この時計、その卓越した可憐な美貌と、メタルの概念を超えたつけ心地の良さには脱帽の一言です。
もともと当代の時計の中で、世界で一番欲しかった時計だったわけですが、実際に手にして見ると...実物は想像の上を軽く上に行く素晴らしさ極めし時計。
エレガンスを形にしたらこうなる、まさにこれです。
ドレスウォッチの矜持があり、イルミネーターの類は一切排除し、針も細くて美観重視ではあるものの、文字盤も見やすさは極めて良好。
精緻なローマ数字インデックス、時だけでなく分の刻みも良く、時計の本分である「時刻の見やすさ」が高いレベル...それこそアテッサ等の超一流のビジネス・フォーマルウォッチにも劣らぬ確かさで確保されています。
またケース(本体)がなんと薄さ6mmという、押しも押されもしない大変な薄型となっておりますが、文字盤が何で出来ているのかと言えば、白蝶貝です!!
さらに白蝶貝文字盤には、見事と唸る他が無い、白蝶貝彫刻が施されております。
世界で一つだけの模様を生み出す自然由来の素材である白蝶貝。
私のエクシードは、薄型という事もあるのか、白蝶貝特有の虹のような輝きが抑えられ、普段は、和紙のようにも見え、深みのある白銀にも見えるしっとりとした景観。
しかし、ひとたび、強い室内照明や太陽光線が直入して来ると、文字盤の上にふわっと虹がかかる、とろけるような絶景が出現します!!
素材は、世界で最高のチタン時計製造技術を誇るシチズンならではの、「スーパーチタニウム」です。
このスーパーチタニウムにステンレスの5倍以上の硬度を与える「デュラテクト」という超絶加工技術があるのですが、それだけでは済みません。
このデュラテクトに、貴金属の「プラチナ」を配合した「デュラテクト・プラチナ」と、貴金属の「ゴールド」を配合した「デュラテクト・ピンク」という、豪華を極めた貴金属系デュラテクトがあるのですが、この2種類を両方採用しているのです。
スーパーチタニウムと貴金属デュラテクトの複合採用により、つけ心地はメタルの概念を超越する優しいものです。
しかも、お金の話はいやらしいので言いたくないのですが、日本の時計の真骨頂なので重要。
これほどの時計なのに、実売価格はなんと一桁万円でしかない!!
世界の時計は、何千万円、何百万円というのが珍しくない値段バグりがありますが、日本製の時計は完全に逆方向にバグっており、こんな凄い時計がこの値段で大丈夫か?!と椅子を後ろにバターンと倒して立ち上がりそうになります。
美貌だけでなく、エクシード用ムーヴメントの性能も桁違いで、なんと「年差10秒」の高精度を誇っています。
これは最高精度のザ・シチズンに次ぐ精度であり、これほどまでの性能を6mmの薄さに投入出来るものなのかとシチズンの技術力に感服するばかり。
高性能クオーツでも「月差15秒」であることを考えると驚異的な精度と言えます。
日本に生まれて良かったと思う事の一つがエクシードでありましょう!!
これは最高精度のザ・シチズンに次ぐ精度であり、これほどまでの性能を6mmの薄さに投入出来るものなのかとシチズンの技術力に感服するばかり。
高性能クオーツでも「月差15秒」であることを考えると驚異的な精度と言えます。