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2007年11月17日土曜日
PS3 Linux(Fedora8) (3) ファイルを扱ってみる
PS3 Linuxのウィンドウシステム(特に明記しない限り、今後は全てGNOMEを指します)の使いやすさは、さすがに素晴らしいものがあります。
どうしてもLinuxというとコマンドの入力を駆使して使用するというイメージがありますが、このウィンドウシステムは、さすがにコマンド入力を皆無にすることは出来ないものの、多くの部分を直感的な操作に置き換えてくれているので、触っているだけでも楽しく感じます。
ファイルの一覧表示などのレイアウトも、総じて見やすくデザインセンスの良さに思わずニッコリ。
もともと、かつてのFedora Core5のウィンドウシステムのアプリ起動のスローさに愕然となり、PS3 Linuxは、どうしてもFirefoxブラウザを使いたいとき以外は、ずっとコマンドモード(コマンドシェルのbash)だけ使っていたんですけど、このFedora8は平凡ながらも待てる速度に改善されており、今のところ楽しく使えてます。
ヘビーな作業をやってないからかも知れませんが。
さて、ファイルを扱うといえば、ファイルブラウザが頑張ってくれています。
ファイルブラウザには、進む・戻るボタンも付いていて、インターネットエクスプローラと一体化しているWindowsに慣れている方も安心かもしれませんね。
Windowsはともかく、PS3のデフォルトのゲームOSと比べると、特にファイル操作は劇的にLinuxのありがたみを感じます。ゲームOSのファイル操作は、ほとんどオマケの状態ですからね。
それに、なんと、Windows XPのNTFSでフォーマットして使っていたバッファローの外付けUSB2.0ハードディスクがそのまま接続出来て、しかもちゃんと中のファイルも認識してくれました。
Windowsとハードディスクが共有できるのは大きな喜びです。
当たり前かも知れませんが、iPod nanoはUSBケーブルを差し込んだだけで認識してくれました。
ちなみに、Linuxのファイルシステムというと、アクセス権の設定という重要な作業がありますが、ウィンドウシステムであれば、メニューのファイルのプロパティから簡単に設定が可能です。
確かにコマンドを知らないと辛い部分もありますが、敷居は大幅に低くなってますね。