初の家庭用フルハイビジョンカメラ「HDR-FX1」
初の家庭用小型フルハイビジョンカメラ「HDR-HC3」
手ぶれ補正に新時代をもたらし、小型センサーの常識を打ち破った革命的な「HDR-XR500V」
そして今回は、家庭用ビデオカメラのありとあらゆる歴史、しがらみ、限度の全部を根底から覆す可能性を秘めた、破格も破格のエボリューションカメラ「NEX-VG10」を海外発表しました。
初物づくしという事で、荒削りな部分は多々ありましょうが、こういう、夜明けの太陽のような輝きは、まさにこの時期だけなのです。
成熟を待てば良いが、はてさてその頃はどうなるか。代償として、見飽きてつまらない物になってしまうのも世の常。
特にソニーは初号機を外すと後継機はあからさまなコストダウンをしてしまう癖があり、怖いかも。
NEX-VG10が発表されて以来、興奮して眠れない日が続きます。
家族にも、もっと私が働くという条件で購入のOKをもらいましたよ。
新カメラを買う前に課せられる、フォトコンテスト等での入選とかのノルマは、EOS 7Dの時にオーバーキルで達成してあったんで、それを評価してもらい、単純に経済的な問題だけになりました。
ただ、NEX-VG10にも不安があります。
それは、写真機として軽視された設計でないか、という点です。
写真を軽視した設計なら、ちょっと思っていたものとは違うので悩ましいところ。
EOS 7D(か後継機)ならば、当然、写真機としては一片の不安もないし、ハイビジョンも、背面液晶を見ながらの不自然なスタイルと、フォーカス関係を耐えれば、三脚固定の風景専門と割り切れば相当な満足が得られる可能性があり、NEX-VG10最強ライバルと言えるでしょう。
ともかく、泣いても笑っても、カメラの歴史が激変しようという前夜祭にあるわけです。
この猛烈な熱気、期待感、沸き上がる喜び、これを与えてくれたソニーには本当に感謝です。
さあ、NEX-VG10よ、ライズアップ!!!