2015年1月17日土曜日

不調だったマザーシップPC「Aspire 5750G」のHDDを交換して復活した話

私のマザーシップPC「ACER Aspire 5750G」ですが、どうもハードディスクが不調になったみたいで、何をするにもずーっとディスクアクセスしっ放しという状態が続き、このところ8インチWindowsタブレットにメインPCの座を譲っておりました。

しかし、このままではいかん!!と、とにかく思い切ってHDDを購入し、交換に踏み切りました。


本当はSSDが欲しかったのですが、容量が少なくてめちゃ高価!!

今回は、容量を重視して、やはりハードディスクに落ち着きました。

買ってきたのは、HGSTのTRAVEL STARというブランドの、9.5mm厚の2.5インチ。
容量は1TBで、回転速度は、個人的にはノート用としては生まれて初めての7200rpm!!

買う時に、店員さんに、「相性が原因で使えなくても返品とかは出来ないですよ」と何回も念押しされてびっくりした。


一応、Aspire 5750Gで使えなかったり、失敗した時に備えて、USB3.0のHDDケースも買ってきました。

玄人志向のGW2.5TL-U3/BKというやつです。

軽くてスタイリッシュ、全面樹脂なので、他の機材に傷をつけないのが大きなポイント。

以前金属製のやつを購入したら、さっそく他の機材に傷つけてたので全面樹脂は必須ポイントです。


Aspire 5750Gは、さすがに15.6インチノートだけあって、HDD交換はめちゃめちゃ簡単そう。

だいたいにして、交換時にどこを開ければ良いか、ずばり一目見ただけで分かるし。


簡単な封印シール1枚を切り、ねじ2本外すだけで蓋が開き、HDDもメモリも全部一度に見られますねー。

HDDは、接続ケーブルは無し。

ドライブが直接コネクタに差し込まれているんです。


ドライブを外す時は、金具ごと左側にガコッとスライドさせるだけです。

ノートPCでここまで簡単にドライブが外せるのって初めてなんで、あまりの簡単さにちょっと感動してしまいますね。


取り外したのは、東芝の640GBのハードディスク。

回転速度は、当たり前のように5400rpmです。

ドライブには、透明な樹脂フィルムで結合された2つの金具が装着されており、この金具を取り外して、新しいドライブにそのまま装着します。


取り外した金具はこんな感じ。

ねじで固定されています。


金具を、新しいドライブ「HGST TRAVEL STAR」に装着し、はめ直します。

これだけで、ハードウェア関係は完了です!!

すげーーー簡単でうれしい!!


購入当日に作っておいた、Windows7のリカバリーディスクをAspire 5750G内蔵のDVDドライブに入れると、何も入っていないHDDはスキップされ、DVDがブィーーーンと読み込まれ、ウィザード形式で購入時の状態がさくさくとリカバリーされて行きます!!

途中で失敗した時は、起動時にF2キーを連打し、BIOS画面に入り、ドライブのブート順位をHDDよりもDVD優先にしてからもう一度最初からやり直せばOK。

実は私は途中で電源切れてしまい、やり直しになりました。

もうバッテリがだめで、ACアダプタが知らずに抜けていたりすると、もう警告も何もなしにプゥゥーン!!と突然電源が切れてしまうようになっちゃったんです。


新しいドライブが順調に使えたんで、取り外した前のドライブをHDDケースに入れてみました。

壊れているHDDだから、使えるのかどうか心配だけど・・・。

中には、今まで撮影した写真のデータとか100GB以上入っているから、使えないととても困るのだけど。


あれほど調子の悪かったというのに、ケースに入れてポータブルHDDにしたら特に問題なく使えてます。

まぁ、エラー吐きまくりのHDDだから、いつだめになるか分からないけれど・・・。

ちょい怖いけど、640GBの容量は魅力的ですねー。


HGSTの1TBハードディスクですが、もちろんSSDのようにはいかないでしょうが、標準の640GBのHDDよりも目に見えて速い!!

体感では5割り増しくらい速いかも知れない。

あと、当たり前ですが、4コア8スレッドのCore i7はめちゃくちゃ速いですね!!

手のひらモバイルとすれば、Atom Z3740も非常に良いのですが、さすがCore i7は馬力が隔絶しています。

ちなみに、コールドスタートだと、30秒ほどでログイン画面まで来ます。

音も特に気にならないし、何やっても速いから嬉しいですねー。

これ、気が早いけれどとても良い。

今すぐではないけれど、プレイステーション4用としても欲しいなぁと思える。


問題と言えば、Aspire 5750Gの特長の一つである「ディスクリートGPU・GeForce GT540M」の設定ですね!!

標準だと、自動的にチップ内蔵GPUと、ディスクリートGPUを切り替えるのですが、なんと、インターネットエクスプローラがディスクリートGPUでの描画になり、エラー起こして、起動後に即エラーとなって先に進まなくなるのです。

どうも、MSNのホームページでエラーになるみたいです。

インターネットエクスプローラは、標準でMSNのホームページを表示する設定になってるので、まさに地雷。

設定画面から、強制的にチップ内蔵GPUで描画することで問題解決しました。

ディスクリートGPUは、内蔵GPUの二倍ものパワーを持っているけど、安定しないのが泣き所。


いやー、やっぱり、4コア8スレッドのCore i7は良いですねー。

私のはもう古い2630QMなんですが、今もって全然不満が無いくらい速い。

実は、4コア8スレッドのCore i7搭載ノートを買おうかなぁと、お店に見に行ったんですよ。

そしたら、ハードルが劇高。

私が購入した2011年には存在していた「4コア8スレッドCore i7搭載だけど、他のパーツを削って、とにかく価格の安いハイパワー・スタンダード・ノートPC」というカテゴリはそもそも消滅してるんですね。

お、Core i7じゃないか!と思ったら2コアだったりするし、4コア8スレッドのノートは他の仕様も豪華にしているものがほとんど全てなので、20万円じゃおさまらないくらい出さないといけない。

そう考えると、一桁万円で、4コア8スレッドCore i7と、ディスクリートGPUまで付くノートの、Asire 5750Gはかなり貴重品なのかも知れない。

ともあれ、復活してよかったー。

ただ、バッテリがもうだめなので、必ずコンセントにつないで使うべし、ですな。

急に電源切れるから、バッテリは短時間の、部屋間の移動用。

たぶん、電源切れまくりだったから、前のHDDが壊れて行ったんだなー・・・。