今いま、すぐすぐではないけれど、我が家のテレビをもう一台、プラズマビエラに置き替えたいなぁ・・・と、電器店にチェックに行ってきました。
さすがに、TH-P37X1はもう置いておらず、最有力だった42型フルハイビジョンをチェック。
しかし・・・。TH-P37X1の方が、フルハイビジョン42型よりも美しいと感じるのです。
フルハイビジョンは、画素が多くて精細なのは当然なんですが、それがプラス方向ばっかりではなくて、映像ソースを過度にデジタル臭く写してしまって、テレビというよりはパソコン画像に近く、とても不自然に感じました。
TH-P37X1の美しさの秘密は、プラズマの性能と、フルじゃないゆるい画素数=「ゆる画素」が組み合わさって、結果としてブラウン管のような自然さが生み出されている点です。
この「ゆる画素」は、ありとあらゆる映像ソースを極めて美しく映し出してくれるため、毎日、地デジのテレビ放送が、まるで映像の宝物のようになって、我が家に届けられている・・・そんな言い方が出来てしまいます。
もはや、TH-P37X1は、フルハイビジョンへのつなぎなんかではないです。
そんなに、TH-P37X1は良いのか? 性能が低いモデルだろうに? と思われるでしょうが、私もこのモデルの「神通力」のすごさには舌を巻いています。そもそも、薄型テレビを買うならば、大型化するであろう(まだ無理)有機ELテレビ、もしくは42型フルハイビジョンプラズマだと思っていた私に、それら全てを頭から忘れさせたほどの映像美ですから。
パソコンのような解像度が欲しい場合は合わないですが、美しいテレビが欲しい場合は、まさにTH-P37X1しかないと思いました。
ただ、次にテレビを買う時は、フルハイビジョンしか手に入らないと思われるので、複雑な気持ちです。
フルハイビジョンは、パネルそのものの性能が良くても、映像ソースがパネルに対して負けてしまうケースも多く見られるため、バランスが悪いとさえ言えるのではないでしょうか。
時間が解決してくれれば良いと願っておりますが・・・。