今更ですが、マイクロソフトは心の底から凄いですね。
頭が下がる事は沢山ありすぎるくらいありますが、ついに、あのSQL-Serverが「フル機能」での無償版で使えるようになりました(なってました)。
といっても「非運用環境で」「勉強や開発・テスト用で」という、至極当たり前の制限はついていますが、それにしたって、あの高度なRDBMSであるSQL-Serverが...と感嘆するしかないです。
いやいや、今までもExpressで無料やってたでしょ!!今更?!と言われるかも知れませんが、確かにExpressは無料版として今も大切な存在ですが、利用できるメモリが1GBまで、DBサイズが10GBまで、CPUコアも制限されるなど、無料なんだから当たり前ではあるけれど、そうは言っても(企業が商用利用できない程度の)厳しい機能制限がありました。
Developer Editionは、使える範囲の制限はあれども、機能はフル!!
企業であってもテスト用としては使えるわけで、これは途方もなくデカい話なんです。
私の手持ちのPCでは、一番最初に余裕のある「ROG FLOW Z13」に導入しましたが、「ZenBook 13 UX334」はもちろん、「Surface Go2」にも問題なく導入出来ました。
特に、軽々と自由に持ち歩けるSurface Go2に、この企業を回せるくらいの高性能RDBMSが導入出来るインパクトは大きく(もちろんExpressでも十二分ですが)、モバイルの広がりのスケールが変わるほどです。
↑Expressと違うのは、CPUコアに関する設定が、企業向けそのものであるため、自由に出来る点です。
ROG FLOW Z13は、薄型PCでありながら、まさかのCore i9搭載であるため、20コアもの設定が可能です。
企業のサーバーだと、もはや現実離れした莫大な個数のコアが出てきたりするのですが、家庭用でも20コア認識というのは、私にとっては感慨深いものがあります。
↑もちろん、Expressでは1GB固定だったのですが、今回はメモリの設定も出来ます。
特に個人利用、勉強用では、1GBでも御の字だったりするわけですが、そうは言っても設定できないとちょっと息苦しい部分もあったので、Developer版はすっきり息爽快って感じですね。
インストール完了し、色々設定中のところです。
ちなみに、あれっと思ったのが、データプロバイダーの「Microsoft.ACE.OLEDB.12.0」と「同16.0」が既にセットアップされている点です。
今って、Microsoft 365もインストールしていると、自動で「Microsoft Accessデータベースエンジン2016再頒布可能コンポーネント」相当も同時にインストールされたっけ...
初期のMicrosoft 365だと、インストール形式の違いから、これが適用されずに混乱した思い出があるので、色々進化しているのかな?
これは、ExcelのワークシートをまるでSQL-Serverのテーブルのように、しかも超簡単に扱える、特大に便利な機能なので、絶対のおすすめです。
しかし、PCってもちろんスペックはどんどん向上していますが、それはもちろんありがたいものの、こうして、「環境」そのものが夢のように長足の進化をしまくっているのが、未来感ありますよね。
よく「昔に戻りたい」という気持ちがありますが、ことPCに関してだけは絶対に今が最高で、一瞬も戻りたい要素がないですよ。