今回も親ばか節炸裂ですが、ご容赦下さい。
やはり、全てにおいてベスト、最高だなぁとしみじみ思わされます。
ミッドシップエンジンの恩恵か、エアコンが寒いくらい効く!!
東北の猛暑なんて、関東の皆様とかに比べたら甘いかも知れないですが、それでも背中に圧力を感じるくらいの猛暑。
ワゴン車や、トータル3代で40万キロ近く乗ったパジェロミニだと、最大フルパワーでも暑いなぁ...という状況。
アイのエアコンは半分のパワーで寒い!!
個体差もあるのでしょうが、アイのエアコン毎年むちゃくちゃ効く!!
昔乗っていた、3000ccの国産最強クラスのスポーツカーを彷彿とさせるくらい効く。
これは、やはりミッドシップエンジンであり、前方に高熱源が存在しないため、外気が素直にそのまま入ってくるのが大きいのかなと思います。
アイにおいてエアコン(冷房)が効かない場合、エアコンガスが不足している懸念があるのでチェックするのがよろしかろうと思われます!!
それと、アイは操作性も個人的に最高峰です。
人によっては、プラスチッキーとか言う人もいるけど、個人的にはアイのインパネ等は一番好き。
実際、オーディオやエアコン、全ての操作が見なくとも手触りで快適に可能な優れたレベルだし、デザインも唯一無二で素晴らしいの一言です。
もう2代、10年に渡ってアイに乗らせてもらってますが、一日足りともワクワクしなかった日がありません。
こんなに愛せるクルマに出会えた事は、人生における幸せの一つと言い切って良いでしょう。
走りは低速ピュアスポーツ!!
アイは、走りも画期的な「低速ピュアスポーツ」という、完全にオンリーワンの世界観を生み出しています。
速く走るクルマではないのに、設計は完全にピュアスポーツの手法を取り入れ、競争ではなくて乗り味にこだわるために技術を全ブリした今後この世に二度と現れることのない快作。
日本において、こういう、オーディオ機器やカメラ専用機のような「味」にこだわった車種、ことにコストに厳しい軽自動車では二度は誕生し得ない奇跡と言って良いでしょう。
速く走るのではなく、動いているだけでも気持ち良いというのは、私自身衝撃的でした。
法定速度を遵守し、安全運転に務めるだけで既に走りも満喫出来るというのは、まさにクルマの最終到達地点なのではないでしょうか。
アクセルだけでなく、ブレーキも高い解像度で幅広く微妙なコントロールに応えてくれる。
コーナリング一つとっても、四輪がどういう状態なのか確実に伝わる皮膚のような絶妙な設計。
こんな素晴らしいクルマがこの世にあるのか、軽自動車という規格を作ってくれた先達、このクルマを生み出してくれた全ての方々に感謝と尊敬の念でいっぱいです。
走り、デザインに全く妥協が無いのに、生活まで便利のミラクル
過去に何度も言ってていい加減にしろと言われるでしょうが、止まりません。
アイのミラクルは、とにかく走りとデザインに全く妥協が無いのに、生活まで便利という点です。
普通、ミッドシップエンジン・リアドライブで、デザインまで心捉える流麗な美人となると、2シーターだったり、荷物は積めませんとかそんな感じになって当然だと思います。
アイは違うんです。
デザインが、誕生から何年経過しようとも、常に未来からやって来たような驚異的なものなのに...
アイには外見からは想像出来ないくらい広めの荷室があって、まずこれは驚かねばなりますまい。
ミッドシップエンジンでデザインまで拘っているのに、4人乗車で冬タイヤ4本の全輪が搭載出来てしまう荷室がある時点で一体何が起きているのかという状態です。
繊細なミッドシップマシンなので、タイヤ交換は自分ではやりません。
自分のいい加減な設備、作業でバランスを崩さないように、タイヤを積み込んで、信用出来るプロたるディーラーさんでの交換オンリーなのですが、それもこの積載能力あって成り立つわけです。
ここから後部座席下まで潜りこむ、ミッドシップエンジンへのアクセスがあるため、床が高いのですが、それもデメリットなのか?いいや違う。
腰の高さなので、荷物の積み下ろしが実はやりやすい!!
すげー床が低いワゴンの方がやりにくいと感じるくらい、慣れまくってるのも大きいかもですが。
ちなみに、荷物も積める後部座席ですが、土足禁止になってます。
デリカミニに比べれば、当然、激せまの後部座席ですが、パジェロミニから乗り換えても全く不安を感じなかった太い繭のようなフレームで包まれた安心感は大変なもので、広さよりも包まれ感を大切にする人にはこっちのが受け入れやすいかも知れないですね。
それは誰なのかというと、私ですが。
クルマ詳しい人にこそ見てほしいアイ
アイの特徴は、とにかくクルマに詳しい人、それも最高レベルの知見を持った達人にほど、沢山見てほしい!!と思わされる事です。
車検から帰ってきたアイの下回りですが、クルマに詳しい人には何も説明しなくとも凄さが分かってもらえるので安心です。
正直、軽自動車と言いますが、大きなクルマでは企画的に破綻していたと思います。
その意味で言えば、遥かな時を超えて、軽自動車という規格が生み出された意味を深める重要な存在がアイだと言えるのです。
そんなアイも、世界初の量産市販EVである「アイ・ミーブ」ごと、生産が完了してしまい、後は貴重な流通在庫のみの存在になってしまいましたが...
なんとか、永遠にこのクルマに乗り続けたいですが...