オーディンスフィアはリモートプレイの圧勝!!
↑ヴィータで一度クリアしている「オーディンスフィア」という名作があるのですが、セーブデータをオンライン経由でPS4と共有出来る「クロスセーブ」に対応しているため、2周目をPS4 (PCリモートプレイ)で開始しました。このゲームは、2Dでは(キャラクター込みで)世界でもトップなんではないかと思われる美麗なグラフィックと、遊びやすく多彩で引き込まれるアクション、まさに劇的なストーリー、ずばり大傑作ゲームなのです。
同時に、PS4とヴィータを行ったり来たり出来るため、PCリモートプレイ vs (優れた)携帯ゲーム機のガチガチの比較が可能になっています。
↑ヴィータは、ソニーが長年研究を続けて来たPSコントローラーを与えられ、高品位な5インチモニタ(有機ELモデルもあり)を備え、いまもって最高の携帯ゲーム機でもあります。
そこまで優秀なヴィータをもってしても、もはや、PCリモートプレイには全く歯が立たない事が分かり、一つの時代、PSPから続いた「携帯ゲーム機の時代」がついに終わったんだなぁという寂しさを感じますね。
↑PCリモートプレイは、地道に進化しており、自己責任で用意しないとならないネットワークやPC本体が一定の水準をクリアさえしていれば、一般的には遅延も問題にならない所まで来ています。
オーディンスフィアはかなり激しいアクションを要求されますが、あれだけ楽しかったヴィータを、PCリモートプレイは軽々と超えてしまいます。
携帯ゲーム機は、当然ですが、小さな体に何もかも詰め込まないといけないため、制約がきつく、息苦しく貧しいという絶対に乗り越えられない欠点・・・いや、特性があります。
PCリモートプレイはそれがなく、広々としていて、快適で、もういう事なしです。
逆に、PCリモートプレイから携帯ゲーム機に持ち替えた時のグレードダウン感による気落ちが物凄いのが分かりました。
↑しのごの理屈抜きで、同じゲームをプレイしてても、携帯ゲーム機よりも、PS4のパワーをそのまま遊べるリモートプレイの方が遥かに面白い!!
携帯ゲーム機では及びもつかないハイパワーが背後で炸裂している、まさに大馬力ゲームエンジンが咆哮しているのだからある意味当然の感想になってしまいます。
はっきり言って、ゲームプレイ中は、携帯ゲーム機がPCリモートプレイに追いつく点はただの一つも無い事が分かり、ヴィータ大好き大ファンの私としては、結構過酷な現実を突きつけられてしまいました。
ただ、これから全世界のスタンダードになる「PS5」の携帯ゲーム機は、(あくまで今のところですが)リモートプレイでフォローするみたいだし、慣れておいて損はないと思われます。
↑ヴィータはまだまだ現役として活躍できる優秀なゲーム機なのですが、PCリモートプレイから切り替えると、相当な息苦しさはあります。
そういう時代なんだなぁと。
ただ、PCリモートプレイの欠点は、何と言っても災害に弱い点です。
携帯ゲーム機をそばに寄せ付けない圧倒的なゲーム体験の源は、言ったら、好きなだけ電気を食える昔ながらの据え置きゲーム機によるもの。
災害で電気が来なくなったら瞬殺です。
またPS4のゲームはシステムが「いつでもどこでもセーブ」に対応してないので、好きなタイミングでゲームを終了できません(進行状態を破棄すれば切れるけど、それはブチ切りなだけで何の解決にもならない)。
PS5では、システムでいつでもセーブを持ち、ユーザーにゲームを自由に終了できる権利を与えて欲しい!!
それと、ポケットに入れて気軽に持ち歩きたい時はどうするんだ!!という話もありますが、それはもうスマホに役割を任せる時が来たという事です。
ヴィータの時代は良かったけれど、ヴィータの後の時代は、もう携帯ゲーム機が出ても買う気は一切なく、1円でもあれば、携帯ゲーム機ではなくてスマホ(ZenFone)にかけたくてしょうがない。
ともあれ、まだまだ改良の余地はあるリモートプレイによる「次世代の携帯ゲーム機体験」だれども、実際に、古いタイプの携帯ゲーム機を圧倒する成果を出しているわけで・・・これからにも最大級の期待をしたいです!!