2014年5月24日土曜日

ゲームアーカイブスのスーパーロボット大戦αが、史上最高級に面白い!!!!

毎日少しづつ遊んでいる、ゲームアーカイブスの「スーパーロボット大戦α」ですが、これホントに面白い。

実は個人的にあまり期待していなかったストーリーも、危機感の煽り方が見事で、遊ぶほどにドンドン引き込まれて行くし、スーパーロボットは見せ場の連続。
もう、これ以上ないくらいのスーパーロボット賛歌ともなっており、こんな面白いゲームがこの世にあるのか!?ってくらい面白い仕上がりになっていました!!

確かに14年前の作品ではあるのですが、技術的にも全く不足感は無く、「表面上」古いお陰で、ヴィータの高性能の恩恵を存分に受けられるアーカイブス版が(内容の濃厚さを考えたら)たったの1500円という大バーゲン価格で買えるのも非常にありがたい。

今回の記事では、そのスパロボ大戦αで、特に気に入った点(キャラ・ロボット)を色々と書かせて頂きたいと思います。



■強いとしか言いようがないマジンカイザー

現在、60話まで遊んでいますが、全く飽きないどころか、右肩上がりにズンズン面白くなって行くスパロボα。
その中にあって、最強のスーパーロボットはやはりマジンカイザー

マジンカイザーって、何と、スーパーロボット大戦がオリジナルで、アニメ版はゲームからの逆輸入なんですね!!

マジンガーZからの乗り換えになるわけですが、乗り換えシーンも非常に熱い!!

有名なのが、マジンガーZが、ミケーネの戦闘獣にボロボロにされてグレートマジンガーとバトンタッチするアニメ版の展開ですが、ゲームはマジンガーZファンにとって、アニメ版を遥かに凌ぐ熱い展開だったりします。

ゲームなのに、ホントに息苦しくなるくらいの大量かつ強力な敵の猛攻の前に大ピンチのマジンガーZ。

確かに、アニメ版みたいにグレートマジンガーが現れて大活躍するのですが、マジンガーZは決してここで死なず、乗り切り、その後も継続して活躍してくれるという展開なんです。

そして、そのマジンガーZより強いグレートマジンガーが、何と敵によって量産され、よりにもよって9体がかりでマジンガーZに襲い掛かってくるという驚愕のシナリオに続いていきます。

グレートマジンガー9体と戦う事もだけど、ブロッケン伯爵の超余裕しゃくしゃくの態度が絶望感ブースト

で、その状況からのマジンカイザー登場!!

マジンカイザーの強さの描写ですが、もう、ゲーム史上最強クラスの描写ではないでしょうか!!

あの屈強なグレートマジンガーを、まるでしゃぼん玉を割るようにパンパン倒していくマジンカイザー

あまりの強さに、感動で涙が出そうになります。


マジンカイザーの必殺技「ファイヤーブラスター」も、もう演出がとんでもない。

ファイヤーブラスター!!の掛け声と共に、暗闇に2つの目が光ります!!


そしてふうっと現れるマジンカイザー。

リアル頭身が、ただならぬ技であることを予感させます!!


ファイヤーブラスター!!!!!

うぉぉぉすげぇぇぇ。


画面を埋め尽くすようなビームが、容赦なく敵を討つぅぅぅ。

なんかもう、こんなの喰らわされる敵には、深く同情するッッ


ターボスマッシャーパンチも強烈です!!

マジンカイザーは、もう強いとしか言いようがないくらい強い。

ただ、なぜか、カテジナとかいう敵の女性には妙に弱く、余裕ぶっこいていたら、カテジナに9000超のダメージを食らわされて、兜甲児も私も悶絶してしいました。



■真・ゲッターもすげぇ

スパロボαは、敵が本当に強大で、なんでこんな奴らにスーパーロボットが苦戦しなきゃならないの!?みたいな不満感がありません。

そこは見事なんですが、そういう強大な敵に対がいればこそ、正義側も常識はずれのオーバーなまでのスーパーロボットを持ち出す理由になるから、もちつもたれつ!?

マジンカイザーと並んで、敵に同情するくらい超絶な真・ゲッターロボにも心が震えます。

謎の超パワーと言えば、まぁエヴァンゲリオンが担当するのかな?と思っていたら、むしろ、エヴァンゲリオンのお株を奪うように、話の早い段階から「何か恐ろしいものがある」という演出でマジンカイザーと真・ゲッターの存在が匂わされるんで、登場の時はホント目が覚めるよう。

私の場合は、ルートの都合で、真・ゲッター登場のシナリオが遊べなかったので残念ですが、キャラクター同士の会話によると、何かエヴァンゲリオンをさしおいて使徒を倒していたらしい。


真・シャインスパーク

このとんでもない感じ!!!!!


デフォルメキャラから、いきなりリアル頭身になって放たれる技!!

スーパーロボット大戦αは、とてつもない技となると、このように特別な演出があるのです。


なんかもう惑星でも破壊する気か!?ってくらいとんでもない技のオンパレード。

もう血圧が上がりっぱなしです。

アニメが動く動く

アーカイブスはもちろんPS1ベースですが、PS1の性能があればもう大満足!!みたいなくらいスッゲェェ事が出来ています。

ただ、真・ゲッターは、技は強いが、機体そのものはマジンカイザーより脆い感じなんで、調子に乗って敵の集団に突っ込ませて半死半生で撤退・・・みたいなケースがちょっとあったんで反省。


消費エネルギーが多過ぎて、本当にここぞという時に使う技ですが、ストナー・サンシャインは既に真・ゲッターって、後のシナリオで、実は悪の側に変える気か!?などと思わず疑ってしまうくらい凶悪な演出。

人類って、こんなの作れるのに宇宙人にビビってるのか!?とか言いそうになってしまう。



■最高の指揮官・シーラ様とビルバイン

だいたい撃墜されると即GAME OVERになる「母艦」ですが、シーラ女王が指揮するグラン・ガランは、本当に何度も最前線に出て戦ってくれました。

シーラ様は、指揮官なのに、なぜか命中率が100%になる「必中」というコマンドを持っている(!!)ため、避けまくる敵が大量に出てくるステージなどでは、頼みのスーパーロボットたちが息切れしてしまい、女王なのに孤軍奮闘する事もしばしば(私の戦い方が悪いのですが)。

しかし、シーラ様は、時代を超えてやっぱり一番の指揮官キャラかも知れない。

今回は、シーラ様か、マジンガーZか、どっちかがいるルートを徹底して選択して行きました。


オーラバトラー・ビルバイン!!

当初は、アムロの乗る機体と、スーパーロボット中心でクリアして行く方針だったから、オーラバトラーは全然使う気が無かったのですが、ビルバインはシーラ様が贈呈してくれた機体のため、とりあえず機体改造だけはやってました。

しかし、終盤、メルトランディ軍が攻撃を避けまくってくれるので、泣きが入って、そういや素早そうだって事でビルバインを投入。

スペックはそこそこなのに、実際に出撃したら敵の攻撃はヒョイヒョイ避けて、こっちの攻撃はバシバシ当たる戦神クラスの大活躍をしてくれて、うぉぉ・・・。


世の中には「当たらなければ(どんな強力な攻撃も)どうという事はない」という名言がありますが、まさにそれ。

終盤にビルバインの圧倒的な強さ(敵の攻撃が当たらない)に気が付き、もっと早く使っていれば!!と悔しい感じ。

しかし、ビルバインとシーラ様(グラン・ガラン)を使うと、もれなくパイロットを全力で煽る妖精が付いてくる オマケ付きです。



■頼れる主力・ガンバスター!!

殆ど名前しか知らない作品でしたが、スパロボαで一気に好きになったのが「トップをねらえ!」。

ガンバスターの強さは勿論ですが、パイロットのノリコがとにかく熱い!!

ゲーム中でも描かれていますが、ノリコはスーパーロボット乗りたる者、技を出すときの叫びが重要だと理解(?)しているため、もう、演じる声優さんも貧血起こさなかったか、今さら心配になる大熱演。

しびれる叫びのボルテスVにすら、決してひけをとらない技叫びはお見事。


一応、ガンバスターは、小型宇宙戦艦が2隻合体する身長200メートルもの超巨大ロボなんですが、最大必殺技がキックというのも熱い。

気合コマンドを限界まで使って、スーパーイナズマキックを食らわせば、戦艦クラスも割りとあっさり撃沈出来てしまい、もう外せません。

出撃出来ないステージも多くてあんまり頼っていると痛い目を見るのが怖いけど。



■ヘタすると主人公より主人公らしいSRX

中盤まで、とんでもない勢いで主人公の影を薄くしているのが、ゲームオリジナルのスーパーロボットチームのSRX。

むしろ、SRXチームのリュウセイが普通に主人公なのでは!?と思えてしまうレベル。


3体のリアル系ロボットが合体して、無類の強さのスーパーロボットSRXになる・・・という話はかなり早い段階から出てくるものの、とにかく合体が失敗する。

その強さのみが語られて、なかなか登場しないという、主人公じゃないのに主人公の特権を使いまくった後で、シナリオ1本使ってまるまる合体成功の話が語られる手厚い扱い。

ただ、最初に見た時は、ついに登場したかぁぁぁ・・・って、え、こんな土偶ロボなの!?とか思ってしまった。


SRXは、とにかく強い。

しかし、マジンカイザーやガンバスターのように気軽には使えないのでなかなか厳しい。

なぜか、科学の粋を集めて精製した超金属製なのに、素材がパワーに耐えられなくて10回しか合体出来ない謎の制限があるんです。

合体するたびに残り回数が出てくるので、すごい心配になる。

ちなみに、合体回数が限られているため、出撃時は分離状態なのです。

出撃する機体数は限られているため、シナリオ上の制限を表現するため、本来なら1つで済む枠が、いちいち3台分(4台分状態もあり)が無駄に食われる仕様なのも辛い。

浅い!! そこにドラマを感じなきゃダメ!!と言われればそれまでですが。


SRXについて、最初は確かに土偶ロボ!?とか思ってしまったけど、使っていくうちに、段々とカッコよく見えてくる不思議。

土偶がカッコ悪いという意味ではないです・・・って何を言い訳しているんだろう。



万能的なスーパーロボット、頼れるコン・バトラーV

実は数あるスーパーロボットの中でも、トップクラスに好きなのが超電磁ロボ コン・バトラーV。

いつでも使いたいんで、ポケステのシューティングゲームで稼いだ資金を目一杯つぎ込み、早期に機体をフル改造(MAX)しておきました!!

このコン・バトラーV、フル改造したという事もあってか、常に主力として頼れるスーパーロボットでいてくれました。

機体の強さだけでなく、コン・バトラーVはパイロットがとてつもなく有能。

スパロボαは、ロボット本体の能力の他に、RPGで言うところの魔法が「精神コマンド」というカタチで使えるゲームなのですが、それはロボットに乗っているパイロットに依存します。

コン・バトラーVは、便利なコマンドが使えるパイロットが、何と5人もいるのです!!

レベルアップしていくと、1ターンの間に・・・

・必中(命中率100%)
・熱血(ダメージ二倍)
・ひらめき(回避率100%)
・愛(味方全員のHPを完全に回復)
・覚醒(2回行動が可能)
・再動(行動を終了した味方をまた行動可能に戻す!)

などという鬼のような大活躍が可能になっています。


さらに必殺技も充実していて、超電磁スピン(まず超電磁タツマキで敵を動けなくして、ドリル化したコン・バトラーでブチ抜く無慈悲な技)も完全再現。


なんと、滑らかなアニメーションで戦車にトランスフォームする「グランダッシャー」もあります。

ありますというか、ただの体当たりなのに、なぜか超電磁スピンより攻撃力が高い最強技になってますね。


さらに、コン・バトラーVと同等の力を持った超電磁マシーン ボルテスVも大活躍。

二体の超電磁ロボは、遊びの幅を広げてくれるし、攻守共に大車輪の活躍をしてくれるので、私のようなスパロボ素人にはいざという時に助けてくれる必須の機体だと言えるでしょう。



このように、スーパーロボット大戦α、発売から14年を経過してのスロースタートですが、激ハマりしています。

戦闘アニメは丁寧でよく動くし、今見ても「もうこれくらいあれば満足」と思えるのだから、当時これをリアルタイムで体験した方の気持ちはどんなもんだったのか?

スパロボα素晴らしい!!