このボールペンをWebで見た時、あっ、まさにこういうのが欲しかった!!と電流が走り、一瞬も迷わずに注文してしまいました。
今回の記事では、一目惚れ状態の「セーラー万年筆社プロカラー300四季彩(しきさい)ほしくず」について書かせて頂きたいと思います。
プロカラー300は、いついかなる場所でも映える立派でスリムな万年筆スタイルのボールペン。
それをベースとして、メーカーが「真冬の澄んだ夜空に青白く輝く満点の星空」を表現したのがこのペンです。
四季彩は、その名の通り、日本が持つ美しい四季をモチーフとしており、春・夏・秋・冬と4シーズン分発売されているんですが、その最終シーズンにあたる「冬=ほしくず」が、特に心に響きました。
冬の星空かぁ、なんてロマンチックなんだろう!!・・・とか思っていたら!!
注文かけたその夜から仙台市に78年ぶりの大雪来襲して冬のイメージが非常に悪いものになってしまった!!
しかし、このボールペンが届き、実際に手にしてみるとおお、やっぱりロマンチック!!と、大雪で落ち込んだ気持ちが回復するくらい、このセーラー万年筆社の作品は力のある素晴らしいものでした。
プロカラー300は、AS樹脂のペン軸と、ニッケル・クローム・コーティングを施した金属パーツで構成されています。
満天の星空を表現する素材は、AS樹脂軸に散りばめられたラメの煌き。
ラメと言いますけれど、白く、青く、立体的に広がる輝き様は、まさに我が手の中に星空が誕生したかのような美しさを秘めています。
そう、手の中の星空!!
本当にそんな感じです。
人工の星空と言えばプラネタリウムが思い浮かびますが、プロカラー300ほしくずは、まさに持ち歩けるプラネタリウムかも知れませんね。
万年筆スタイルのペンで、なおかつ星空をモチーフにしたものというのは非常に珍しく、よくぞ作ってくれたという気持ち。
ペン軸のみならず、ちゃんとペン尻部分にも星が煌めいているのが嬉しい。
たい焼きで言うと、しっぽまで餡がしっかり詰まった良い感じ!!
実際に筆記してみると、やはりさすがはプロカラー、スリムタイプゆえに筆記者の手を選ばず、大地に根を下ろしたようなしっかりとした書き心地です。
リフィルの18-0300も、さすがの安定度。
ペン先は回転繰り出し式ですが、その回転のフィーリングも適度に重みがつけられた非常に上質感溢れたもの。
自分で使うだけでなく、大切な人への贈答品にも積極的に選びたくなるエネルギーがありますね。