2010年10月23日土曜日

まだ紅葉満開前の蔵王・滝見台をEOS 7Dで撮影

ありがたくもEOS 7Dを購入する事が出来て以来、またしても休日の朝は寝ていられなくて、夜明け前に蔵王にパジェロミニを走らせました
だんだん峠道をパジェロミニで走るのが癖になって来たかも。制限速度内でも走りをガッチリ満喫できる、660cc直列四気筒DOHCツインスクロールターボエンジン+5MT+FRレイアウトは素晴らしい。

さて、蔵王ですか、頼みの綱のエコーラインは夜間閉鎖中(11月8日からは終日閉鎖になるのでご注意を!!)。もう山頂の方へは朝の八時以降でなければ行けないので、おっつけ滝見台が目的地となりました。

夜明け前に一人静かにまったり撮影するか・・・と思ったら、他のカメラマンさんが沢山いらっしゃって、ちょっとビックリ。でもそりゃそうか。しょっちゅう蔵王に来ている私ですが、はっきり言って知らない事ばかりだから、撮影ポイントとか色々聞かれるのが辛い。不親切とか隠してるとか思われると困るので知っている限りは精一杯お答えします・・・。あまり参考にならなくてごめんなさいね。

滝見台は、はっきりいって、今日時点では紅葉の満開にはまだ半分くらい?かな
じゃあいつ頃満開だよ?って言われると即答しづらい。これが平地ならば、ピークは来週だなっ!と言えるけど、山だからなぁ・・・。一週間後は枯れ木になってるかも知れないんですよね。来週様子見かな。

さて、写真ですが、カメラはもちろんEOS 7D。撮影モードは例によって全てマニュアルです。
EOSムービーを撮影しながら、写真もストレス無くきっちり撮れるのが、いつもながらありがたい。

肝心のレンズ。メインはEF 70-200mm F2.8L IS II USMで撮影ですけど、展望台からの撮影は毎年さすがにマンネリ気味なのが悩みの種。
家族からは「もうそこいいから」とか言われてるんですが、好きだから毎年来てます私。
今回は、展望台に固執しないで、フリーダムに色々な場所から撮影しました。

夜明けになると、朝焼けが山々にかぶってきて、一瞬だけ燃え上がるような朱色になるのが見事な自然美ですよねぇ。なんだこの赤さは!!って、ファインダーから眼を離してなんども確認しているうちに、だんだん色が消えていくあのスピード。
山ですねぇ。

三脚は他のカメラマンさんの邪魔にならないように立てました。
この時間はカメラマンさんしかいないねぇ。
ただ、滝をスローシャッターで糸のように撮るというオーソドックスな写真も欲しいので、ある程度は三脚ですが、後半はもう手持ちでEF 70-200mm F2.8L IS II USMをぶん回しました。

レンズといえば、やはりEF 100mm F2.8L MACRO IS USMも、素晴らしいですねぇ。ああー毎回言ってるなーこの一言。でも言わずにはおれない
100mmレンズとして優秀なのはもちろん、花のアップはまさに専門家レンズの貫禄。

遠景は・・・まずは、EF 20mm F2.8 USM
超広角レンズなのに、あいかわらずピント精度と速度が完璧ですねーこれ。
遠景の山の木々にピシピシとピントが完璧に来るのって時間勝負の時なんかは本当に助かる。
逆光に弱いという明快な弱点も、そんなのだいたい撮影前に空気で分かるので最近は全く問題にならなくなってますねぇ。さすがに。

それと、SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM。このレンズ、EOS 7DのAFマイクロアジャストメントでAFがバッチリになったとはいえ、風景の遠景撮影だと、やはりちょっとムラがあるかも。えっ、なんか解像力無いぞって思うと、微妙にピントがズレてる。微妙にだけど。さすがに、EF 20mm F2.8 USMほどのパーフェクトさを求めては過酷か。
もちろん、Lレンズ並みに能力そのものが極めて高いので、こっちが癖をつかんでさばく手間を惜しんではいけないというところか。