2016年5月28日土曜日

時々小雨が降る中、みちのく公園を撮影してみました

時々小雨が降る中、みちのく公園をEOS KISS X7とPowerShot G5Xで撮影してみました。

みちのく公園に通い出してからそこそこ長くなりますが、最近は機材が本当に軽く少なくなったなぁと実感しています。

以前は、カメラバッグ一杯に詰めたレンズで重装備だったんですが、特にEOS KISS X7になってからは、どんだけ軽装で来られるか?みたいなところがありますね。

さらに、万能タイプの超小型ミラーレスカメラPowerShot G5Xが来てくれてからは、もう軽装化は止められない勢いになって来ました。


今回、EOS KISS X7には、主に、軽くて安くて小さい、タムロンSP 90mm F/2.8 Diレンズを装着して撮影しています。

このレンズは、軽くて値段も優しく、写りはとろけるように素晴らしい、心から良いレンズ。

EOS KISS X7の登場で、この90mmが持つ美点「軽い」がさらに先鋭に引き出され、ますます魅力がグレードアップしたと思います。


PowerShot G5Xは、機材の軽量化に決定的なホームランをぶちこんだカメラ。

APS-C換算で、15-63mm F1.8-2.8という驚異的な大口径ズームレンズなのに、実質は荷物になる度数ゼロというのは夢のようですね。

あらためて、カメラの進化に情熱を傾けて頑張ってくれる開発者のみなさんには深く頭が下がる思いです。


PowerShot G5Xで撮影。

ほとんどを有機ELファインダーで撮影しているG5Xなのですが、バリアングル液晶モニタは確かに便利ですね。

アングルが本当に自由になる。

100枚に1枚くらいしか使わない液晶モニタですが、その100枚に1枚で存在感を大きくアピールしてくれます!


1インチセンサーは、ボディの小ささに決定的な役割を果たしてくれているのですが、画質も素晴らしいですね。

高感度になると、さすがにAPS-Cには引き離されてしまうとは言え、昔はプロカメラマンすらもISO感度400くらいで頑張ってたわけで、今の基準がちょっとおかしいだけ、という考え方も出来るし。


PowerShot G5Xで撮影。

APS-C換算で15-63mmレンズは、風景の撮影でやはり心強い。

APS-Cだと、広角レンズって結構でっかくなってしまうものだけど、G5Xがあると一台だけで済んでしまうもんなー。


ここからはEOS KISS X7で撮影。

レンズはEF-S 24mm F2.8 STM。

EOS KISS X7は、画質うんぬんの前に、シャッター切った後の満足感が段違い。

静音シャッターと、通常シャッターで、レスポンスや音、手ごたえがまるで変ってくるため、実質的に2台のカメラを楽しむのに匹敵してるのも大きい。


EF-S 24mm F2.8 STMレンズは、EOS KISS X7とセットで販売してもらいたいくらい、決定的なレンズ。

このレンズのある、なしによって、X7の魅力も結構変わって来るのかなと思います。

というか、キヤノンのパンケーキ型レンズは、EF 40mm F2.8 STMもそうですが、全部大成功ですよね!もう一本くらい企画して欲しい。


ここからは、タムロンSP 90mm F/2.8 Diレンズで撮影しています。

噴水のノズルを、最高シャッター速度1/4000秒で撮影。

1/4000秒って滅多に使わないけど、水滴の止まり方の世界が違いますねー。

というか、あまりにもEOS KISSに慣れ過ぎていて、EOS 20DやEOS 7Dを使う時に、1/8000秒の存在をすっかり忘れて「あったっけ!?」みたいになってしまう。


みちのく公園の滝、珍しく水が流れていなくて、そこに雨が降るという(個人的には)稀有なシチュエーションになりました。

タムロンSP 90mm F/2.8Diは、伝説の名玉と称賛されるほどのマクロレンズなんですが、マクロとしては殆ど使わず、普通に90mmレンズとして活躍してもらってます。


池の風景ですが、90mmだと、ほどよく風景を切り取る事が出来るので撮影の楽しさが一段と上がりますね。


曇天、雨を繰り返す不安定な天気でしたが、新緑もそれなりに鮮やかに撮れて良かったー。


水たまりを90mmで撮影。

AFは遅いけど正確。

EOS KISS X7は、AFを常に中央部1点固定にしているのですが、こうすると、F/2.8対応センサーが発動してくれてAF精度が上がるのが嬉しい。


このアングルで写真撮りたかった!!

ポピー越しに、蔵王の山々です。

90mmは風景写真にもかなり魅力的。


まだまだ植えている途中のポピー畑(1週間後にポピー祭り開催)なんですが、写真に収めました。

全体的に撮るのは、1インチセンサーが良いかな?と思うのですが、APS-Cのバランスは圧巻ですね。


やっぱり、ポピーを大きく撮った写真も欲しいなぁと。

こういう花を大きく捉えた写真は、タムロンSP 90mm F/2.8 Diレンズの真骨頂という感じですね。

ただ、APS-Cは、センサーがあまりにも大きすぎて、ぼけが強過ぎる点はあるかも。

花に近づく時は、APS-Cどころか、1/2.3インチセンサーが欲しくなる時もありますね。


風で煽られるポピーの花を、体を動かして追従しながら撮影してみました。

EOS KISS X7のAFは、最新のスペックと比較するとかなり貧弱に感じますが、中央部1点固定にすると化けます。

EOS KISSは、全体に言えるのですが、機械にまかせたAFポイントの自動追尾ではなくて、精度の高いF/2.8対応中央部1点で勝負。

自分から動いて、被写体を中央部1点で追尾すると良い感じ。


あやめを引きの画で撮影してみました。

EOS KISS X7は、撮りたい全てが撮れるカメラなので、ずっと使い続けたいけれど、コスト的に耐久性の設計は緩いはずなのでちょっと心配。