2014年5月31日土曜日

スーパーロボット大戦α、ついにクリアしてしまった

とてつもなくハマった「スーパーロボット大戦α」ですが、勿体無くもついにクリアしてしまいました。

全67話もあったんですが、あまりにも面白かったため、この話数にしてえっもう終わりなの?!と思ってしまうほどでした。

今回の記事は、ゲームクリア記念に、内容をちょっとだけ振り返って、色々書かせてもらえればなぁと思います。



■癖の強いゲームシステム

スーパーロボット大戦αは、初心者を迎え入れるために難易度を簡単にしたという経緯がありますが、正直、額面通り本当にカンタンだと思ってなめてかかると割りとアッサリと手詰まりになれるゲームだったりして、決してあなどれません。

初心者がビックリするであろう要素は、もちろん全部ではないのですが、敵が攻撃をバンバン回避して来る事です。

震え上がるほどの攻撃力を持つマジンカイザーや真・ゲッターロボですが、精神コマンドの「必中」が尽きると、攻撃を回避しまくる敵には無力となり、マジンカイザーなのにクリア不可能みたいな壮絶な事態に陥る可能性もあります。

また、シナリオの分岐によっては、ほとんど育てていなかったロボットのみで強敵に挑むシナリオをやらされる事もあって、「ここらで初心者にヤキを入れておくか」という局面もチラチラと存在してて、甘く見ているとガツンとやられたりします。

また、敵がある場所まで侵入したらGAME OVERとか、一機でも撃墜されたら終わりとか、1機や2機が超絶強くとも一筋縄ではいかないパターンもあって気が抜けないです。

スーパーロボット大戦は、長い歴史がある上にファンも多いため、事前にコツを知ってナンボのゲームなのかなぁと。




■個人的に超苦戦した局面

なんと言っても、ラフレシアとかいうボスが出現するシナリオで、開始前に「先発隊を出す」を選んでしまった所。

1機でも撃墜されたらGAME OVERという条件なのに、全く育成していないユニット数機のみで出撃。

壮絶な戦いになり、まさに1手1手を詰めて行くギリギリ展開。

それでも最後には、ギリギリでボスに1機倒されてはGAME OVERとなり、20回近くやり直したあげくリセットという悲惨な戦いでした。


ちなみに、スーパーロボット大戦は、敵ボスを効かない攻撃でチクチクやってると敵ボスが怒りのあまり気力をアップさせて、とてつもなく強くなる恐怖の展開になるので、ボヤボヤしてると本当にヤバイ。

それと、ラストの敵も消耗戦がきつかった。

とにかくスーパーロボット大戦は、普通のシミュレーションRPGと違って、マジンカイザーや真・ゲッターロボなど、明らかに劇的な強さを持つユニットをプレイヤーが持っているため、製作スタッフが「敵が味方の攻撃を鬼回避するぜぇぇぇぇ!!ざまぁみろ!!」という対抗手段を作り上げています。

全体的に、プレイヤーが敵の回避をちゃんと対策しないと、どんなカンタンな場面だろうとも泥沼の悲惨バトルに早変わりする性質があります。

でもそれを差し引いても、こんな面白いゲームあるのかってくらい面白い本作品は100点満点であります。



■最終メンバー!!

最終メンバーに残る=最高に気に入ったユニットについて書かせて頂きたいと思います。


○超電磁ロボ コン・バトラーV

→機体が強いだけでなく、豊富で役立つ精神コマンド連発で、味方を最後まで手厚く助けてくれたまさにMVPユニット。
 元々トップクラスに好きだったロボットですが、ここに来てさらに好き倍率が劇的にアップ。
最終撃墜数も、全体で2位の80機。
 ちなみに超合金魂のコン・バトラーV、しっかり持ってます!!


○超電磁マシーン ボルテスV

剛健一のボイスが痺れるくらい格好良いんで、戦闘アニメは毎回ON。
敵に攻撃を当てられつつも「ボルテスに負けはない!!」とか言われると、ホントに負けは無い気になってくるレベル。
この時代に生み出されたスーパーロボットは、もはや単なる兵器ではなく、パイロットからも愛されている仲間という扱いなんだなぁと伝わってきて、妙に嬉しくなりますね。
ちなみに、ボルテスVには、漏れ無く敵ながら尊敬に値するハイネルがついてくるのもグッド・ポイント。
正直、ラスボスは、いいから変なやつにしないで、普通にハイネルにしてくれと思ってしまう。


○マジンカイザー

→マジンガーZよりも強いグレートマジンガー9体を、いきなり全機撃破するというゲームの伝説に残すべき熱い強さ描写で登場したロボット。
その強さは、単なる一時的なイベントではなく、普通に発揮されるというとんでもない強烈ユニット。
普通のゲームなら、どんな強いと言われるユニットでもまぁいつか負けるのではないかと思いながらプレイするはずなのに、マジンカイザーだから、どんな敵が出てきても全く怖くなく、むしろ「いいから、カイザーにダメージを食らわせてみな!!へへーんだ!!」みたいななめ切った態度でプレイ可能
最終撃墜数・他の追従を許さない210機!!
ちなみに、なめ切りを一喝するかのように、ラスボスは・・・まさかのカイザーを一撃で撃墜する異次元の攻撃力を持っていて、うかつに手を出すと、現実には絶対にありえないマジンカイザー撃墜(というかマジンガー自体が現実にないけど)時ボイスを聴く事が出来ます。
きしょー(めちゃ裏声で楽しそう) マジンガーがやられるなんてーーーーー



マジンガーZ

シナリオの分岐で、マジンカイザーを選んだ場合は居なくなってしまうマジンガーZ。
最終メンバーにはなれなかったものの、機体改造は全てカイザーに引き継がれるため、間接的には最終メンバー入りしていると言って良いです。
個人的には、昔は「結局はグレートマジンガーより弱いロボ」という失礼な認識だったんですが、映画「マジンガーZ対暗黒大将軍」のDVDを観てその認識をあらため、さらに、このスパロボαによってむしろグレートマジンガーより好きになってしまった。

本作品で聴ける本物の兜甲児の声による「ロケットパーンチ」は武者震いするくらい素晴らしい。
ちなみに、ゲーム内の図鑑によると、マジンガーZの強さは米軍の第七艦隊に匹敵すると言われるけど、そういやドクターヘルは律儀に日本ばっかり狙っていたから、実際に機械獣やマジンガーZが米軍と戦ったらどうなのか?ってところ、分からないなぁと。
パシフィック・リムで察しろとな!?


○真・ゲッターロボ

→マジンカイザーと並んで、エヴァンゲリオンの存在感を希薄にする謎パワー全開スーパーロボ。
その超設定の割に、本体はそこまで強くない謎のバランス。
最初は、超絶強いと思って敵陣にうっかり単騎突撃させて、半死半生にされて引き返しをした軽いトラウマ・スーパーロボット。
でも、必殺技がハンパじゃなく強いため、火力戦ではなくてはならない存在。
マジンカイザーやコン・バトラーVの後ろで様子を見つつ気合を上げ、ここだぁーという時に、さっと登場、真・シャインスパークやストナー・サンシャインをぶちかましてボスを撃破するおいしいところゲッターロボ


○ガンバスター

→今作の究極の敵「宇宙怪獣」に深くかかわる全長200メートルものスーパーロボット。
ノリコが焦るくらいに熱く、好感度ドンドン高まる感じ。
ゲーム中でゲッター・チームと技の特訓をして新技を編み出すというゲームならではの展開にも拍手喝采。
その編み出した技「バスター・トマホーク・ブーメラン」と「バスター・ホームラン」は、ギャグとかではなくて、地味に助かる技となり最後まで使えました!!

バスター・トマホォォク・ブゥゥゥメラァァァン!!
スーパーロボット大戦αは、シナリオがとても良かったのですが、やはり劇場版マクロスとトップをねらえ!がベースになってるというのも良かったのかなぁと。
DVD観たかったのですが、よく行くビデオ屋さんには無くて涙。
うわぁぁぁぁぁ(ノリコ)。


○シズラー

ガンバスターに乗れなかったユングが、しょうがなく乗った感じ(ゲームしか知らないからそう見えた)のロボットで、最初は、あー使わないよなぁ・・・とか甘く見ていたら、余裕で最終決戦メンバー入りの強力ロボだったという驚愕の展開。

敵の大群に囲まれてしまい、撃墜されるかぁ・・・と思ったら、イナーシャル・キャンセラーというバリアーで猛攻をバンバンと防ぎ、シズラービームや、強いのにエネルギーを全く消費しないジャコビニ流星アタックを連発に次ぐ連発して危機を華麗に脱する姿にはガツーンと来ました。
体の色が灰色なので、行動済だと誤解やすいのがタマにキズ・・・かも?


○クァドラン・ロー(ミリア機)

これが最後の戦いでもいいんじゃないか?と思うくらいの名勝負、まじめに全身に感動の震えが来た、ゼントラーディのブリタイ陣営とマクロスの共同戦線でいよいよ味方として登場したユニット。
美樹本晴彦先生の神筆によって、あのシーラ様にもひけをとらない、作品内きっての美人さん「ミリア」搭乗のパワード・スーツですが、搭乗タイミングの遅さを問題にしないくらい活躍してくれました。
鬼の回避力といきなりの二回行動には最後まで助けられました。
火力的には弱いので、ボスをボコボコにするという事は出来ないのですが、すばしっこい多数の一般兵を倒したり囮として攻撃を引き付けたり、大車輪の活躍でした。
本当は、ミリアの夫であるマックスが隣にいれば、信頼補正というシステムでもってパワーアップするはずなんだけど、いかんせん出撃枠数が限られているため、二回行動が最初から出来るミリアのみの出撃ばかりでした(出撃枠イーターのSRXの割を食った格好?)。


○ダイアナンA

武力的な意味では戦力には全くならないロボットなんですが、とにかくダメージを回復する修理機能が素晴らしい。
しかも、パイロットの弓さやかは、レベルアップすると、離れた場所からピンポイントで指定したロボットのエネルギーと弾薬を100%回復する補給までも使えるようになるので、最終決戦ではなくてはならない存在に。

ちなみに、メガブースターという強化パーツを付けて行動マス数を大幅に増やしておくと、敵陣の中でダメージを受けたロボットに遠くから素早く駆け寄って修理し、ついでに自分が敵の総攻撃を受けてしまう(ダイアナンAはなぜか狙われやすい)シュールな展開が多く見られました。


○ビルバイン

最初は全く使ってなくて、あのシーラ様が供与してくれたユニットだから、というゲーム的には無関係な理由のみで一応強化改造だけはしていたユニット。
それが、結局は、敵の攻撃を全てかわしてしまう最強クラスのユニットとして勇名轟かす存在となりました。
最後まで敵の攻撃を1発も食らわなかったという、信じ難いほどのスーパーユニットでした。
ただ、敵の攻撃は全部かわす勇者なのに必中が無いため、ラストのボスの最後らへんには一発も攻撃が当たらず、お互い回避しまくるコントみたいな状態になってしまったのが残念。
スーパーロボット大戦は、必中を持たないパイロットが地味に後退していくシステムなのかなぁと。


○グラン・ガラン

シーラ様が乗っているだけで使うに値する戦艦です。
忠臣のカワッセと、妖精のエルも良い味を出していて、使っていてとにかくテンションが上がる。
出撃する戦艦を選べる局面では、1秒の迷いもなく、グラン・ガランを選択していたので、他の戦艦の名前がいまいち記憶にないレベル
シーラ様は、なんと、まさかの「必中」を持っているため、味方が攻撃をかわしまくられて攻撃が当たらない上に、もはや必中を繰り出す精神ポイントも消費し尽くして手詰まり寸前な場面に、最前線に乗り込んで行っては「必中+ハイパーオーラキャノン」で状況を打開する暴れん坊将軍(女王だけど)を見せてくれました。

あと、戦艦だからHPが多く、やられそうな味方ユニットを救うために自分が囮なって攻撃を受けて、その間に味方を逃がす・・・というような捨て身の行動も。
母艦を撃墜されたらGAME OVERなのに、構わず囮になれる懐の深さ、さすがはシーラ様・・・って、それはプレイのやり方次第なだけか。
ともあれ、必中があるのは大きかったし、さらに味方全体のHPを全回復する「愛」まで持っていて、攻守ともにありがたい存在だったのは確か。
シナリオ的には、シーラ様は、スタンスとして、まずは敵と交渉して戦いを回避しようとするのだけど、はいそうですかと言ってくれる敵が全然いないし、言い負かされてしまうシーラ様に心が痛んでしまった。
いや・・・どうだろう。
逆に「停戦しなかったら、マジンカイザーと真・ゲッター出して潰すけど、よいのか?」とか脅しかけて停戦を勝ち取っても、それはそれでちょっとキツイし、今回のシナリオはやっぱり妥当かも知れない。
ちなみに、グラン・ガランに大ダメージ食らうと、シーラ様が「敵も必死ですね」と冷静につぶやくのだけど、その後で妖精のエルが「シーラ様ぁ、大丈夫なのぉぉ!?」とめっちゃ心配そうに叫ぶ、この絶妙な間の取り方に思わず吹き出してしまった。

ちなみに、これからもどんどんスパロボシリーズやりたいかって問われると、逆に、あまりにも素晴らしかったので、スパロボ大戦は、しばらくこのαだけでいいやとか思えてしまった。
シーラ様のその後はどうなったんだ!?という解決話も無いみたいだし。

2014年5月24日土曜日

ゲームアーカイブスのスーパーロボット大戦αが、史上最高級に面白い!!!!

毎日少しづつ遊んでいる、ゲームアーカイブスの「スーパーロボット大戦α」ですが、これホントに面白い。

実は個人的にあまり期待していなかったストーリーも、危機感の煽り方が見事で、遊ぶほどにドンドン引き込まれて行くし、スーパーロボットは見せ場の連続。
もう、これ以上ないくらいのスーパーロボット賛歌ともなっており、こんな面白いゲームがこの世にあるのか!?ってくらい面白い仕上がりになっていました!!

確かに14年前の作品ではあるのですが、技術的にも全く不足感は無く、「表面上」古いお陰で、ヴィータの高性能の恩恵を存分に受けられるアーカイブス版が(内容の濃厚さを考えたら)たったの1500円という大バーゲン価格で買えるのも非常にありがたい。

今回の記事では、そのスパロボ大戦αで、特に気に入った点(キャラ・ロボット)を色々と書かせて頂きたいと思います。



■強いとしか言いようがないマジンカイザー

現在、60話まで遊んでいますが、全く飽きないどころか、右肩上がりにズンズン面白くなって行くスパロボα。
その中にあって、最強のスーパーロボットはやはりマジンカイザー

マジンカイザーって、何と、スーパーロボット大戦がオリジナルで、アニメ版はゲームからの逆輸入なんですね!!

マジンガーZからの乗り換えになるわけですが、乗り換えシーンも非常に熱い!!

有名なのが、マジンガーZが、ミケーネの戦闘獣にボロボロにされてグレートマジンガーとバトンタッチするアニメ版の展開ですが、ゲームはマジンガーZファンにとって、アニメ版を遥かに凌ぐ熱い展開だったりします。

ゲームなのに、ホントに息苦しくなるくらいの大量かつ強力な敵の猛攻の前に大ピンチのマジンガーZ。

確かに、アニメ版みたいにグレートマジンガーが現れて大活躍するのですが、マジンガーZは決してここで死なず、乗り切り、その後も継続して活躍してくれるという展開なんです。

そして、そのマジンガーZより強いグレートマジンガーが、何と敵によって量産され、よりにもよって9体がかりでマジンガーZに襲い掛かってくるという驚愕のシナリオに続いていきます。

グレートマジンガー9体と戦う事もだけど、ブロッケン伯爵の超余裕しゃくしゃくの態度が絶望感ブースト

で、その状況からのマジンカイザー登場!!

マジンカイザーの強さの描写ですが、もう、ゲーム史上最強クラスの描写ではないでしょうか!!

あの屈強なグレートマジンガーを、まるでしゃぼん玉を割るようにパンパン倒していくマジンカイザー

あまりの強さに、感動で涙が出そうになります。


マジンカイザーの必殺技「ファイヤーブラスター」も、もう演出がとんでもない。

ファイヤーブラスター!!の掛け声と共に、暗闇に2つの目が光ります!!


そしてふうっと現れるマジンカイザー。

リアル頭身が、ただならぬ技であることを予感させます!!


ファイヤーブラスター!!!!!

うぉぉぉすげぇぇぇ。


画面を埋め尽くすようなビームが、容赦なく敵を討つぅぅぅ。

なんかもう、こんなの喰らわされる敵には、深く同情するッッ


ターボスマッシャーパンチも強烈です!!

マジンカイザーは、もう強いとしか言いようがないくらい強い。

ただ、なぜか、カテジナとかいう敵の女性には妙に弱く、余裕ぶっこいていたら、カテジナに9000超のダメージを食らわされて、兜甲児も私も悶絶してしいました。



■真・ゲッターもすげぇ

スパロボαは、敵が本当に強大で、なんでこんな奴らにスーパーロボットが苦戦しなきゃならないの!?みたいな不満感がありません。

そこは見事なんですが、そういう強大な敵に対がいればこそ、正義側も常識はずれのオーバーなまでのスーパーロボットを持ち出す理由になるから、もちつもたれつ!?

マジンカイザーと並んで、敵に同情するくらい超絶な真・ゲッターロボにも心が震えます。

謎の超パワーと言えば、まぁエヴァンゲリオンが担当するのかな?と思っていたら、むしろ、エヴァンゲリオンのお株を奪うように、話の早い段階から「何か恐ろしいものがある」という演出でマジンカイザーと真・ゲッターの存在が匂わされるんで、登場の時はホント目が覚めるよう。

私の場合は、ルートの都合で、真・ゲッター登場のシナリオが遊べなかったので残念ですが、キャラクター同士の会話によると、何かエヴァンゲリオンをさしおいて使徒を倒していたらしい。


真・シャインスパーク

このとんでもない感じ!!!!!


デフォルメキャラから、いきなりリアル頭身になって放たれる技!!

スーパーロボット大戦αは、とてつもない技となると、このように特別な演出があるのです。


なんかもう惑星でも破壊する気か!?ってくらいとんでもない技のオンパレード。

もう血圧が上がりっぱなしです。

アニメが動く動く

アーカイブスはもちろんPS1ベースですが、PS1の性能があればもう大満足!!みたいなくらいスッゲェェ事が出来ています。

ただ、真・ゲッターは、技は強いが、機体そのものはマジンカイザーより脆い感じなんで、調子に乗って敵の集団に突っ込ませて半死半生で撤退・・・みたいなケースがちょっとあったんで反省。


消費エネルギーが多過ぎて、本当にここぞという時に使う技ですが、ストナー・サンシャインは既に真・ゲッターって、後のシナリオで、実は悪の側に変える気か!?などと思わず疑ってしまうくらい凶悪な演出。

人類って、こんなの作れるのに宇宙人にビビってるのか!?とか言いそうになってしまう。



■最高の指揮官・シーラ様とビルバイン

だいたい撃墜されると即GAME OVERになる「母艦」ですが、シーラ女王が指揮するグラン・ガランは、本当に何度も最前線に出て戦ってくれました。

シーラ様は、指揮官なのに、なぜか命中率が100%になる「必中」というコマンドを持っている(!!)ため、避けまくる敵が大量に出てくるステージなどでは、頼みのスーパーロボットたちが息切れしてしまい、女王なのに孤軍奮闘する事もしばしば(私の戦い方が悪いのですが)。

しかし、シーラ様は、時代を超えてやっぱり一番の指揮官キャラかも知れない。

今回は、シーラ様か、マジンガーZか、どっちかがいるルートを徹底して選択して行きました。


オーラバトラー・ビルバイン!!

当初は、アムロの乗る機体と、スーパーロボット中心でクリアして行く方針だったから、オーラバトラーは全然使う気が無かったのですが、ビルバインはシーラ様が贈呈してくれた機体のため、とりあえず機体改造だけはやってました。

しかし、終盤、メルトランディ軍が攻撃を避けまくってくれるので、泣きが入って、そういや素早そうだって事でビルバインを投入。

スペックはそこそこなのに、実際に出撃したら敵の攻撃はヒョイヒョイ避けて、こっちの攻撃はバシバシ当たる戦神クラスの大活躍をしてくれて、うぉぉ・・・。


世の中には「当たらなければ(どんな強力な攻撃も)どうという事はない」という名言がありますが、まさにそれ。

終盤にビルバインの圧倒的な強さ(敵の攻撃が当たらない)に気が付き、もっと早く使っていれば!!と悔しい感じ。

しかし、ビルバインとシーラ様(グラン・ガラン)を使うと、もれなくパイロットを全力で煽る妖精が付いてくる オマケ付きです。



■頼れる主力・ガンバスター!!

殆ど名前しか知らない作品でしたが、スパロボαで一気に好きになったのが「トップをねらえ!」。

ガンバスターの強さは勿論ですが、パイロットのノリコがとにかく熱い!!

ゲーム中でも描かれていますが、ノリコはスーパーロボット乗りたる者、技を出すときの叫びが重要だと理解(?)しているため、もう、演じる声優さんも貧血起こさなかったか、今さら心配になる大熱演。

しびれる叫びのボルテスVにすら、決してひけをとらない技叫びはお見事。


一応、ガンバスターは、小型宇宙戦艦が2隻合体する身長200メートルもの超巨大ロボなんですが、最大必殺技がキックというのも熱い。

気合コマンドを限界まで使って、スーパーイナズマキックを食らわせば、戦艦クラスも割りとあっさり撃沈出来てしまい、もう外せません。

出撃出来ないステージも多くてあんまり頼っていると痛い目を見るのが怖いけど。



■ヘタすると主人公より主人公らしいSRX

中盤まで、とんでもない勢いで主人公の影を薄くしているのが、ゲームオリジナルのスーパーロボットチームのSRX。

むしろ、SRXチームのリュウセイが普通に主人公なのでは!?と思えてしまうレベル。


3体のリアル系ロボットが合体して、無類の強さのスーパーロボットSRXになる・・・という話はかなり早い段階から出てくるものの、とにかく合体が失敗する。

その強さのみが語られて、なかなか登場しないという、主人公じゃないのに主人公の特権を使いまくった後で、シナリオ1本使ってまるまる合体成功の話が語られる手厚い扱い。

ただ、最初に見た時は、ついに登場したかぁぁぁ・・・って、え、こんな土偶ロボなの!?とか思ってしまった。


SRXは、とにかく強い。

しかし、マジンカイザーやガンバスターのように気軽には使えないのでなかなか厳しい。

なぜか、科学の粋を集めて精製した超金属製なのに、素材がパワーに耐えられなくて10回しか合体出来ない謎の制限があるんです。

合体するたびに残り回数が出てくるので、すごい心配になる。

ちなみに、合体回数が限られているため、出撃時は分離状態なのです。

出撃する機体数は限られているため、シナリオ上の制限を表現するため、本来なら1つで済む枠が、いちいち3台分(4台分状態もあり)が無駄に食われる仕様なのも辛い。

浅い!! そこにドラマを感じなきゃダメ!!と言われればそれまでですが。


SRXについて、最初は確かに土偶ロボ!?とか思ってしまったけど、使っていくうちに、段々とカッコよく見えてくる不思議。

土偶がカッコ悪いという意味ではないです・・・って何を言い訳しているんだろう。



万能的なスーパーロボット、頼れるコン・バトラーV

実は数あるスーパーロボットの中でも、トップクラスに好きなのが超電磁ロボ コン・バトラーV。

いつでも使いたいんで、ポケステのシューティングゲームで稼いだ資金を目一杯つぎ込み、早期に機体をフル改造(MAX)しておきました!!

このコン・バトラーV、フル改造したという事もあってか、常に主力として頼れるスーパーロボットでいてくれました。

機体の強さだけでなく、コン・バトラーVはパイロットがとてつもなく有能。

スパロボαは、ロボット本体の能力の他に、RPGで言うところの魔法が「精神コマンド」というカタチで使えるゲームなのですが、それはロボットに乗っているパイロットに依存します。

コン・バトラーVは、便利なコマンドが使えるパイロットが、何と5人もいるのです!!

レベルアップしていくと、1ターンの間に・・・

・必中(命中率100%)
・熱血(ダメージ二倍)
・ひらめき(回避率100%)
・愛(味方全員のHPを完全に回復)
・覚醒(2回行動が可能)
・再動(行動を終了した味方をまた行動可能に戻す!)

などという鬼のような大活躍が可能になっています。


さらに必殺技も充実していて、超電磁スピン(まず超電磁タツマキで敵を動けなくして、ドリル化したコン・バトラーでブチ抜く無慈悲な技)も完全再現。


なんと、滑らかなアニメーションで戦車にトランスフォームする「グランダッシャー」もあります。

ありますというか、ただの体当たりなのに、なぜか超電磁スピンより攻撃力が高い最強技になってますね。


さらに、コン・バトラーVと同等の力を持った超電磁マシーン ボルテスVも大活躍。

二体の超電磁ロボは、遊びの幅を広げてくれるし、攻守共に大車輪の活躍をしてくれるので、私のようなスパロボ素人にはいざという時に助けてくれる必須の機体だと言えるでしょう。



このように、スーパーロボット大戦α、発売から14年を経過してのスロースタートですが、激ハマりしています。

戦闘アニメは丁寧でよく動くし、今見ても「もうこれくらいあれば満足」と思えるのだから、当時これをリアルタイムで体験した方の気持ちはどんなもんだったのか?

スパロボα素晴らしい!!

2014年5月18日日曜日

極細ファンに福音!! なんと0.2mmでも折れないシャープペンシル「ORENZ(オレンズ)」

0.5mm未満の極細シャープペンシルは使いたいけれど、筆圧をかけるとポキンと折れやすく、どうも心配で手が出しにくい・・・。

そんな心配事を一発で吹き飛ばす、革新的な極細シャープペンシルが登場しました!!

その名は「ぺんてる ORENZ(オレンズ)
お店には、レッド、スカイブルー、ブラックの3色が置いてありましたが、今回はブラック色を購入させて頂きました。

芯径は、なんと驚異の0.2mmなのです!!

芯が折れにくいとかじゃなく、パッケージには自信たっぷりと「不思議なほど 芯が折れない」という文言がデカデカと印刷されていて、これは絶対に試してみなければ!!という気持ちにさせられます。


パッケージの裏には、芯が折れない秘密が細かく解説されてあって、必読となっております。

平たく言うと、常時、芯がパイプ(リードスリーブ)の中に埋まる状態が維持されるため、普通に使ってるうちは、金属製のパイプの防護を受けて、芯が折れない!!というわけです。


軸にいきなりデカイ注意書きがベタ貼りされてますが、シャープペンシルなのに「芯を出さないで書いて下さい」という画期的な文言になっていて、「!?」ってなりますね。


ただ、芯を出さないで書いて下さいという文言ではあるのですが、決して「ノックが不要です」という話ではないので、誤解しないよう注意が必要です。

つまり、初回は、ちゃんとノックしてリードスリーブを出す必要があります。

それから、芯をリードスリーブから出さないままで書いていくわけです。


ちょっと待て、金属のリードスリーブのまま書いたら紙が破れてしまうんじゃないの?と心配になるでしょうけれど、そこはぺんてる社の技術力。

リードスリーブがそのままシャープペンシルの芯になったかのように普通に書いていく事ができちゃいますよ。

これが自慢のペン先ですが、0.2mmともなると、もう何らかの精密機械用の工具・・・のような感じ。

ぎょっとするくらい、細くて鋭いリードスリーブです。


ちなみに、このリードスリーブは収納式になっていて、ペン尻をノックしたままで押し込むと口金の内部にスッと完全に収納される構造になっています。

胸ポケットに入れても、シャツに刺さるという事がありません。

実際に書いていくと分かるのですが、リードスリーブのまま書いているわけですが、芯の摩耗に合わせてリードスリープがドンドン短くなって行く、なかなか他では見られない構造となっております。


実際に筆記してみると、0.2mmなのに、0.5mmくらいの勢いで書いても全く本当に折れないです。

まさに極細ファンの歓呼の声が聞こえるような完成度。

フランスのウォーターマン社の0.5mmシャープペンシルと比較してみると、0.2mmの細密さがよく分かります。

この細さを、0.5mmと変わらない、いや、それどころじゃない、もっと剛強な0.7mm芯で書いているような(!!!)強い勢いでドンドン書いても全然大丈夫!!


ちなみに、繰り返しますが、このペンは、ノック不要なペンではありません。

書いていくうちに芯の摩耗に合わせてリードスリーブが短くなって行くので、ノックは普通にやって下さいませです。

ノックしなくとも芯が出るのではなく、リードスリーブの中に芯を収納したままで書けるシャープペンシルなのです。
念のため。


文字は良いとして、それでは、たとえば、長い線を、強い筆圧をかけてぐりぐりと書いたらどうだろう?ってやってみましたが、こういうのも全然OKでした!!

ズォーっと線を引いても、掠れたり、リードスリーブが紙を削ったりする事なく、良い意味でごく普通にスムーズに書けて、ほとほと感心させられました。

こういうのって、スピードを上げて書いたら最後、リードスリーブの動きが芯の摩耗に追いつかなくなってガリッと行ったりするんじゃないか?なーんて思ってしまいましたが、そんなのお見通しだ!!と言わんばかりに、見事にバッチリ設計されておりました。

ううむ脱帽です。

やっぱり日本の製造技術はグレートでありますな!!

2014年5月17日土曜日

アイちゃんのシガーライターソケットのヒューズが飛んだ話 + 初夏のアイちゃん

なんと、愛車のアイちゃんのシガーライターソケットが急に使えなくなってしまいました。

私はタバコ吸わないから、電源として利用しているわけですが、口金を増やす3連ソケットがいけなかった。

SDカード式ミュージックプレイヤー(FMトランスミッター)と、モバイルルーターの充電を同時にやってたらプツンとなってしまったのです。

あ、これはヒューズが飛んだな・・・。

と思ってボンネットを開けてヒューズボックスの中を探したけど、シガーライターソケットのヒューズが全然見つからない・・・。


そう、三菱アイのヒューズボックスは、ボンネットの中だけではなくて、室内、ステアリングの裏の空間あたりにもあるんですよね。

シガーライターのヒューズは、そこに収まっているのです。

正直、私はボンネットの中だと思い込んでいて、すげー探してしまった。

普通、シガーライターのヒューズとか飛ばさないもんねぇ・・・。


とんでもなく手ブレした写真で恐縮ですが、室内のヒューズボックスはこんな感じです。

ちなみに蓋を外す時は左右を指で広げてスポッとやる感じ。

場所分からなくて、ディーラーさんに教えてもらってしまった。

いつもお世話になってるので、菓子折り持って伺うついでがあって良かった。


シガーライターのヒューズは15アンペア。

ただ、めちゃ硬くて、指では到底引っこ抜けないんですよ。

ディーラーさんにラジオペンチで引っこ抜いてもらいました・・・(ホントありがとうございました)。

やっぱりヒューズがバッツリと焼損してるぅ。

交換したらちゃんとソケットが使えるようになったんですが、反省して3連ソケットは取り外しました。

機器は一つづつで運用します。



■初夏のアイちゃん

アイちゃん二度目の初夏がやって参りました。

気温が上がって、なおかつ風が吹かないような時だと、エンジン停止後に、冷却装置が1分間くらい作動するのもアイの特徴。

冷却装置は、エンジンルーム左サイドに設置されている、高回転の冷却ファンです。

精密な電子機器みたいですね。

アイちゃんはミッドシップエンジンですが、上が荷室であるため、エンジンルームの上部が4つのネジで密閉されている非常に珍しい構造になっていて、排熱は普通のフロントエンジン車と比べてしまうと厳しいと言わざるを得ないです。


しかし、アイちゃんって、ボディ下部・エンジン手前までが樹脂製のアンダーガードでフルカバーされているスペシャルな構造を持っていて、そこには風をエンジンやインタークーラーに導く導風経路が造形されており、空冷の助力がどこまで得られるか、が結構重要だったりします。

このため、炎天下に長距離を走ったのに冷却装置が全然作動しない(冷たい風がバンバン当たるため)事もあれば、そこそこの暑さの日にわずか数百メートル移動してエンジン切っただけで冷却装置が唸りを上げる事もあり、個性の塊であるアイの、これまた面白い所の一つです。



■アイに映る初夏の雲

初夏の爽やかな空。

雲を太陽が輝かせていたので、docomo携帯の富士通F-01Eカメラで写真を撮りました。

というか、今回の写真は全部この携帯電話カメラで撮影しているのですが。


初夏のアイちゃん、という記事なので、アイちゃんに映り込むようにその雲を撮影してみました。


仙台市内の新緑も爽やか。

今はドライブには一番良い季節ですよね。

素晴らしいアイというクルマに恥じる事のないよう、私も安全運転につとめ、柔らかで優しいドライバーでありたい。

出掛けようとしたら、近所の木が強風でへし折れてました!!

愛車のアイちゃんで出掛けようとしたところ、何と、近所にある、高さ4メートル以上(というか屋根より高い)木が、強風でへし折れていました。


正確に言うと、四方に伸びている多数の幹の一本が折れて道にかかっている感じ。


これはいかーん!!という事で、以前買っておいた、日本製の折りたたみ式ノコギリで、折れた木を完全に伐採して安全確保。


周囲から「根元から切り倒せ」という指示が飛んできたのですが、屋根よりも高い木を一発で切り倒して、周りに被害が出たらどうすんの!?と、ブーイングを気にせず、脚立に登って出来る限り上の方から小分けにして伐採しました。

そもそも、木ってかなり重たいんで、根元から一撃とか素人は難しい。

最初はいいけど、途中で木の重さによってノコギリが挟まれて引けなくなるんですよね。


今回の木は一本だけじゃなくて、幹が複雑に枝分かれしたタイプ。

なんか、木の中心が真っ黒になってて、中にシロアリ(黒かったけど)みたいなヤツが棲みついていた!!

こえええええええーーーーーー(逃走寸前)。


気がついたら全身が"おがくず"まみれになっちゃって、出かけるどころではなくなってしまった。



しかし、よく切れるノコギリを買っておいて良かった。

実は、先日、落ち葉があまりにも悲惨だって事で、近所からも大不評食らっていた、やはり屋根くらいある木を切り倒したんです。

その時に買ったノコギリが役に立ってくれた。

しかし、これまで10年とか、木にまつわるトラブルが無かったのに突然色々と出て来てしまった。


しかし、木って、変な方向に倒れたらどえらい被害を出すくらいの破壊力あるんですけれど、ノコギリ入れると、幹が太ければ簡単とは言い難いけれどもそれでも意外とアッサリと倒れてしまう。

えっ、こんなアッサリ切れていいの?

なんか、周りを取り囲む木が・・・急に怖く感じられて来てしまった。

まぁ、浅はかだとは思うけれど。