2022年7月30日土曜日

(カメラ) EOS R10のセットアップをいたします

今回の記事は、いよいよEOS R10のセットアップをいたします。


とても良いカメラです!!

思えば、Xperia 1 IIの快進撃で、もうカメラ専用機を買う事はないか...という所からの大逆転でしたね。

EOS R10欲しくて欲しくて、幻覚が見えるくらいになっていましたが、幻覚じゃなくて本物が目の前にある嬉しさ大爆発。


↑というわけで、EOS R10です。

一眼レフに寄せたスタイリングが好ましい!!

カメラストラップの取り付けをしていると、確かに未来のカメラはXperiaなのかも知れないけど、カメラ専用機ならではの楽しさはやはりカメラ専用機だけのもの。

カメラストラップは、「EOS R10」の名前が、なんとプリントではなくて刺繍で表現されています!!


↑バッテリーとメモリカードをセットします。

EOS R10は、EOS KISS Mと同様にとても体が小さなカメラなので、両方が同一の場所へのセットとなります。

ハッチはとても軽くてビックリ。

しかし、バッテリーをロックするツメが強力なので不安はありません。

バッテリーは「LP-E17」というタイプで、私はこれが初めての所有となります。

そう、手持ちで大活躍してくれているEOS KISS Mや一眼レフのEOS KISS X7は、LP-E17ではなくて、もっと小さいLP-E12というバッテリーなのでした。

ちなみにメモリカードは、書き込み速度が260MB/秒に達する、UHS-II規格対応カードが使えるので、そのスペックのレキサーを選択。

EOS R10は非常に高性能とは言えども、連写用バッファが小さいため、バッファを早期に解放するには高速なUHS-IIカード推奨です。

(ただし、高速タイプは値段が高過ぎて...容量32GBです。)


RF-S 18-45mm F4.5-6.3 IS STMレンズをセット!!

いよいよRF-S 18-45mm F4.5-6.3 IS STMレンズをセットします。

このレンズは、キヤノンがRシステムで初のAPS-C専用タイプのレンズで、その性能に期待が高まりますね。

なにしろ、APS-C専用マウントの「EF-M」では、キヤノンは全数のレンズが大評判という偉業を達成しており、APS-C専用レンズの達人ですもの!!


↑RF-S 18-45mm F4.5-6.3 IS STMは、あの、EOS KISS Mでも大車輪の活躍を見せる「EF-M 15-45mm F4.5-6.3 IS STM」と同等の軽さ!!

ただし、外装はさすがにオシャレを極めたEF-Mレンズほど、気合は入っていないかな。

デザインは良いのですが、EF-Mレンズが見せた「クラスレスの上質感」、綺羅びやかな外装の美は鳴りを潜めております。

ただ非常に実用的で、とにかく軽さ重視ですからこれで良い感じです。


↑これがRF-S 18-45レンズを装着した、EOS R10の姿です。

同時開発のレンズだけあり、EOS R10が誇る、高性能AFシステムにも適応するし、軽量だし、非常に重要な主力として活躍してくれるはず。

ちなみに、Rシステム特有の、PowerShot Gシリーズから継承された「コントロールリング」が装備されてまして、それは先端のリングとなります。

ここにISO感度の設定を割り当ててあります!!

そう、EOS R10は、コントロールリングがあるので、本体の2ダイヤルと合わせて、3ダイヤルをバリバリに使えるカメラとなっているんです。


EOS KISS Mと並べてみる!!

・今回の記事の写真は全てPowerShot G9X Mark IIで撮影しています。

さて、いよいよ、小型軽量で鳴らすEOS KISS Mと並べてみました。


↑さすが、EOS R最小・最軽量のEOS R10と言えども、小ささを極めたEOS KISS Mと比べてしまうと、やはり一回り大きくてマッシブな感じはしてしまいますね。

EOS KISS Mは未来の小型カメラ、EOS R10は、古き良き一眼レフをそのまま小さくした伝統美という感じです。

特にグリップの差はエグい。

家族にEOS R10を見せたら、さすがにEOS KISS Mを知っているだけあり、「思ったより小さくないね!」だそうです...

正直、EOS KISS Mは相手が強すぎる。

また、レンズの外装のクオリティが段違いでEF-Mが優っているのも分かると思います。

EF-Mレンズは、高級や通常だののクラス分けをしない、全数がハイクオリティ品という位置づけなので、どのレンズもビックリする上質感に恵まれていますから、あらためてEF-Mシステムの美点を思い出させられます。

正直、EOS R10はもちろん素晴らしいですが、これが出たらからEOS KISS Mは終わりとかそういうのは全然なくて、あらためてEOS KISS Mの小ささ、素晴らしさというのが際立って来たと思います!!


設定は準プロ機並の細かさ!!

EOS R10は、体が小さいので、ネットでは相当になめられてますが、設定の細かさは準プロ機並です。

というか、あのEOS 7D Mark IIよりも細やかなんじゃないかと焦ります。


↑EOS R10は、いよいよ電子シャッターが普通に使えるようになっています。

EOS KISS Mだと、スペシャル撮影モードと言って、オート撮影モードの一種になっており、自由に使えるEOS R10は「おおっ!」です。

電子シャッターだと静音になり、シャッター速度の上限が驚異的な1/1万6000秒になります!!

ただし、センサー読み出し速度がその速度に耐えられないため、動体撮影においては歪みが生じる危険性があります、という注意喚起がなされてます。

ちなみに、シャッター速度1/1万6000秒は、あの伝説の初代EOS 1Dと同等となります!!


↑EOS R10は、なんと、現在、世界最高・最強と思われる「EOS R3が誇るEOS iTR AF X」という超強力なAFシステムを搭載してます!!

もちろん、センサーの読み出し速度は違うし、体が小さいので、DiGiC-Xプロセッサの処理速度も制限かけてあるだろうから、同等の数字は叩き出せないでしょうが、実質はプロ用のカメラと(80万円のカメラがプロ用じゃないなんて、何の冗談なのだ?)同一のシステムを、普及価格帯のカメラに搭載する事は、今までなら絶対になかった話。

動体撮影で攻め込んで来たスマホと戦うため、キヤノンが英断を下したとして歴史に残る快挙です。

そのため、AF周りの設定の細やかさは、EOS R10は、あのEOS 7D Mark IIに匹敵してます。

いや、機能がより上なので超えていると言って良いでしょう。

もちろん、EOS 7D Mark IIは、一眼レフシステムという複雑な中であの性能をやり遂げたという強みは永遠ですが。


↑EOS KISS Mでも威力炸裂している「タッチアンドドラッグAF」ももちろん可能!!

マルチコントローラー搭載しているので、ハイブリッドでAF操作が可能というわけで、至れり尽くせりです。

タッチアンドドラッグAFはキヤノンを大絶賛したいくらい素晴らしい操作性なのですが、泣き所があって、汚れとか水濡れ等で誤認識しやすいのと、液晶モニタをバリアングルモニターとして使うと、機能をロストしてしまう点。

やはりマルチコントローラーとの二段構えは心強いところです。


↑EOS R10は、EOS R3譲りの超強力なAFシステム「EOS iTF AF X」が注目の的ですが、そればっかりではなくて、EOS KISS M同様にマニュアルフォーカス(MF)も強力です。

ピントが合った場所を模様で示してくれるピーキングは、EOS KISS Mでその確実性を確認しまくっているので、同じ設定が出来るEOS R10は既に大安心。

特に伝説名玉と呼ばれる、昔の「タムロン90mm F/2.8」レンズは、MFで快適・本領発揮のレンズなので重要なところです。

他にも、ボタンとダイヤルのカスタマイズも細やかに可能で、カスタマイズ性能は準プロ機の気迫となっています。

これからいよいよ本格的にEOS R10での撮影になりますが、どのような感じか期待が高まるばかりです。