このブログを見て下さった皆様に、心より感謝申し上げます。名前はゲームブログですが、色々な話題を書かせて頂きたいと思います(大好きな写真/映像/カメラ、ペン、コンピュータ、食べ物、映画、クルマ、家電製品などなど)。 なにとぞ、これからもよろしくお願いいたします。皆様あってのブログです。
2009年10月31日土曜日
3と7と428
3は、PS3の3。
7は、Windows7の7。
428は、PSP用アドベンチャーゲームの428/閉鎖された渋谷で。
・・・を指し示しています。
■ PS3の購入はやめて、Windows7にする予定■
鉄拳6やベヨネッタの発売でますます盛り上がるPS3ですが、欲しいのはヤマヤマなんですけれど・・・。じっくり考えてみれば、ゲームはPSPがあれば十分かなという結論に達しました。
それに、色々思うところもあって、今は、PS3とPS3ゲームに払うお金は、Windows7に投入すべき時なのではないか・・・。
問題はどうWindows7を買うかですが、ノートパソコンが随分と安くなっている事を思い出し、ここは「PS3と新作ゲーム並の予算」で買えるWindows7搭載の格安ノートパソコンに行ってみてはどうだろうか!?と考えています。
そういえば、随分と長い間、ノートパソコンなんて買ってないどころか、マークもしてなかったなぁ・・・。
あわてて急ピッチで調べ始めました。
ただ、期待していたネットブックは総崩れ。
まず、安いのには理由があって、搭載OSがWindows7の機能制約版Starterエディションなんですよね。この時点で選択外です。
次は、VAIOを初めとする国産有名ブランドですが、値段が高すぎるか、CPUがAtomかのどっちか。さすがに買えません。
そうこうしているうちに、当初は、「どれにしたら良いか迷う」んじゃないかって、ウキウキして調べていたんですが、結局は、ただ一機種しか選択の余地が無い状態。
それは、エイサーの「Aspire 1410」です。
これまでは、VAIOとかダイナブックとかしか知らなかったのですが、Aspire(アスパイア)を知ってしまいました。
アスパイア、単騎ですっっごいんです。
お値段が5万9800円と、完全にネットブックの値段なんですが、紛れもないCULVノート。
CPUは、CULV版のセレロンSU2300の1.2GHz。
名前はセレロンですが、中身は、Core2 Duoの二次キャッシュ1MB版なので強力です。
メモリは2GBで、最大4GBまで増設可能。
ハードディスクは250GB。
液晶モニタは、11.6インチの、1366x768ドットのLEDバックライト搭載フルカラー光沢パネル。
応答速度8ms。なんかVAIOの液晶モニタみたいなスペックなんですが・・・。
メモリカードスロット、Webカメラ、HDMIポート、Bluetooth、ギガビットイーサ、IEEE802.11b/g/nの無線LANは軒並み搭載。
バッテリーの持続時間はなんと8時間(まじですか!?)。
そして、重要な点は、Windows7 Home Premiumの64ビット版を搭載している点です。
カラーは、なかなかサファイア・ブルーが良さげ。うーん・・・これは欲しいなぁ。
■PSP用のゲーム「428/閉鎖された渋谷で」購入しました■
ゲームはPSPだ!!ということで、新作ソフトの「428/閉鎖された渋谷で」を新品購入しました。
私の428のパッケージ画像を掲載させていただきますね。
気に入っているセガの「街」の続編でもあり、発売日から少し経過してしまいましたか、やっぱり買いました。
画像の通り、まだパッケージの開封すらしてないのですが、プレイ楽しみです。
もっと早く買っておけば良かったのですが、色々ありまして、今日になってしまったわけです。
そういえば、UMDソフトは、残念ながらPSP goでは本当に遊べなくなってしまいましたね。
プログラムは完全に動作するのに、それを読むためのドライブが存在しないから遊べないってのは、実に実にモッタイナイ。残念。
PSP goは、スマートフォンと完全に互角の軽量コンパクト本体とか、コンセプトは本当に良いと思います。来るべきPSP2も少し想像できますし。
いつか、メディア提供の問題が解決されて、PSP goでもUMDソフトが遊べればいいのになぁ・・・。まぁアーカイブスやダウンロード版ソフトだけでも、相当なボリュームですけれどね。
PSP goといえば、本体は高級感もあって、相当なシロモノみたいですね。
UMDソフト周りの問題はこの際置いておくとして、実のところ、かなり欲しくなってます。ハードウェアは明日発売か。とにかく見るだけ見てこようかな。
(追記)
PS3は、完全にやめる事にしました。持っているソフトは全て売却。
遊ぶ場所を拘束され、しかも時間も自由にする事を許さないような大型テレビゲーム機は、いくら性能が高くても、PSPと比較して魅力が無いように思えるし、だいいちアイデンティティだったLinuxインストールを打ち切ってしまったPS3に対しては、時間が経つにつれて感情が冷めてきた・・・。
個人的にX68000の再来とまで思っていたけど、それももう無い・・・。
PSPの母艦の役割も、既にPS3ではなくて、パソコンが便利。
それに、ネットを見ると、どうもPS3は、マイクロソフトのXbox360よりも実はゲーム性能がかなり低いみたいで、同時開発されたタイトルは仕様ダウンが当然みたいになってて、あまりにもショック。
マイクロソフトの開発環境のXNAの評判が開発者で極めて高いらしいですが、ソニーのはダメなのかなぁ・・・。どうなんだろう・・・このあたりの事情はサッパリ見えてこないので、これ以上は話を広げられませんが。
もし次に大型テレビゲーム機を買うなら、最低でも、PSPのように自由な中断がサポートされていないと、やっぱり手が出しづらい。それか、今やもうソフトウェア開発的に洗練されているマイクロソフトのゲーム機の方がいいんだろうか・・・?
いや、それよりも何よりも、来年は、PSPの後継機であるPSP2が出る可能性が高いし、任天堂も負けじとDSをハイビジョン映像対応まで性能アップするという噂があるので、そもそも据え置き型のテレビゲーム機の時代そのものが終わる可能性も、無きにしも非ず。
2009年10月30日金曜日
イチゴジャムを作ってみました!
2009年10月29日木曜日
UMDドライブサポートのPSP新型が登場する・・・らしい!!
UMDドライブを堂々のサポートらしいです。
PSP go発表前後は、かなりの勢いでUMDドライブが廃止される流れでしたが、今や大逆転が起こっており、廃止などあり得ない状況。
そもそも、PSPは、そこそこ軽量でコンパクトなのに光学ドライブを搭載している驚きがアイデンティティーの一つでしたもんね。
それに、もう一つの「メインドライブ」であるメモリスティックが規格めいっぱいまで大容量化(32GB)したもんで、「メモリスティック・インストール」がいよいよ市民権を得ました。
メーカーお任せであるものの、アクセス速度をROMカートリッジ並みにする事も十分可能になりました。
これにより、UMDで大容量ソフトを安価に提供し、本体(メモリスティック)へインストールして高速化も両立という、かなり遅まきながら、PSPは理想的な独自スタイルを持ったわけです。
PSP-4000がどうなるかは分からないですが、基本スペックは同一で、PSP goで採用された新機能の展開が中心かなという気がしますね。
そりゃー、次世代機PSP2の発売が近づく中では、大きなスペックアップは販売戦略上やれないでしょうね。でも、PSP goで採用された機能一式は魅力ありますよ。
「ゲームスリープ」のUMDサポート版があれば、PSP-4000は是非とも買いたいです。
ただ、発売時期は来年以降みたいですね。あまり早いとPSP goを無かった事にしそうだし、遅いとPSP2と接近してしまうし、なかなか位置づけが難しいマシンになりそうですが・・・。
2009年10月28日水曜日
リンゴジャムを作ってみました
特にレシピは無くて、とにかくリンゴの形が無くなるまで砂糖で煮込んでみたら、結構おいしく出来上がりました。
リンゴは簡単に色々と応用が効くみたいで、ありがたい食材ですねー。
自家製パンに、マーガリンと混ぜて塗って、お弁当にしています。
ただ、うまくいけば手作り最高ですが、やっぱり上達しないとダメですね。
怖いのが、大してうまくないものが完成してしまい、しかも結構な予算を使ってしまった場合。
周囲の「材料損した」という怒りの空気。
そして敗北感。
なぜか、全米ナンバーワン!という言葉が頭をグルグル回る痛みがあります・・・
2009年10月27日火曜日
あいかわらずPSPのゲームは綺麗だなぁ・・・
PSPの「ルナ/ハーモニー・オブ・シルバースター」の体験版をやってみました。
16:9スクリーンいっぱに広がる、手描き調の背景画が非常にうまい。
PSPの2Dゲームって、めちゃくちゃ綺麗なものがとにかく多いんですが、その中にあってもルナはかなり上位に食い込むんじゃないでしょうか。
ゲーム内容は、体験版を遊んだ範囲では、まだまだオーソドックスな王道的RPGといった感じですが、少年が初めて冒険の旅に出るという高揚感をよく表現できている感じで、読みなれた物語を読むかのようにスッとゲームに没入出来ました。
戦闘シーンは、一人一人に命令も出来ますが、いきなりAIでのフルオート戦闘も可能。
分かりやすい戦闘が楽しくて、ついついレベルアップ稼ぎをしてしまった私。
が、冷静に考えると体験版はセーブ出来ない仕様なんで、こりゃ続けてもしゃあないかな・・・と思って途中で打ち切ってしまいました。
体験版をクリアすると本編でオマケがあるらしいんですが、まぁいいや。
それと、体験版は当然ながらメモリスティック・オンリーなので、ロード時間はほぼ皆無。
会話の途中にムービーが再生されようとも、サクサクです。
容量は215メガバイトなのですが、これだけ快適だと本編もデータインストール可能だといいなぁ。
PSPのゲームが評価ダウンするパターンって、だいたいUMDのロード時間が長いってのが上がってきますね。でも、メモリスティックにデータインストールさえ出来れば、劇的に快適になるのがもう分かっているのだから、全てのゲームがデータインストールをサポートして欲しいですね。
そうすれば、UMDの大容量とメモリの快適さのハイブリッドで、文句のつけようも無いのでは。
話がUMDの方に飛んでしまいましたね。元に戻します。
「ルナ/ハーモニー・オブ・シルバースター」は、システムがオーソドックスな分、物語に集中できそう。
うーん。製品版も欲しくなってしまいました。
■イース2の方も進めてますよー■
少しづつ進めているイース2ですが、もう日本ファルコムの気合の入りようがハンパじゃないです。
「ルナ」でもPSPの2Dグラフィックスの豊作っぷりを書かせていただきましたが、このイース2は、間違いなくトップグループ、金メダル受賞作品の一本ですねぇ。
個人的RPG史上最高の音楽が流れる中、何度もゲームを進める指を休めて、グラフィックスに見入ってしまってねぇ。良い意味で困る。これはもう困る。
ゲームの内容も、先に進むにつれて、加速度的に面白くなって来ました。
「イース1」では存在しなかった魔法が良いスパイス。
テレパシーの魔法でもってアドルが「ルー」というモンスターに変身出来るのですが、この時にモンスターと会話できるのが楽しくもあり哀しい。
モンスターも独自の生活を持っていて、話をしてみると結構イイ奴だったりするのがまた辛いんですよね。
だって、魔法を切れば、シンプルに殺すか殺されるかだけの間柄に戻ってしまうので。
このあたりは、色々と考えさせられてしまいました。
それにつけても、手のひらでこの美しさ、楽しさを味わえるPSPは、やっぱりいいなぁ。うんイイ。
こうなると、PS3・・・どうしよう。もちろん欲しいのだけれど、買ったとしても・・・冷静に考えると・・・結局PSPばっかり使うだろうから、お金の無駄遣いになりそうな予感がする。どうしよう。
PS3よりも、32GBのメモリスティック買うとか、PSPを強化する方向もアリかも。
うーん・・・色々と考え直してみようかな。
2009年10月25日日曜日
EF 50mm F1.4 USMと、シグマ30mm F1.4 EX DC HSMの開放描写比較
本日の仙台は「全日本大学女子駅伝」がありました。
記念に旗を撮影してみました。
シグマの30mm F1.4 EX DC HSMと、キヤノン純正EF 50mm F1.4 USMレンズを使い、同じ開放F/1.4で撮影比較です。
カメラはEOS KISS X2。撮影モードはマニュアル。シャッター速度は1/100秒に設定してみました。
ピントは「全日本」の文字近辺に合わせています。
背景は、居間のゴチャゴチャしたものが入っているのですが、さすがは開放F/1.4ですよね・・・。
広角レンズのシグマ30mm F1.4 EX DC HSMでも、ブワッとボケて整理してくれちゃいます。
EF 50mm F1.4 USMは、標準レンズだけに、シグマ30mmと同じ場所から撮影するとクローズアップになってしまいますね。
似通った画角にするためにぐっと離れて撮影しています。
同じF/1.4といっても、焦点距離が全然違うレンズなので、背景のぼけの量は50mmの方が大きめ。
でもどちらも柔らかくて良い感じですよね。
色々とF/1.4のレンズを揃えたいなぁ・・・とか思っても、現実的にはこれ以上困難なものがあります。
キヤノンの開放F/1.4レンズは、残念ながらEF 50mm F1.4 USMだけが例外的にリーズナブルで、他のレンズは例外なく全て高価なLレンズとなってしまうんですよね。
まぁLレンズの値段を下げて欲しいなんて絶対に無理な相談ですから、EF-Sレンズで展開して欲しいなぁって思いますね。なんか似たような希望を何回も書いている気がしますが。
たとえば、EF-S 24mm F1.4 USMを8万円前後とかで発売しても、フルサイズのカメラには使えないという制約があるため、Lレンズの24mmには影響を与えにくいし、Goサインは出ないかな・・・。
シグマ30mm F1.4 EX DC HSMの驚くべき開放描写力
またまた手作りパンの朝食を、シグマ30mm F1.4 EX DC HSMレンズの開放F/1.4で撮影してみました。カメラはEOS KISS X2。撮影モードは全てマニュアルモード。絞りは全て開放F/1.4です。
もうすぐ友達が遊びに来るので、昼食に近くなっちゃいますが、ご馳走する予定です。
さて、このレンズ、使うたびに何度も感心してしまうのですが、やっぱり開放F/1.4の描写力はかなり高いものがありますね。
うーん。これでAFの精度や速度が、キヤノン純正EFレンズ、EF-Sレンズ並みだったら、広角大口径レンズの決定版だったかも知れないなぁと。
カメラがEOS KISS X2なので、ピント合わせの必殺技「10倍拡大ライブビュー」があればこそのレンズなのが惜しい。その意味では、一眼レフファインダーがEOS KISS X2とは別次元のEOS 7Dであれば、このレンズをより快適に使えるだろうし、やっぱり、いつかEOS 7Dを導入しなければならないかな・・・。
EOS KISS X4(仮)が出たとしても、高コストの一眼レフファインダーが大きな進化をする事は無いだろうし。
イーグルス健闘した!
日本シリーズ出場の夢は来年以降に持ち越しになったものの、2位は本当に立派な成績だと思うし、心からおめでとうです。野村監督最後の試合となりましたね。本当には来期も続投して欲しいけれど、とにかくこれまでの大役、お疲れ様です。
そして、レギュラーシーズンとクライマックスシリーズの完全優秀のファイターズ。
強い・・・。すげぇ・・・。日本シリーズもこの勢いで制覇して下さい!!
話は変わりますが、イーグルスが勝った時にと思って、気の早い赤飯と豚肉と野菜炒め用意したのですが、普通に夕食になってしまいました。
近所の「秋のひとコマ」と一緒に、シグマ30mm F1.4 EX DC HSMレンズで撮影してみました。
全て絞り開放F/1.4です。
キヤノンの22万円もする最新レンズEF 24mm F1.4L II USMで感心したF/1.4の描写力ですが、このシグマ30mm F1.4も、かなりの健闘です。
このあたりは、さすが最新世代レンズだなぁ。
ぼけ味は、ちょっとだけ癖があるけれど、F/1.4らしいボケ方が広角レンズで味わえるのは素直に嬉しいですねー。しかも、フルサイズ対応レンズでは価格が泣きたくなるくらい高くなるものなので、そこまで考えてしまうと、シグマ30mm F1.4は、APS-Cセンサーカメラのメリットまで引っ張り出してくれるスーパーファイン(プリンタ用紙みたい?)なレンズと言えるでしょう。
キヤノンも純正EF-Sレンズにて、大口径の単焦点レンズ出してくれないかなぁ・・・。
当代最強のAPS-Cフラッグシップ「EOS 7D」も誕生したことだし、需要も見込めるんじゃないかなぁと。
ネット上の噂という段階なら、EF-S 35mm F1.8 USMというレンズの存在が囁かれているんですが、タイミング的にいつになるのかな。いきなりEF-Sレンズだけ単独発売というのも考えにくいんで、やっぱりEOS KISS X4(仮)の前後かなぁ。出てくるといいんですが・・・。
2009年10月24日土曜日
やった小麦粉の値下げ来る
うおおー。ニップンの278円より安くなっちゃったですよ。
沢山買おうと思ったら、もう売り切れ。
ちょっとしか買えなかった。
でもいいんだ。
いよいよ政府が、業者向け小麦の引き渡し価格を、二度目の値下げに踏み切ってくれるんで、小麦製品が値下がりする見込みなんですよね。今回の安売りはその余波かな。
パンを自分で焼くようになってから、小麦やバターの価格がとっても気になる毎日。
何はともあれ、毎日の事だから嬉しいー。
家のトマトと、今年初めてのはらこ飯作ってみました
家で栽培しているミニトマトの写真と、今年初めて作ってみたはらこ飯です。
イクラの下には焼き鮭が隠れているんですが、写真には写ってませんね・・・。
料理は楽しいのですが、人様においしいと言って貰えると嬉しさ10倍です。
私はドシロートなので、まだまだ人様にお出し出来るようなものが本当に少なくて恥ずかしいです。
最近は、本当に主婦の皆様を尊敬する気持ちが強まっております。
毎日の食事をそつなくこなし、家族の健康すら守る大仕事。
すごい・・・。
話は変わりますが、食事の写真などを撮影していると、いわゆる高感度に強いカメラが欲しいなぁと思ってしまいますね。愛機のEOS KISS X2も、ISO 1600まで写せるのですが、EOS 7Dだと、ISO 6400まで写せる(ゲインアップという手法だとISO 12800まで可能!!)ので、もっと気楽かなぁと。
ネットを見ると、病的に、神経質なまでに高感度のノイズ論議をされてたりしますが、最近ちょっとホラーというか怖いなぁと思うレベルにまで来ているなぁ・・・って思います。
特に最近は、一般人だけでなくて評論家みたいな方まで、高画素を魔女狩りにかける論調が高まっており、なんなんだろう・・・って気になって来ています。
個人的には、EOS 7Dは、1800万画素という高画素でありながら、EOS KISS X2のISO 1600をも上回る画質のISO 3200を達成していたりして、 純粋にスゲェなぁと思うんですが。
低画素のメリットを論じるのが極端にハズれて来て、高画素の魔女狩りブームになるのはやめて欲しいですよね。ネジが外れすぎてます。
憧れのレンズについて「EF 24mm F1.4L II USM」
憧れのレンズについて語る記事シリーズです。
第一弾は、キヤノンが世界に誇る超広角大口径レンズ「EF 24mm F1.4L II USM」です。
このレンズの初代は、1994年当時に、キヤノンとして初めて有毒物質を使わないエコガラスを採用したレンズでもあります。エコガラスは、鉛などをバリバリ使用したレンズと比べて透明度が低くて描写力が不利な傾向があるようなのですが、今ほど問題化していない当時からよく高度な判断を下せたものだと感心させられますね。
スペック的にも、このレンズは、オートフォーカス対応の超広角24mmでありながら、驚異的な開放F/1.4を実現した、まさに径の大きなキヤノンEFマウントならではのユニークなレンズの一本であります。
色の美しいLレンズの中にあっても、特に色の美しさとボケの美しさが高く評価されていますが、ただ、防塵防滴でもない24mmの単焦点が実売20万円近いという価格、倍率色収差がかなり大きいなど時代にそぐわない旧式設計がネックとなり、高い描写力を持ちながら4万円ほどのEF 24mm F2.8の方を買った方が良いという判断もアリなのが、このレンズ購入最大の壁だったろうと思います。
さて、そうこうしているうちに、EF 24mm F1.4L USMは、レンズの部材から部材の配置まで完全に新設計のII型にリニューアル。いよいよEF 24mm F1.4L II USMの登場となったわけです。
キヤノンは、あくまでも高価なLレンズ中心とはいえ、ズームレンズ全盛時代の中、積極的に単焦点レンズを強化してくれていますが、その中でも、特に強化が成功しているレンズが本レンズではないでしょうか。
実は私は、EOS 5D Mark2発表会の時に、EF 24mm F1.4L II USMレンズを、愛機のEOS KISS X2に装着して実写しておりました。
実写した写真を二枚掲載させていただきます。
被写体はともにEOS 5D Mark2ですが、ナナメになって写っている写真が開放F/1.4です。
ピントは5Dのネーミング・バッジに当ててあります。
EOS 5D Mark2と正対した写真は、F/5.6に絞って撮影しました。
さて、レンズの使用感ですが、これはもう極上そのもの。
とにかく、オートフォーカスの速度は、最新鋭の超音波モーターUSMだけあって、もはや言うまでも無いのではないかと思いますが、例によって極めて高速で静粛。
世界最高速度ランクとはこうだ、と言わんばかりの快適性を味わう事が可能です。
そして、描写力は、開放F/1.4のレンズとしては、驚異的なまでに解像力が高くて最新鋭設計を感じます。ピントの合った部分の鮮明さは、これが本当にF/1.4なのかと、何度も見直してしまうくらい現代的なガッチリとした描写を見せています。
輝度の高い部分に若干のパープルフリンジは感じますが、F/1.4としては問題にならない水準。
そして、超広角レンズ離れしたボケ味の美しさも特徴です。元々24mm F1.4は、超広角レンズ離れしたボケの美しさを評価されていましたが、その持ち味が継承された格好です。
F/4やF/5.6などに絞り込むと、もはやその解像力の高さは揺ぎ無く、同時に発売されたEOS 5D Mark2のフルサイズ2110万画素センサーを意識せずにはおれません。
いや、EOS KISS X2の1220万画素APS-Cセンサーの能力をも、一段階や二段階など軽く上げてくれるレンズなのは間違いありません。
このレンズは、初代にはどういうわけか無かった防塵防滴構造がようやく採用され、さらに、徹底的にフレアやゴーストを抑制するSWC(サブウェーブレングス・ストラクチャー・コーティング)という新開発の特殊コーティングを施されており、対角線魚眼レンズもかくやという超高度な耐逆光性能を獲得しており、もはや使う場所を選びません。
このレンズは、本当に欲しい。
実は、私は、ある高名な写真家の先生と直接お話する機会があり、「どんなレンズがおすすめですか」と聞いてみたところ、「24mm L買え」とアドバイスを頂いた事があるのです。
先生から「キミはどんなレンズ使っているんだ」という問いを受けて「EF 28mm F2.8」ですと即答した事に対しての流れだったかと思うんですが・・・すみません先生。20万円超えレンズは高くてまだ手が出ません・・・
PSPのイース2、疲れ気味の心身を癒してくれます
不況といいますが、こちとらエンジニアは、より高い精度の結果をより短期間で求められて、闇雲に鍛えられます・・・。
って、もう朝の四時かよと。
ギンギンに頭を使った後って、興奮してるから眠れないもんで、PSPで「イース2」やってます。
いやー・・・さすが日本ファルコムとPSP。
美しいグラフィックスと、快適な難易度のアクティブ戦闘は癒されます。
それと、何と言っても、音楽がずば抜けて良いですね。
効果音を完全に消去して、音楽だけ聴ける機能があるんですが、それだけの価値あり。
イースは、常々、全RPGの中で最高の音楽と思ってますが、アレンジバージョンの完成度にも不足が無く、ますます価値アップって感じです。強烈に記憶に残るのは何故。
イースだけに感じるわけではありませんが、PSPの音源は間違い無くゲーム機の最高水準にあります。
こんな小さな携帯ボディから、こんな高音質で聴かせるマシン。
このあたりは、何があろうともAVのソニーが意地を見せた感あり。
ヘッドフォンで聴くのは当然ですが、ノイズのクリアさまで考えると、今後、新型が登場しても、あまり違いが識別できない所まで行ってるかも。
PSPって、スペック表に出てこない部分に妙な開発者の熱気が込められていて、いかにも日本らしさがあって良いですよね。
後継機のPSP2は、どうなるんだろう。
スマートフォンを追撃するって言うけど、OSが大規模になりそうなんで、メモリだけはガッチリ積んで欲しいですね。
プレイステーションは、全世代でソニーがメモリ搭載量を少なく済ませるので、ゲームにも影響出しまくりじゃないですか。
PSP2とPS4は、こんなにいらねぇってくらいメインメモリをブチ込んで欲しいです。
2009年10月22日木曜日
次世代の携帯ゲーム機では、ソニーは完全にダメとなる?
私はプレイステーション、特にPSPが大好きで、次世代でもプレイステーションには期待しています。
しかし、それとは別立てで、冷静に状況を考えると、やっぱり次世代のソニーは完全にダメになってしまうかな・・・という心配があります。
それに、ネットを見ると、ソニーのPSP2はもちろんのこと、任天堂のDS後継機についても、発売はともかくとして2010年には何らかの情報が出てくる気配ですね。
■次世代となって、磐石となる任天堂■
任天堂のハードウェアは、現在でも多数の良質なオリジナルソフトに恵まれ、あとはハードウェアの性能だけが課題だっただけに、これが世代アップする後継機は磐石の態勢と言えるでしょう。
ソニーは、結果的には無理をして詰め込んだPSPの性能の高さが救いとなって、初の携帯ゲーム機は国内1000万台の大台突破の成功を果たしましたが、性能だけに頼る状態を続けさせれば、おのずと性能アップする次世代DSの前に崩れ去るのは火を見るよりも明らかと言えるでしょう。
■今世代でもまだ新しい「迷走」を開始するソニー■
ソニーに厳しい感情を持たざるを得ないのは、次世代機の前に、既に現世代の新型「PSP go」において、さらに火種をばらまいているからです。
当初は「最初から考えていた」と言っていたUMDソフトの利用が、やっぱり出来ないと訂正されました。
これによって、PSP goでUMDソフトをプレイしたい場合は、あらためて割引ナシでダウンロード版を二重に買う事が必須となり、シリーズのメリットが消失しています。
また、PSPやPS3の時に散々言われた「価格が高いからダメ」という世間の意見がスルーされ、PSP goの価格はPSPの何と1万円高という状況。
ともあれ、ゲーム機の相場より高い値段をつけておいて「本当は何倍ものお金がかかっているのだから、この価格でも安いのだ理論」のプライスは、確かに気持ちは分かるのですが、何度やっても一般には通用してないのが明らかになっているのだから、技術者のプライドとかを説得してもこの路線はやめた方が良いと思います。
ゲーム機=安いというのを世間にアピールしたのは、他ならないソニーを始めとするゲーム機業界そのものなので、今さら高くしても一般消費者の強い怒りを買うだけなのは、初代PSPと初代PS3と初代(?)PSP goの全部が皮肉にも証明しています。
だから、このままいくと、PSP2は本当に大丈夫なのかという心配が先に立ってしまうんですね。
まず、値段が高いとどんなに高性能でも即NGなのは、過去の実績から明らかです。
また、大きくて重くてもダメ。
でも、全てのダメ要素を無視して発売を押し切りそうなのが、今のソニーの怖いところ。
PSP goが無ければ、PSPとPS3を遅まきながら軌道にのせたソニーの勢いを信じたところですが、最後っ屁でやらかしてくれたのは痛いものがあります。
厳しい意見を書いてすみません。本心では、こんな意見を粉砕するくらい、ソニーの場外ホームランを見たい気持ちなのですが・・・。
キヤノンプロ用カメラのEOS 1D Mark IV発表・・・しかし
でも、期待したレンズの新作の発表は無し・・・。
EF 100-400mm F4.5-5.6L II IS USMか、EF 24-70mm F2.8L IS USMの同時発表があるかと思っていたので、かなりガッカリ・・・。
やはり、一眼レフカメラは、本体も良いですがレンズが楽しみなので・・・。
このカメラ、さすが頂点の「1」のネーミングを持つ最上位クラス。とにかくスペックが極めて高いです。プロの方ならば、いても立ってもいられないカメラなのではないでしょうか。
でも、個人的には、お値段がやっぱり50万円を軽々と超えてしまったから、恥ずかしながらオサイフ的に違う世界の話になってしまいました・・・。
フラッグシップとか、ドカーン、ババーン、という擬音が似合うような、大層なルックスのカメラって欲しいし憧れるんですが、実際にお金を出して買うとなると、軽量コンパクトなEOS KISSシリーズ(来年出るであろうEOS KISS X4とか)に行ってしまうかなぁ・・・。
知っている範囲でも、EOS 20Dですらも、「(ゴツ過ぎて、見るのも)怖い」っていう女性も多いし・・・。まぁ一眼レフは、ぶっちゃけ装着するレンズでルックスが激変するものなのですが。
モータースポーツの撮影に関しても、実はこの分野は全く経験があまりなくて、雨のフォーミュラニッポンで撮影してみただけなんですが、EOS KISS X2でも、難しいけど何とかなりそうな印象でしたし。
今回掲載させていただいた写真は、EOS KISS X2で撮影。撮影モードは全てマニュアルモードのワンショット撮影です。
華麗なる流し撮りやコーナーを立ち上がる神々しい姿なーんてショットは全然撮れませんでしたが、ご容赦下さいませ・・・。
というわけで、小さいけどシッカリ者なEOS KISS X2がある以上、カメラかレンズか買えと言われたら、やっぱりレンズ。カメラはもう十分だい。
(そりゃ1D欲しいけど、お金を考えるとパス)
その意味では、今回新作レンズが発表されなかったのは寂しいですね・・・。
2009年10月21日水曜日
仙台ローカル番組の中で、イーグルスの戦いをPS3でシミュレーションしてました
とある仙台ローカル番組の中で、クライマックスシリーズのイーグルスVSファイターズの戦いを、PS3のゲーム「プロ野球スピリッツ6」を使ってシミュレートしてました。
結果はイーグルス勝利でしたけど、あくまでもテレビゲームなので本当はどうなるのかなぁ・・・。
私が持っているのは、「プロ野球スピリッツ5」という、一つ前のバージョンですが、まだ起動すらしないままPS3を手放したので内容が分からないままでしたが、このテレビで色々と知る事が出来ました。
うーん。PS3と考えれば微妙。テレビで見る限り、動きや演出は本当のプロ野球中継みたいに見えたんですが、選手の描写は思ったよりはリアルじゃなくて、いかにもゲームキャラクターといった感じのテクスチャでしたねー。
いや、かなり美しいのは確かですが。
6はともかく、イーグルスがもしも日本シリーズに進むような事があったら、プロ野球スピリッツ7(仮称)は買おうっと。
2009年10月20日火曜日
タムロン「SP AF 90mm F/2.8 Di」レンズで撮る手作りサンドイッチと、とんぼ
今回は、タムロンのSP AF 90mm F/2.8 Diマクロレンズで手作りサンドイッチを撮影してみました。
パンも、パナソニックホームベーカリー「SD-BM102」による手作りです。
少しでも大きく、おいしいパンを焼こうと研究した結果、レシピが固まりました。
強力粉250g、薄力粉40g、バター10g、ショートニング15g、スキムミルク6g、塩5g、砂糖40g、ドライイースト3g強、水180mlというレシピでやると、一斤タイプホームベーカリーの限界いっぱいのサイズに膨らみ、さらに食感もフワフワ、モチモチで相当なおいしさです。
このパンを使ったサンドイッチは、肉類ではなくて、柿をサンドしてみました。柿サンド、ジューシーでおすすめですよ。
さて、タムロン90mmですが、このレンズは、伝説名玉とまで言われる、名玉と言われるレンズの中でもとにかく別格の存在です。重量が軽くて、値段もお手ごろというのも大きな魅力です。
その描写力は、解像力ばかり追求しているのではなくて、優しくかつ美しく、そして極めて緻密。
とても情感に訴えるものがあります。このあたりは、まさに純正EFレンズが得意とする「味」の領域なんですよね。
特に、ボケ味の良さは、これはもう、キヤノンのEF 100mm F2.8L MACRO IS USMが登場するまでは、ちょっと相手が見つからないほどの水準であり、その魅力は、今後どんな新型レンズが開発されようとも揺るぎようがないと思われます。
昆虫などへのピント合わせは、さすがにキヤノンEF 100mm F2.8L MACRO IS USMのようなマクロ域でさえも超高速AFが使えてしまう常識外れの最新鋭レンズとは違い、昔ながらのマニュアルフォーカスがメインとなりますが、それは決してマイナスではないのです(というかマニュアルが普通)。
とにかくタムロン90mmマクロは、フォーカスリングの操作性も絶品。
リングのタッチには適度に粘りがあり、微妙なフォーカシングが楽しいんです。
遠景撮影も優秀なのがこのレンズ。
遠景ではAFを使いたいところですが、AFの速度はともかくとして、ピントの精度は良好なのです。
このあたりは、EOS KISS X2やEOS 20Dの、中央部F/2.8対応センサーとの相性が良いのかなと。
とんぼの写真は、EOS 20Dで撮影しました。マニュアルモードでの撮影。絞りはF/5.6まで絞り込んであるのですが、ボケ味は涙が出るくらい美しいです。
2009年10月18日日曜日
EF 100mm F2.8L MACRO IS USMレンズで撮る、蔵王の紅葉
欲しいカメラを考える
私はどうだろう。写真を楽しむのとは別立ての話で、やっぱり私はカメラそのものも好きなので、いつかまた新しいカメラが欲しくなるんだろうな。
その時は、EOS KISS X4(仮称)かなぁという気がしてます。小さくてシッカリ者のKISSが、やっぱり私の気に合うのかなー・・・。
画質は、私からはもう何も求めるものは無いので、スポット1点フォーカスの採用、AFマイクロアジャストメントの採用、出来ればもう少しだけ一眼レフファインダーを強化して欲しいなぁと。
キヤノンEF-S 10-22mm F3.5-4.5 USMレンズで撮る、蔵王の紅葉
今年初めての蔵王の紅葉を、キヤノンの超広角ズームレンズ「EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM」で撮影してみました。
正直に打ち明けると、朝もやの残存と強い太陽の光によって、かなり難しい撮影でした。
1枚シャッター切るのに何度も露出の決定をやり直したんで、枚数は全然。
写真の前に、まずはこのレンズについて書かせていただきますね。
このレンズは、単にキヤノンEF-Sレンズラインナップの一本というだけではありません。
キヤノンのEF-Sレンズを、評判的に長期間たった一本で支えてきた、まさにEF-Sの屋台骨と言えるレンズなんです。
このレンズは、「キヤノンのAPS-Cカメラは広角に弱いのだ」という悪評を一気に覆すために生み出され、その役目を十分以上に果たし、そして今もなおキヤノンAPS-Cカメラの超広角から広角を強固に支え続けています。レンズの部材構成は、Lレンズに匹敵しています。Lレンズ以外では採用実績の無い部材「スーパーUDレンズ」を採用した唯一のレンズでもあります。
10mmからの超広角レンズとしては、驚異的なまでに歪曲収差が徹底補正され、直線命の建築物の撮影にさえも使える水準にあり、ワイド気味のスナップ写真までこなせる22mmまで抜かりがありません。
超広角レンズであるため、ボケの量は少ないものの、絞りは円形絞りを採用しており、22mmであればボケ味そのものは良好。
しかも最短撮影距離は24cmをマーク(殆どの単焦点レンズを超える)しており、構図の自由度も高い水準にあります。
オートフォーカスは、最高速度クラスの超音波モーターUSMを搭載しており、その速度とピント精度は抜群であり、肉眼でのピント合わせが困難な超広角レンズの不安を、快適なAFシステムが万全フォロー。
しかも、これだけのレンズでありながら、385gという軽量コンパクトレンズ。
キヤノンのAPS-Cの生命線であり、その存在価値すらも左右する、EF-Sレンズの女王と言って良いと思います。
私がこのレンズを使う時は、単焦点レンズの集合体として使っています。
どういう事かと言うと、撮影の前に、まずは使いたい焦点距離にズームリングを合わせてから一眼レフファインダーに接眼するようにしているわけなんですね。
さて、このレンズで撮影した、今年初めての蔵王の紅葉写真ですが、各焦点距離ごとになかなか気に入った写真が撮れましたので、それを掲載させて頂きます。
カメラはEOS KISS X2。撮影モードは全てマニュアル撮影モードです。
■純正の単焦点レンズには存在しない10mmの世界■
焦点距離10mmは、純正単焦点レンズには存在しません。この焦点距離を使いたければ、このレンズが絶対条件となるんですね。
当然ながら、胸のすくような画角が特長ですが、なんでもかんでも10mmなら良いのか?というとそうでもないんです。
そう、たしかに画角は広がりますが、その代償もあるわけです。
遠近感が、肉眼で見ている分よりも、極端に強調されてしまうのです。
どういう事かというと、肉眼ではちょうど良い風景が、10mmレンズを介したとたんに、中央部が奥にギューンと遠ざかり、その代わりに、手前に予期しない余計な空間が広く出現してしまいます。それを計算しながら使わないと、なかなか気に入る写真が撮れなかったりしますねー・・・。
超広角レンズは、決して広く撮影するレンズではなくて、被写体に接近するためのレンズと言えるのではないか、と私は思っています。
これを覆す超広角レンズは、シグマ15mm F2.8のような対角線魚眼(ダイアゴナル・フィッシュアイ)レンズを装着したAPS-Cカメラでありますが、それはまた別の機会に書かせていただければと思います。
■Lレンズならば30万円!!の14mm■
個人的に雲の上の存在の超広角Lレンズ「EF 14mm F2.8L II USM」。これと同等の14mmの画角も、EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USMレンズならば得られます。
もちろん、泣く子も黙る超広角単焦点Lレンズの画質には及ばないでしょうが、EF-Sもかなりの実力なのは間違いありません。
14mmは、10mmほどの極端な効果は無いものの、明らかな超広角の効果はキッチリ反映されるという、なんと言うか絶妙なバランスがあります。
■スナップ写真もドンドン行ける22mm■
このレンズはどうしても10mmや14mmといった超超広角レンズとしての注目が高いですが、実のところ、22mmが使えるという事がより価値を高めている印象があります。
単焦点レンズのEF 20mm F2.8 USMよりも少しだけ望遠になっているため、おだやかな画角の風景写真や、気軽なスナップ写真に、嬉しくなるくらいの便利さでもって対応出来るんですよね。
最短撮影距離が24cmと極めて優れているため、花の撮影なんかにも活用できます。
もちろん、22mm時はレンズの名が指し示すまんまで開放F/4.5ですから、ボケ量や明るさには制約があります。しかし、円形絞りの採用が効いているのか、ボケ味そのものは実に素直。ズームレンズの中ではかなり優秀ではないかと思います。
なんて、色々と偉そうに書いてしまって申し訳ありません。
月並みですけれど、楽しく写真を撮れれば何でもいいというか、それが一番ですね。