2011年12月28日水曜日

ヴィータ待望のゲーム「GRAVITY DAZE」体験版に大喜び

PSVITA(プレイステーションヴィータ)本体と同時発売にして欲しかった、個人的な大本命のゲームソフト「GRAVITY DAZE」(グラビティデイズ)。
ヴィータを待ちに待った後で、さらに来年2月の発売日まで待つのは長いなぁ・・・早く遊べたらいいのになぁと悶々と考えていたら・・・まさかの体験版配信開始です!!
PSストアは驚きの宝庫で、特にアーカイブス(現時点ではまだヴィータは動作を許可していない)で顕著なんですが「えええ出たのか!」ってなってしまうんですけど、まさに今回もそれ。
それと、年末のこの時期にシステムソフトも1.51にアップデート!!
ツイッターアプリの裏とかで、PSストアからギガバイト級ソフトを連続ダウンロードしても安定してましたね。
さて、あわててGRAVITY DAZEをヴィータにインストールしましたよ。
おお、OSのライブエリアにGRAVITY DAZEが表示される日が来たのかぁ。しみじみ。


まずは説明書を読みます。こういうドキュメントはVITAの960x544ドット高解像度有機ELモニタの威力に脱帽するしかないですねー。テキスト読みやすくて本当にandroid端末かWindows7かって感じですもん。

オープニング画面は、おなじみのイメージイラストをそのまま採用して来ましたね。体験版。
ここは絵だけでなく、音楽も堪能してしまいました。
このゲーム、なんか黄昏時の思い出の中を歩いているというか、夢の中を散歩するというか、そういう不思議な雰囲気も魅力と期待してたゲームなんです。音楽はまさにその気持ち、期待を盛り上げてくれますよ。

ゲームスタートすると、雰囲気が・・・そう、期待したそのまんま!!
これは嬉しいな。
夕空の向こうに霞む、気だるげな飛行物体。こういう雰囲気の出し方のうまさは、ICOとかもそうですけどソニー・コンピュータエンタテインメントの十八番という気がする。
うわぁすげぇや。これがモバイルマシンのグラフィックなのだろうか。笑いが出てしまうくらいすごい。なんというか、有機ELのパワーもあるんでしょうけど、処理量そのものが明らかにPSPの世代とは桁を外している。次世代機の力が即分かる体験版ですなぁ。
コミック調のデモシーンも良い感じ。全体的に2Dは高解像度が炸裂しまくってて、これからも毎回毎回驚き続けるんだろうなぁ。携帯ゲーム機に高解像度を持ち込んだのはヴィータのファインプレー。
この解像度がこれからのスタンダードになるんだから、本当にたまらなくワクワクしてくる。
重力を操るのはヒロインですが、それを発生するのはこの黒猫らしい。
黒猫から離れすぎると重力を操る能力が消失してしまう。おお、なかなか良い感じの制限アイディアではないでしょうか?
本作品の特徴となっている重力コントロールのシーン。一昔前なら、ハードウェアもソフトウェアもアイディアに追いつくことが出来ず、聞くと見るとでは大違いなゲームになっていると思うんですよ。でも、今回はプレイステーション・ヴィータという押しも押されもしない次世代ゲーム機。
ゲームデザイナーの力量も高く、まさに想像通りのゲームに仕上がっている印象です。
重力を崩して、ビルの壁面などに立ち、歩くヒロイン。このあたりは、まさにヴィータのもつ有り余る処理能力があってこそ成り立つ場面です。
単純に見た目だけというのではなく、ヴィータは人間が頭で想像した情景を動きを伴って丸ごと出現させるかのようなパワーがあります。

また、ヴィータには、よく考え抜かれたアナログスティックが2本あり、同時操作を考慮した配置・設計のボタン類と組み合わせて、アクション操作そのものが気持ち良いという、今までの携帯ゲーム機ではどう逆立ちしようが、シェイクしようが、どこからも出てこなかった素晴らしいコントロール性を、ガッチリと実現しているという極めて重要な特長もあります。

まだ誕生してほんのわずかしか経過していないヴィータ。しかし、もうGRAVITY DAZEのようなゲームが完成しようとしています。まだまだ私がゲームをやめる日は来なくて済みそうです。