さいだけではなく、撮影において何の心配もする事のない大傑作。

日本が世界に誇る一眼レフの精緻な技術を全て継承した上で、最新のタッチパネルカメラにもなる、いわばハイブリッド・カメラというのもなお素晴らしい。

個人的にも、EOS KISS X7によって、既存の写真カメラ観が一新され、今や、興味のもてる写真カメラは、もはやEOS KISS Xの系譜のみになってしまいました。


EOS KISS X7は、いくら絶賛してもとても足りないくらい最高のカメラですが、だからといって、これで進化を止めて欲しいわけではありません。
よりいっそう魅力をアップしたEOS KISS X8(仮)は、出るというのならば、やはり途轍もなく気になります。

個人的な希望を込めて、EOS KISS X8の「予想」などをさせて頂きたいなぁと思います。


まず、EOS KISS X7とは一体何かという事なのですが、「工業の芸術品の一種である一眼レフの構造を保ったままで、小さく、使いやすく、そして最高にかっこいい!!」という点だと思います。

単に小さくするというだけなら、一眼レフ構造をやめて、すっかりEVFにしてしまうというのは早道だと思うのですが、ここは判断が難しいところだと思います。

一眼レフの良さは、ファインダーから被写体を見る時に、電気を食わないという点にもあります。

EOS KISS X7の場合、私の場合ですが、撮影に液晶モニタを使わないようにすると、バッテリの充電は「忘れた頃にたまにやる」程度で済んでおり、このメリットは地味にデカイものであったりします。

あえて予備バッテリを買わず、たった1個のバッテリで今まで運用してますが、なんと1個で間に合っています。


EOS KISS X8は、ありとあらゆるカメラの中で、もっとも予想が難しいカメラだと思います。

EVF路線に行くのか、一眼レフ維持かで、その姿が大きく変わってくるからです。

ただ、X7は長寿命なので、その間に色々と技術革新があった事を期待したい。

EVF路線はアリでしようが、あえて、個人的な希望を乗せて一眼レフを維持、サイズや大きさはX7を維持したままで、液晶は縦方向のチルト可能化(軍艦部分があるので自撮りまでは不可)、AFは9点を維持、2400万画素センサー+ハイブリッドCMOS AF3搭載・・・というところでしょうか。

サイズ維持のまま、液晶をチルト可能にする、というところは、EOS M3を見ていると意外といけるかもと思います。

センサーは、2400万どころか、1800万でも多すぎるのですが、今ある2400万をわざわざ使わない手はないからしゃあない。

あと名前はKISSを維持して欲しい。

この名前は、ちょっと思いつかないものですよ。

2015年5月17日日曜日

思うようにゲームする時間が作れないものの、そんな個人の事情は関係なく、欲しいゲームがどんどん出てくるのがプレイステーション。

欲しいなぁと思うゲームをちょっとまとめてみました。


■PS4で欲しいゲーム
  • エイリアン・アイソレーション(セガ) [6月予定]
  • バットマン・アーカムナイト(ワーナー)[7月予定]
  • 魔女と百騎兵リバイバル(日本一)[9月予定]
  • 龍が如く0/誓いの場所(セガ)[発売中]
  • デッドオアアライブ5/LR(コーエーテクモ)[発売中]
  • アンチャーテッド4(SCE)[発売日未定]
  • ドラゴンクエストヒーローズ2(スクエニ)[発売日未定]
  • ペルソナ5(アトラス)[発売日未定]
  • 風ノ旅ビト(SCE)[発売日未定]
■ヴィータで欲しいゲーム
  • 東京ザナドゥ(日本ファルコム)[9月予定]
  • 神咒神威神楽(lignt)[発売中]
  • キルゾーン/マーセナリーズ(SCE)[発売中]
  • ペルソナ4ゴールデン(アトラス)[発売中]
  • ドラゴンクエストヒーローズ2(スクエニ)[発売日未定]
  • ※PS4版と両方欲しい
欲しいのは沢山あって、すぐに30本くらいリスト埋まるのですが、正直、買うよりも買ったものを丁寧に遊びたいんで厳選に厳選しました。

インファマス・セカンドサン、やっぱりPS4すげぇ!!

今、PS4用オープンワールドゲーム「インファマス・セカンドサン」を時間を見つけてはプレイしてますが、これもグォォホントPS4すげぇ!!ってなりますね。


私は、このゲームのスピンオフ作品「インファマス・ファーストライト」からこの世界に入って来ましたから、本編である「インファマス・セカンドサン」は、ファーストライトの続編という感覚でいます。

そのグラフィックの凄さに常時(!!)圧倒されまくったファーストライトですが、セカンドサン(製作はこっちが先ですが)もすさまじい。

このゲームは、まずシアトルの街を丸々再現しておいて、その中をどうぞ観光するなり戦うなりご自由に!!とプレゼントされたオープンワールド作品ですが、ストーリーもしっかりしてて引き込まれまくりです。

あと、グラフィックは全てPS4のリアルタイム処理で、イメージCGとかではありません。

PS4のゲームはだいたいそうなんですが、もう「すげぇ、すげぇ」を連呼しまくりです。


インファマスの世界観は、コンジットと呼ばれる超能力者と、それを危険視して弾圧しているD.U.P.という組織との戦いを主軸に据えています。

(D.U.Pは統一保護局という政府組織で、オーグスティンという女性が司令官。) そして、主人公のデルシンは、D.U.Pに弾圧される側のコンジット。

大切な人を傷つけられてD.U.Pと戦う事を決めるのですが、こういう展開は燃えますねぇ!!


デルシンはいわゆるワルガキなんですが、彼をヒーローにするか、悪の権化にするかは、なんとプレイヤーが自分で決められます!!

要所要所で出てくる選択肢はもちろんのこと、自分を襲ってくるD.U.Pの兵士や、麻薬ディーラー(!!)、警察官(!!!!)を、殺してしまうと悪のメーターが上がり、生きたまま取り押さえたり、怪我した市民を救助したりすると善のメーターが上がる仕組み。

私は、ヒーローのコースに進んでいますが、敵を殺さないでも進めるというのは、逆に心が軽くなってとても楽しい!!


出た!!これがいわゆるラスボス、D.U.Pの司令官であるオーグスティンです。

インファマス・ファーストライトやってたから、出てくるだけでビビッてしまう。

超能力者コンジットを弾圧する側なのに、最強のコンジット。

とにかく容赦しないのですが、オーグスティンなりの筋が通っていて、よくいる、変な亡国思想や終末思想で暴走してる狂気系のキャラとは一線を画す、敵ながらあっぱれというタイプの超強敵。

しかし、くどいですが、PS4のグラフィックすさまじいですね。

最新のジ・オーダー1886だけでなく、PS4の初期からこんなとてつもないグラフィックをリアルタイム処理してるんだから、開発スタジオのレベルの高さ、PS4のパワーのぶっとびっぷりは大変なもんです。



■PS4のグラフィックのすごさを見て欲しい!!
※ここまでの作品がPS4初期に作られていた事実!!
インファマス・セカンドサンは、ゲームそのものも大変面白いんですが、PS4専用開発のグラフィックが、とにかくもう感涙モンです。

ちょっとここらで、どんどん並べさせて頂くので、どれくらいPS4が大したものなのかを見て欲しいです!!

全て、PS4のリアルタイム処理であり、宣伝用のイメージCGとかじゃないのです。

こんなんが、家庭用ゲーム機でぐりぐり動く時代になっとんやーーー。


崩壊する橋をどんどん進む!!
ぐおお空気まで伝わるー!!


ぐおおー光と影が美しいーー。


荒れ果てたトンネルの中で、略奪者との戦い!!
ヘッドライトの光とか、もうPS4の表現力にし・び・れ・るーー!!


シアトルの街で、巡視中のD.U.P装甲車から身を隠す。
こ、こういうの、普通はイメージCGとかなら分かるけど、普通に遊べるゲーム画面でこのクオリティなんですよ!?
ど、どうなっとんやー!!す、す、す毛ーー。


PS4の物量はどんだけ膨大なんだよ・・・。
巨大タワーをよじ登る事も可能!!
この時はイベント中なので、上からエレベータが落ちてきて、ぎゃあああー!?などというアンチャーテッド的な演出もバリバリ入ってきます。


爆発も、あまりにリアルなんで、ここまで来るともう自分に被害が及ぶ感じで「うわっ」となってしまう。
ゲームなのに、なんか爆発怖いから壊したくないなぁとか思えてしまうのがPS4。


よく橋が壊れるとかゲームで出ると思うけれど、PS4だと、壊れた橋の再現力がここまで来てます。
目を覆いたくなる惨状というのが、ただの言葉じゃなくて、360度ぐりぐり動かせるリアルタイム処理でガンガン見せられてしまう!!


シアトルの街を、超人的な体力で跳んだり跳ねたり出来る!!
しかもこんだけ作りこまれたリアルサイズの街が、細切れのロードとか無く、一気にドカーンと構築されてる!!
どっかにはロードとかあるんじゃないかと思うけど、どこまで行っても街が続くから、これはPS4の8GBメインメモリの威力ですなーー。


PS4の光と影を生み出す能力、もうとんでもねぇです。
こんなんがゲーム画面って言われたらもうどうすればいいの!?(どうすればいいの!?)


D.U.P兵士をとりおさえるデルシン。
キャラクターのモデリングも細部までガッチリしてますな!!


もう観光旅行できるレベルです。
旅行代金と思ってインファマス・セカンドサン買ったらとんでもないお得ですよね。
事故とか嫌な思いする事もないしって、変な方向に話がそれてしまった!!


街を巡視中のD.U.P装甲車に軽い気持ちでパンチ入れたら、怒りの兵士が中から飛び出してきたぁぁぁ!!
こういうモーションを、省略しないで全部作りこんであるのがPS4クオリティというわけか!!
よくここまで作れるもんだなぁと、頭が下がる思いです。


D.U.Pの走行車の機関砲にバンバン撃たれる!!
ゲームなのに真剣に怖いわ!!


オープンワールドだから、戦いはシームレスなのは当然だけど、戦った後の残骸で一般市民が大迷惑!!ってのまでちゃんと再現されているんです。

もちろん、ずっとそのままだとゲームにならないから、遠くに行って戻ってきたら残骸はクリアされているけど、オープンワールドってのは単にマップが広いとかそんな甘っちょろいもんじゃないと思い知ってしまった。


デルシンの背中がかっこいい!!
これが、PS4の初期にもう作られていたなんて、どんだけなんだよ・・・。
インファマス・セカンドサンは、遊ぶたびにスゲーーーなんですよ。
もっともっとPS4の凄さを見てもらいたいけど、このあたりで・・・。



■フェッチ姉さん

インファマス・ファーストライトの主人公にして、セカンドサンでもヒロイン・ポジション(?)のフェッチ姉さん!!

フェッチ姉さんは、日本のゲームヒロインの基準(?)からは、ほぼ100%外れてると思われるキャラクターなんだけど、過去のきつく汚れた部分とかも含めて、なんかすごく好きなんです。

立ち直り系キャラというのかな、フェッチ姉さん。

セカンドサンでも出てくる(というかこっちが最初だけど)ので、本当に嬉しかった!!


フェッチ姉さんとデルシンとの戦い!!
カンタンには二人は仲間にはなれないけど、この戦いはホントに焦った。
二人が仲間になって欲しいって心から願っているのに、まさか殺してしまうような展開にはならないだろうな!?ってアセアセでしたよ。

くどいけど、PS4のグラフィックすごすぎ。


晴れて仲間になってくれたフェッチ姉さん。

デルシンをそばに立たせて、よさそうな構図でスクリーンショットを撮ってみる!!

ほんとーにくどいですが、これがゲーム画面なんですよ・・・もう開発者全員にすごい賞をいっぱい贈ってあげて欲しい・・・。

PS4(携帯次世代機のヴィータもだけど)は、どんどんお気に入りのキャラが出来ていますが、フェッチ姉さんはその中でも上位で好き。

ゲームというよりは、海外ドラマの感覚に近いのかな。

最後はフェッチ姉さんの話になったけど、インファマス・セカンドサンは、オープンワールドで超人的な動きが出来る楽しさが熱いし、ストーリーも良いし、めちゃめちゃお気に入りです!!