ハイエンド・ワイヤレスイヤホン、フラッグシップなのだから、常に最高の設定にしておくべき!!という先入観を打破し、思いっきりマイナス方向に振り切った設定にしたところ、これが大ヒットを超える大ホームランをかっ飛ばしました!!
安定度もパーフェクトに!!
接続品質を、音質優先から「接続優先」に落とし、DSEE Extremeもカット、自慢のノイズキャンセリングもカット!!したところ、なんと、安定性がパーフェクトになりました。環境は、ウォークマンA100 + WF-1000XM4 + Xperia 1 IIによるテザリングなのですが、今までは必ず通勤時間帯だけでも数回は切れて切れて切れまくり、精神的に疲れ果てる有様でした。
WF-1000XM4を置いて、WF-C500に替えていたものです。
しかし、今日は、ついにキタタタタタタタタタ!!キタぁ!!
個人的なWF-1000XM4史上、初めて一回も切れない盤石な通勤時間となりました。
バッテリーは通勤時間には十分のもちかた!!
最大の難点、泣き所、苦しみ抜いたバッテリーがすぐ切れる問題ですが、改善しました。今までは、冗談抜きでわずか40分くらいで尽きてしまうので、通勤の片道の途中でイヤホンが「電源を切ります」というアナウンスを流して電源ブチ切りされちゃってたんです。
片道の通勤の途中でバッテリー切れになっていたわけですが、今日は、片道を完全に終えて、そればっかりではなくてプラスアルファで色々やった後で確認すると、なんと47%も残っていた!!
確かに普通のワイヤレスイヤホンよりは信じられないくらい悪いかも知れませんが、通勤の片道がもたないという病的なもたなさからすると、47%も残るなんて夢のようなことです。
純粋に通勤のみだと、67%くらい残量があったりします!!
最小限設定でもさすがハイエンドの音質はあなどれない!!
最小限度の設定となると、音質はかなり低いのではないかと心配になりますが、全然心配はありませんでした。さすがに最高設定における「驚異的に澄み切った音」というわけにはいきませんが、構造がハイエンドであるため、全く問題のない高音質が響き渡りました。
しかも、ノイズキャンセリングを切っているため、個人的に好きではなかったWF-1000XM4特有の「閉塞感」が一気に軽減され、こっちの方が良い!!!ってなってます。
ノイキャンが無いから、電車の中などでは容赦なく外音の影響を受けますが、もともとそれが自然な話なので、気にならないどころかこっちの方が良い(2回め)。
音も、当然のことながら、LDACもないしDSEE Extremeもないけれど、基本構造が優秀であるため、常識を超えた高音質ではないだけで、全く文句のない高音質なんです。
藍空と月、ハナユイ、HAKUBIも、異存のない音質で伸びて行くさまは、さすがはハイエンド製品の威厳というところかなぁと。
最小限度の設定によって、最新鋭ハイエンド「WF-1000XM5」や、ソニー入魂のスタンダードの勇姿「WF-C700N」のどれとも違った、新たなる高音質ワイヤレスイヤホンの爆誕に万雷の拍手を贈りたいです!!!!