このブログを見て下さった皆様に、心より感謝申し上げます。名前はゲームブログですが、色々な話題を書かせて頂きたいと思います(大好きな写真/映像/カメラ、ペン、コンピュータ、食べ物、映画、クルマ、家電製品などなど)。 なにとぞ、これからもよろしくお願いいたします。皆様あってのブログです。
2007年11月30日金曜日
ウィルコムのアドエスで、PS3 Linuxウインドウモードのリモートコントロール
先日、ウィルコムのアドエス(Advanced/W-ZERO3[es])と、その上で動くPocket Puttyを使って、PS3 Linuxにリモート接続出来た記事を書かせて頂きました。
この時はコマンドモードの利用でしたが、この調子ならもしかするとウインドウモードのリモートコントロールも可能かも?と思い立ち、探してみたところ・・・W-ZERO3シリーズで動くVNCクライアントソフトが開発されておりました。なんと素晴らしい。いつもなのですが、開発者の方々には本当に感謝の言葉しかありません。
わくわくしながらダウンロード&インストール。
VNCサーバーは、もうPS3 Linux上で動作しているので、Linux側はそのまま。
VNCサーバーが送り出す画面の解像度も、手持ちのミニノートパソコンで余裕のある800x400ドットの設定を変えずにそのまま使用。
さて・・・いくぞ。どうなるか。
アドエスのスクリーンに、PS3 Linuxのログオン画面が表示されました。
やっぱり「おおー」ってなりますね。こりゃどうしても。
さすがにコマンドモードほどのキーレスポンスは出ませんが、そりゃそうだろう、と、とにかくアドエスのキーボードをプチプチと打鍵して、パスワード入力。
「おおー^2」
本当にウインドウシステムの画面がアドエスのスクリーンに出ました。
VNCは、設定ファイルを書き換える事によって、起動するウインドウシステムを決められるのですが、今はGNOMEにしています。
ただ、当たり前かも知れませんが、やっぱり重たいですね。
全然設定を煮詰めていない私が悪いのかも知れませんが、アドエスのタッチスクリーンをペンでつついてウインドウをドラッグすると、実際にウインドウが動くまでに、何秒かのタイムラグが発生してしまいます。
もちろん、アドエスの本来の用途を超えた事をやってるわけで、そこにPS3 Linuxのウインドウが表示されるだけでも大感激です。
速度的に常用は辛いですけれど、ともかくウインドウを操る事は可能になったので、いざという時には助かるんじゃないかと思います。
2007年11月29日木曜日
VNCで、PS3 Linuxのウインドウモードをリモートコントロール
PS3 Linuxへのリモート接続は、コマンドモードがメインの私。ですが・・・。
VNCを使うと、ウインドウモードでのリモートコンロトールも可能なんですね。
うーん。Windowsミニノートパソコンを使い、こたつにもぐりながらPS3 Linuxを操作できるのは、やっぱり極楽、極楽。
コマンドモードのリモートウインドウのその横で、ウインドウモードのリモートウインドが開き、その中で本家Linuxのコマンドウインドウが開いている・・・という、書いててよく分からなくなるような事も可能です。
ウインドウモードのリモートコントロールだからって、ハイスペックなパソコンが必要なわけでもないようです。私のミニノートは、Pentium2(400MHz)搭載という古いタイプなんですけれど、高速ではないもののしっかり使えてくれています。
さて、VNCの設定は、/etc/sysconfig/vncserversというファイルに行うのですが、
解像度は、ミニノートの画面でも余白が出来るように800x400ドットにしてみました。
最初迷うのが、独特なディスプレイ番号という考え方でした。
でもこれって、単純に1番はこのユーザー、2番はこのユーザーという具合に順番に割り振る設定をしておけば良いんですね。
接続の時に、サーバーのIPアドレスの後ろに:番号として付けてあげます。
今回は、VNCの起動や停止コマンドを入力するにあたって、Linuxの持つコマンドの別名定義エイリアス機能を使って短い名前にしてみました。
alias vnc_start='service vncserver start'
という定義を行って、vnc_startで開始。
このままだとログアウトすると設定が消えてしまうので、~/.bashrcに書き込んでおきました。
Liunxは、動作がとっても軽くて済むコマンドモードが非常に強力なのがありがたいです。
リモートコントロールするにも、昔のノートパソコンやウィルコムのスマートフォンが使えてしまうのですから。
今回に限らないのですが、素晴らしいソフトを開発して下さった全ての方々に感謝しています。
Linuxの電卓bcには、脱帽です。
名前だけは知っていましたが、一度も使った事の無かった電卓bc。
ちょっと電卓が必要になりまして、せっかくだからと使ってみました。
軽い気持ちで使ってみたら、これがとんでもない高機能な電卓なんですねぇ。
まさか、電卓にまで驚く事があろうとは・・・。ともかくこのbcには脱帽するしかありませんでした。
bcは、数式を入力すると結果を出してくれるタイプで使いやすいですね。
10/3
と入力すると、3.3333....という結果が出て来てくれます。
最初にビックリしたのが、桁数を思い通りに変更出来る点です。
scale=500などとすると、小数点以下500桁とかいう、とんでもない事も可能になります。
とにかく、コマンド画面を埋め尽くすような桁数の計算が出来てしまいますね。ひゃー。
さらに、自分で関数も定義出来てしまうんですね。
define pi() { return 3.14; }
などとすると、これ以降は、2 * 500 * pi() などと計算に使う事が出来ます。
ちょっとした計算をしたい時に、サッと気軽に使えますし、bc良いなぁ・・・。
ちなみに、単にbcとだけ入力すると、起動メッセージが画面に表示されてしまうし、その上、そのままでは整数の計算しか出来ない状態からスタートしてしまいます。
bc -q -l
とすると、起動メッセージが無くなり、さらに初期状態で小数点以下20桁の計算が可能になるんで便利。
コマンドラインだけで完結したい場合も、
echo "1920 * 1080" | bc
などと入力するとその場で結果を返してくれますね。
さて、最後にちょっとWindowsの話をさせて頂きたいと思います。
Windowsには、コマンドラインから使える電卓が標準では用意されてないので、bcコマンドに刺激を受けて、昨夜、寝る前にちょっと作ってみました(.NET Framework2.0)。
コマンド名はCOMPUTEにしました・・・が、作ってはみたものの、Windowsでは、コマンドラインで何かするプログラムってのは使用頻度が低いかも知れませんね・・・。
(注:念のため、LinuxのコマンドのウィンドウがWindows XPなのは、Windows XPからLinuxにリモートアクセスして使っているからです。)
2007年11月28日水曜日
ウィルコムのアドエスから、PS3 Linuxをリモートコントロール出来たぁ!
なんと、ウィルコムのアドエスから、PS3 Linuxをリモートコントロールする事が出来ましたぁ!!
アドエスは、フルキーボードを搭載しているので、操作に必要なコントロールキーもちゃんと備えており、ごく普通にLinuxを使う事が出来ます。
電話のテンキーでの入力の方はどうかといえば、かなり苦しいけど、うーん簡単なコマンド入力くらいであれば何とか出来るかな?というところです。片手での操作が可能になるので、テンキー入力・・・これはこれで捨てがたいものもあります。
接続方法は、本体に内蔵している無線LANです。もちろんPHSで外から接続する事も可能ですが、(私のプランでは)パケット代がある程度かかるので、当面は無線LANだけでやることにします。
気になる速度ですが、確かにパソコンからリモートコントロールしている時と比較すると、ちょっとだけキーレスポンスが悪く感じる場面もありますが、今のところ概ね普通に使えています。
ちなみに、Linuxの画面で動かしているプログラムの一つは、私が昨夜、C#言語で作ったJANコードのチェックデジット算出プログラムです。
しかし、プレイステーション3でLinuxを使い、それをリモートコントロールするのは電話たるウィルコムのアドエス(Advanced/W-ZERO3[es])というのは、どちらも専用機では無いという意味において面白いかも知れませんね。
アドエスにインストールしたリモートコントロールのためのソフトは、Pocket Puttyというフリーソフトです。
プレイステーション3とアドエスのツーショット写真は、ウィルコムのWX320Kという電話のカメラで撮りました。スクリーンショットは、アドエスのスクリーンショットキャプチャです。
それにつけても、アドエスにPS3 Linuxのログオン画面が表示された時には、とびあがるくらい嬉しかったですよ。
PS3 Linuxで、C#言語プログラミングしてみた
PS3 Linux上で、C#言語によるプログラミングが行えるのが分かったので、さっそく一つ作ってみました。
今回も、Windowsノートパソコンから、PS3 Linuxをリモートコントロールして使っています。
みなさんご存知のバーコード。
そのバーコードの規格の一つにJANコードというのがあるんですが、あれって13桁ありますよね(8桁のもありますが)。
その最後の桁の数字は、前の12桁をバーコードスキャナが正しくスキャン出来たかどうかを確認するためのチェック用の数字、いわば暗号となっています。
名前をチェックデジットといいます。
それを求めるコマンドモード用のプログラムを作ってみました。
たとえば、978479801595という数字を入力すると、チェックデジットは8と算出され、JANコード13桁が完成するわけです。
終了コードQを入力するまで、何度でも繰り返し使用が出来るようなインターフェースにしてます。
プログラム名はGetJan.exe
ただし、実行のたびにmono GetJan.exeと書かなくてはならず、面倒なので、シェルスクリプトでラップしてしまいました。
これにより、
. GetJanだけで実行されます。
ただ、PS3 Linux (Fedora8)にインストールされているmonoフレームワークは、Windowsパソコンで動く.NET Framework2.0とはちょっと違いますね。
たとえば、ulong型のTryParse()というメソッドを使ったらエラーが出てしまいました。
自宅のWindowsマシンでは動くんで、あれれ・・・です。
ただ、今、午前2:00過ぎ。ちょい眠くて明日の仕事に差し支えそうなので、とりあえず動かない部分は動くように無理矢理作り直して動かしました。
PS3 Linux(Fedora8)のmonoフレームワークは、.NET Framework2.0に対応しているはずなので、細部の差異はあれども、かなり使えそうですよ。
ちなみに、作業の中で、メモリ節約のために止めていたFTPサーバーですが、これを設定して使うようにしました。
2007年11月27日火曜日
PS3 Linuxは、C#言語も使える!
PS3 Linux(Fedora8)には、最新のオブジェクト指向プログラミング言語である、C#(シーシャープ)言語が最初からインストールされていました。
.NET Framework互換の、monoというフレームワーク上で動作するのですね。
試しに簡単なコードをちらっと書いてテストしてみたところ、コンパイルから実行まで問題なく行けました。
コードはViエディタで適当に書いて、
コンパイルするコマンドは、mcs。
実行は、やっぱりプログラム名だけでは駄目みたいで、monoコマンドが必要です。
ちなみに、ウインドウがWindows XPのものになっていますが、これは、Windows XPから、PS3 Linuxをリモートコントロールして使っているからです。
C#言語は、今やマイクロソフト社の製品ではなく、汎用的な言語に昇格?しています。
PS3 Linuxでもこの言語を使っていけるのはかなり嬉しい。
言ってはいけない事なれど、Visual Studio 2005 ExpressのLinux版が欲しくなります・・・(でもコマンドモードで使う限りはどの道だめですけれど)。
Windowsノートパソコンから、PS3 Linuxをリモートコントロール
何だかPS3の前に座って作業するのは億劫だなぁ・・・。
とか、
PS3を置いていない部屋でPS3 Linuxを使いたいなぁ・・・。
とか、
そういう時って結構あると思います。
Linuxは最初からネットワークOSとして設計されているので、しかるべきソフトさえあれば、Windowsノートパソコンからでもごく普通にリモートコントロール出来るのです。
ここらへんは、さすがLinux。非常に心強いものがあります。
私はPuttyというソフトを使い、SSH2という方式でWindowsノートパソコンとPS3 Linuxを接続しています。文字コードはUTF-8 (CJK)にしています。
ノートパソコンのスペックが心配になるところですけれど、コマンドモードでの利用になるので、スペックは低くて構いません。私は、Pentium2 (400MHz)のミニノートを使っています。
作業場所を選ばないのは本当に嬉しいものですが、このやり方は、それだけにとどまりません。
作業の効率がむしろ上がるのではないか?というメリットもあると思います。
Linuxは、何と言っても1ユーザーで複数のセッションが開けるので、たとえば、スクリプト入力用の画面と、実行用の画面を並べてガリガリと作業する事も当たり前のように可能になっています。
つまり、コマンドのウインドウを沢山開いて使えるわけです。
もちろん、1つのセッションだけを開いて、その中で複数のジョブを切り替えながら作業する事も可能ですが、ウインドウを並べて使う方が楽なんじゃないかと感じます。
Windowsアプリが使いたくなったら、すぐ隣にWindowsアプリのウインドウを開けばいいだけですし、手早く色々出来るのではないでしょうか。
PS3 Linuxかー・・・いいもんですねぇ。
2007年11月26日月曜日
PSPのメモリスティックPRO Duoを4GBにしました
遅ればせながら初音ミクを知りました
先日、PS3まいにちいっしょの「トロステーション」を見ていると、初音ミクというソフトの紹介がありました。
そればかりか、アイテムとして、初音ミクポスターをもらってしまいました。
今はトロの部屋のふすまに貼っています。
この初音ミクというソフト、親しみやすくするためかな?綺麗なイラストを使っているのですが、その技術は最先端。歌声を作れてしまうのですね。
かなり有名なソフトらしく、もはや知らないといけないレベルになっているのかな?
昔から定期購読している日経パソコンなんか、初音ミク関連の記事が同じ号に三つも掲載されてしまう程です。
歌声を作れるソフトを、ボーカロイドという切り口で繰り出せるのは、日本ならではなんでしょうね。
寒い日にも、布団の中からリモートプレイ
寒さが厳しくなってまいりました。
皆さんも体には気をつけてお過ごし下さいね。
さて、寒い日こそ、布団の中からでもリモートプレイでPS3を楽しみましょう。
別に布団のなかじゃなくても良いのですが。
携帯ゲーム機のPSPさえあれば、リモートプレイでPSPの画面にPS3のシステム画面を呼び出してそのまま使えてしまいます。
ゲームは、まいにちいっしょが完全対応。
PSPはもともと高性能なんですが、明らかにそのPSPの持つ能力以上の描写力でもって、トロやクロが画面に描き出されます。これ、最初はかなり感動しますね。
このリモートプレイ、逆にPSPの助けになる局面もあります。
私は初代PSPを使っていますが、正直、メインメモリ32MBでは、ちょっと画像の多いページに行くと処理能力が追いついてくれません。
最新のFlashのプラグインも無いのでYouTubeも見られません。
これが、リモートプレイを使うと、あくまでもPS3との通信が届く範囲内という条件付きではありますが、擬似的にこの限界を越えられます。
実体はPS3ですから。
ここまで来てしまうと、PSPの無線LANがIEEE802.11bではなくて、IEEE802.11gだったらなぁと思ってしまいますが、
2007年11月23日金曜日
GNOMEパネルのフリーズの解消
PS3 Linux(Fedora8)のウィンドウシステムにおいて、一般ユーザーでのログオン時、起動直後のしょっぱなからGNOMEパネルがフリーズするという現象に悩まされました。
GNOMEパネルとは、Windowsで言う所のタスクバーなのですが、なにかカスタマイズしてしまうとダメな印象です。
とりあえず、ホームディレクトリの直下に存在する.gconfというディレクトリを丸ごと削除して再起動したらフリーズが収まりました。
具体的な手順は以下の通りです。なお、フリーズするのも、以下の手順が通用するのも、私の環境だけかもしれません。
.gconfは、不可視になっているのでそのままでは見えません。
ls -al ~/ | grep -i ".gconf$"
などというコマンドで情報が見えます。
確認したら、いよいよ削除へ。
ディレクトリを中に何が入っていようと関係なく一気に全部消すコマンド
rm -r ~/.gconf
で.gconf以下を全部削除。その後再起動。
壁紙の設定はやり直しになりますが、GNOMEパネルのフリーズは今のところ解消されました。
とりあえず感はあります。フリーズがいつまた再現するか分かりません。
GNOMEパネルとは、Windowsで言う所のタスクバーなのですが、なにかカスタマイズしてしまうとダメな印象です。
とりあえず、ホームディレクトリの直下に存在する.gconfというディレクトリを丸ごと削除して再起動したらフリーズが収まりました。
具体的な手順は以下の通りです。なお、フリーズするのも、以下の手順が通用するのも、私の環境だけかもしれません。
.gconfは、不可視になっているのでそのままでは見えません。
ls -al ~/ | grep -i ".gconf$"
などというコマンドで情報が見えます。
確認したら、いよいよ削除へ。
ディレクトリを中に何が入っていようと関係なく一気に全部消すコマンド
rm -r ~/.gconf
で.gconf以下を全部削除。その後再起動。
壁紙の設定はやり直しになりますが、GNOMEパネルのフリーズは今のところ解消されました。
とりあえず感はあります。フリーズがいつまた再現するか分かりません。
2007年11月21日水曜日
PS3 Linux(Fedora8) DVDディスクを読む
PS3 LinuxでDVDディスクに格納したデータを見たい場合、ただディスクをPS3のブルーレイドライブに入れただけではダメで、デバイスのマウント処理をしないといけません。
今回のPS3 + Fedora8では、/dev/sr0がブルーレイドライブを示すデバイスになっています。
私の場合、マウントポイントの名前は悩みましたが、ブルーレイドライブなのでblurayromにしておきました。
ブルーレイのブルーのスペルは、BlueじゃなくてBluなのが紛らわしいですね。
mkdir -p /media/blurayrom
でマウントポイントを作り、
ドライブにDVDディスクを差し込んでから、
mount /dev/sr0 /media/blurayrom
でマウント。
これでディスクにアクセスする時は /media/blurayromで行けるようになりました。
ちなみに、ディスクを取り出す前には、マウントの解除、アンマウントを
umount /media/blurayrom
としなければならないです。
ディスクをブイーンと排出したければ、
eject /dev/sr0
で可能です。
今回のPS3 + Fedora8では、/dev/sr0がブルーレイドライブを示すデバイスになっています。
私の場合、マウントポイントの名前は悩みましたが、ブルーレイドライブなのでblurayromにしておきました。
ブルーレイのブルーのスペルは、BlueじゃなくてBluなのが紛らわしいですね。
mkdir -p /media/blurayrom
でマウントポイントを作り、
ドライブにDVDディスクを差し込んでから、
mount /dev/sr0 /media/blurayrom
でマウント。
これでディスクにアクセスする時は /media/blurayromで行けるようになりました。
ちなみに、ディスクを取り出す前には、マウントの解除、アンマウントを
umount /media/blurayrom
としなければならないです。
ディスクをブイーンと排出したければ、
eject /dev/sr0
で可能です。
2007年11月19日月曜日
PSPとPS3の連携はお見事
ひさびさやると、PS3のゲームは目が飛び出すくらいスゴい
Linuxをちょっとお休みして(このブログは再びPS3 Linuxから書いているのですが)、デフォルトのゲームOSに切り替えてゲームを楽しんでみました。
本当に毎日更新してくれている「まいにちいっしょ」のトロステーションは、感心させられることばかり。トロとクロの名コンビのトークや仕草を見ているだけでもホッとします。
知らなかった観光スポットや名物、がんばっている人たちの紹介になるほどーと顔がほころび、結構勉強になることも出てきます。
それに、映像もPS3の高性能を生かしています。1920 X 1080ドットのフルハイビジョン映像のトロやクロは、輪郭もつるっと滑らか。
部屋の置物は細かい部分まで鮮明ですし、部屋に貼るポスター類なんかはハイビジョンでなければ描けません(細かい字とか無理)。
最近では、アンチャーテッドの体験版の映像にみとれてしまいました。
ジャングルの中を冒険するゲームですが、水や木漏れ日、岩肌、ハイビジョンの風景を見ているだけでも楽しめました。
一番気になったのは、冒頭のデモに登場するソニーのハイビジョンハンディカム、HDR-FX7らしきカメラ。
高性能機としては、異例の小型化を考えたモデルで、もうすこし安ければ買いたいところなんですが、現実は厳しいです。
ゲームはPSPか、ウィルコムのW-ZERO3ばかりで、あんまりPS3で遊ぶ機会は多くないのですが、ハイビジョンのとてつもなく美しい映像、まいにちいっしょのような良質のコンテンツ、やっぱりPS3は違うなー。今後が楽しみです。
ソニーの担当のみなさん。
めちゃ期待してますから頑張って下さいね。
ただ、PSPのように全ゲームをハード的にレジューム利くようにして欲しいです。
PSPはいつでも中断できる安心感から、気軽に長大なRPGも始められるんで、これをPS3でもやれればなー。
あと、HDR-FX7、ブルーレイ搭載してもう少し安くならないかなーなんて、無茶ですか。
HDR-FX7ふー
いいなー
はー
い、いかん。
2007年11月18日日曜日
250GBの外付けハードディスクがそのまま使えるPS3
PS3 Linux(Fedora8)でちょっと気になった点
週末、ウィンドウモードでPS3 Linux(Fedora8)を色々と使ってみました。
ちょっと気になったのは、私の環境においては、フリーズしやすい点と、GNOMEパネルというWindowsで言うところのタスクバーが起動に失敗しやすい点です。
繰り返しますが、私の環境だけかも知れません。
PS3 Linux(Fedora8)は、フリーズするといきなりログオン画面に飛ばされます。
Firefoxブラウザにたくさんのタブを開きながら、グラフィックスソフトのGIMPで画像処理をしているといった重たい時に起こりやすいようです。
困るのが、GNOMEパネルの起動失敗。
いつまで待っても時計が表示されない、という現象が起きたらもうアウトです。
パネル上のアプリケーションメニューもシステム設定も無反応です。
しょっぱなの起動時なので辛いものがありますね。
Linuxウィンドウシステム自体はとても便利です。
ちょっと気になったのは、私の環境においては、フリーズしやすい点と、GNOMEパネルというWindowsで言うところのタスクバーが起動に失敗しやすい点です。
繰り返しますが、私の環境だけかも知れません。
PS3 Linux(Fedora8)は、フリーズするといきなりログオン画面に飛ばされます。
Firefoxブラウザにたくさんのタブを開きながら、グラフィックスソフトのGIMPで画像処理をしているといった重たい時に起こりやすいようです。
困るのが、GNOMEパネルの起動失敗。
いつまで待っても時計が表示されない、という現象が起きたらもうアウトです。
パネル上のアプリケーションメニューもシステム設定も無反応です。
しょっぱなの起動時なので辛いものがありますね。
Linuxウィンドウシステム自体はとても便利です。
2007年11月17日土曜日
PS3 Linux(Fedora8) (4) ゲームやサウンドを楽しんでみる
PS3 Linuxの泣き所と言えば、強力なグラフィックスプロセッサRSXが封印されている事だと思います。
まるで昔のパソコンのように、グラフィックス処理を全てCPUが負担しているのがもったいない所です。
ゲームをしたい場合は、一旦 PS3 Linuxをやめて、デフォルトのゲームOSに切り替えてから、存分に楽しむ・・・。
しかし、軽いゲームなら、PS3 Linuxのウィンドウシステムに最初から沢山入っています。
そう、ブラックジャックとか、さめGNOMEとか・・・
マイクロソフトWindowsで言う所のマインスイーパとかソリティアの位置づけですけど。
あ、ちゃんとLinuxにもマインスイーパやソリティアが入っていました。
PS3ゲームとはイメージがズレてますが、そこはそれ、気軽に出来るゲームも結構ばかに出来ないですよね。
それと、サウンドなのですが、さすがにPS3 LinuxもFedora8まで世代が進むと不安なく対応になっています。
サウンドテストをすると、きっちりドルビーデジタル5.1chで音が鳴ってくれました。
PS3 Linux(Fedora8) (3) ファイルを扱ってみる
PS3 Linuxのウィンドウシステム(特に明記しない限り、今後は全てGNOMEを指します)の使いやすさは、さすがに素晴らしいものがあります。
どうしてもLinuxというとコマンドの入力を駆使して使用するというイメージがありますが、このウィンドウシステムは、さすがにコマンド入力を皆無にすることは出来ないものの、多くの部分を直感的な操作に置き換えてくれているので、触っているだけでも楽しく感じます。
ファイルの一覧表示などのレイアウトも、総じて見やすくデザインセンスの良さに思わずニッコリ。
もともと、かつてのFedora Core5のウィンドウシステムのアプリ起動のスローさに愕然となり、PS3 Linuxは、どうしてもFirefoxブラウザを使いたいとき以外は、ずっとコマンドモード(コマンドシェルのbash)だけ使っていたんですけど、このFedora8は平凡ながらも待てる速度に改善されており、今のところ楽しく使えてます。
ヘビーな作業をやってないからかも知れませんが。
さて、ファイルを扱うといえば、ファイルブラウザが頑張ってくれています。
ファイルブラウザには、進む・戻るボタンも付いていて、インターネットエクスプローラと一体化しているWindowsに慣れている方も安心かもしれませんね。
Windowsはともかく、PS3のデフォルトのゲームOSと比べると、特にファイル操作は劇的にLinuxのありがたみを感じます。ゲームOSのファイル操作は、ほとんどオマケの状態ですからね。
それに、なんと、Windows XPのNTFSでフォーマットして使っていたバッファローの外付けUSB2.0ハードディスクがそのまま接続出来て、しかもちゃんと中のファイルも認識してくれました。
Windowsとハードディスクが共有できるのは大きな喜びです。
当たり前かも知れませんが、iPod nanoはUSBケーブルを差し込んだだけで認識してくれました。
ちなみに、Linuxのファイルシステムというと、アクセス権の設定という重要な作業がありますが、ウィンドウシステムであれば、メニューのファイルのプロパティから簡単に設定が可能です。
確かにコマンドを知らないと辛い部分もありますが、敷居は大幅に低くなってますね。
2007年11月16日金曜日
PS3 Linux(Fedora8) (2) メモリを節約してみる
PS3は、XDRメモリという高速なメモリを搭載しているのですが、いかんせんOSの稼働には速度よりもメモリ量がモノを言うようで、256MBでは余裕があまりありません。
コマンドモードで使えば特に問題無いのですが、今回はいわゆるウインドウモード(グノーム)中心で使っていきたいな、と思っています。
そこで、まずはざっと目立ったところのメモリ節約をしてみようと思います。
(1)X-Serverのシャドウバッファのカット
PS3 Linuxの公式サイトを見ると、X-Serverのシャドウバッファをカットするという項目があったので、
rootでアクセスし、/etc/X11/xorg.confのSection "Device"を太字のように書き換えました。
Section "Device"
Identifier "Videocard0"
Driver "fbdev"
Option "ShadowFB" "false"
EndSection
(2)自分では使わなそうなサービスを停止
自分のPS3 Linuxでは当面使わないだろうと思うサービスを停止。
メールサーバー、プリント機能あたりは勿体無いけれどメモリ節約。
(3)Windowsとのファイル転送にブラウザを使う
SambaとFTPも停止しました。
Windowsとファイル転送するのに重要な役割を果たす
これらの停止は悩みましたが、
Googleメールをオンラインストレージのように扱う
Firefoxプラグイン「Gspace」
の存在に頼る事にしました。
その代わり1ファイル10MBまでという制限はあるのですが・・・
そこはもう割り切るしかありません。
つくづく、良い意味でGoogleおそるべしです。
Googleメールの容量は今や約5GBにも達している(!)ので、
Gspaceと組み合わせると青天井の威力です。
(4)壁紙を使わない(基本?でも効果大)
当たり前かも知れないんですが、壁紙を使わないとメモリが節約出来ます。
しかし、その量が驚きです。
もともと画面が1920 * 1200ドットだったという理由もあるのでしょうが、
デフォルトで設定されて来る壁紙を外しただけで・・・
なんと一気に26MBものメモリが空いたんです(システムモニタで確認)。
うわぁ、もう壁紙貼れないや・・・。
壁紙無しでも、2色間のグラデーション塗り設定が出来るので、
決して殺風景にはならないなと思いました。
現在のユーザーメモリは約211MB、起動直後の消費メモリは81MB前後になりました。
確かにアプリケーションの起動などはある程度の待ち時間があるし、
Intel Core2 Duo搭載のパソコンで
Linuxを動かした方が便利で高速なのは分かるのですが、
Linux用のパソコンを買う予定は無いし、
やっぱりプレイステーション3をコンピュータとして使う、
というのが自分のやりたかった事なので
このまま行ける所まで行ってみようと思っています。
PS3 Linuxって、良い意味で、
初めて買ったパソコンX68000 EXPARTに似た感じがして好きです。
X68000も、「PC9801の方が実用的だ」と散々周りから言われたけれど、
うう・・まぁ、いいじゃないかと。
えっちらおっちら専用OSのHuman 68Kを操作するのが楽しかったり、
覚えたてのX-BASICやC言語のプログラムの動きに一喜一憂したり、
あれはなんかこう、若々しくて熱い日々でした。
このままだと話がX68000になりそうなのでこのあたりで失礼いたします。
PS3 Linux(Fedora8) (1) 画面の高解像度化をしてみる
いよいよPS3 Linux、Fedora8の使用開始です。
今回からは、サーバーとしての利用だけでなく、良い意味で普通にデスクトップコンピュータとして使ってみようと思います。
いわゆるウィンドウ画面での利用です。
インストール直後は(720pオプションのため)画面が狭い状態になっています。メニューから画面解像度を変更しようとしてもダメ。新しい解像度の選択肢が出てきません。
このあたりからLinuxらしさが少しづつ出てきますね。直接設定ファイルを書き換えないといけません。
root権限でアクセスし、/etc/yaboot.confの太字の部分を以下のように書き換えて再起動したら、ようやく解像度が1920 x 1200ドットになってくれました。
かつてのFedora Core 5の場合は、この設定ファイル、kboot.confという名前なのですが、Fedora8(7も)はyaboot.confになっているので迷うかもしれません。
image=/vmlinuz-2.6.23.1-49.fc8
label=2.6.23.1-49.fc8
read-only
initrd=/initrd-2.6.23.1-49.fc8.img
root=/dev/VolGroup00/LogVol00
append="video=ps3fb:mode:13"
image=/vmlinuz-2.6.23.1-42.fc8
label=linux
read-only
initrd=/initrd-2.6.23.1-42.fc8.img
root=/dev/VolGroup00/LogVol00
append="video=ps3fb:mode:13"
おおー。画面が広々してます。
ちなみに、この(記事の)ブログの更新や画像の作成、全てPS3 Linx(Fedora8)上でやっております。
(追記: 個人的に「PS3って1080pまでしか対応していないんじゃないか?」という質問を受けました。確かにPS3のデフォルトOS=ゲームOSはハイビジョンテレビに接続する都合上1080p対応となっていますが、Linuxとして使うと、WUXGA = 1920 * 1200ドットの解像度に設定が可能なんです。ゲームOSの方も隠し仕様でWUXGAに対応しているかも知れませんが、それは分かりません。)
2007年11月15日木曜日
PS3にFedora8をインストールしました!
この前、Fedora7をインストールしたばっかりなのに、気がつくとFedora8が登場していました。
早速、回線の速そうなサーバーからアドオンCDイメージとFedora8のDVDイメージをダウンロードさせて頂き、PS3にインストール。
PS3にLinuxをインストールする時は、PCにインストールする時よりも一つ手間がかかります。
最初にそのOSに適合したブートローダをPS3本体にインストールしないといけません。
逆に言えば、これさえやっておけば、今やPCにインストールするのとほぼ同等の手間でLinuxをインストール出来るようになったわけで、ありがたや、ありがたや、感謝です。
おっと、ひとつ重大な注意点がありました。kbootが起動したらインストールコマンドを入力するのですが、ネットを調べてみると、PS3は以下のコマンドじゃないとうまく入らないようです。
コマンドを見つけて下さった方々にも深く感謝です。
linux64 xdriver=fbdev video=720p
videoの72opというオプションですが、実は私がFedora7をインストールした時はそうでしたが、自分のモニタが1080p以上だったとしても、インストール時はおとなしく720pにしておかないと、なぜかインストール中のダイアログが画面からはみ出してボタンが押せないという悲劇に見舞われたので、今回は、もうおとなしく720pで進めました。
インストールはWindowsのようにGUIで進みますね。質問に答える形式でサクサクといけます。
手間取ったのは、実はkbootの時にコマンドを入力する時。日本語キーボードなのに最初は英語キーボードの設定になるので、どのキーを押せばイコールが入力出来るのか分からない・・・。
いよいよFedora8起動!!
色々設定するかーと勇んだら、パッケージアップデータ(Windowsの更新の通知みたいなもの)が29個の更新があるよ、と通知してくれるので、まずは更新作業からでした。
でも、更新が現時点で29個だけで済むというのは、やっぱり新しいOSだなぁという変な喜びがありました。
ただ、やっぱりグラフィックスプロセッサのRSXは封印されっぱなしなんですねぇ・・・。
PS3と言えば、強力なグラフィックス能力を持ったマシンなのに、「デスクトップ効果」を使おうとすると、「出来ません!」と弾き返されてしまいます。色々な事情があるのは理解出来るのですが、将来的に何とか封印の解除を検討して欲しいですね。お願いします。
Fedora8と言えども、PS3の持ち味であるSPEに最適化されているわけでもなさそうだし、RSXは封印されてしまっているので、本来の能力を発揮しているとは言えないでしょうが、何はともあれ、きっちりコンピュータ(Linuxは64ビットですし、PS3自体も3.2GHz駆動2プロセッサとして認識されます。64ビット環境なんですよね)として使えるのがPS3の大きな魅力の一つだと感じているので嬉しいです。
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