2013年6月12日水曜日

家庭用スーパーコンピュータの夢再び、プレイステーション4(PS4)姿を現す!!

2013年6月11日、ついに、次世代ゲーム機「ソニー・コンピュータ・エンタテインメント・プレイステーション4(PS4)」がその姿を現しました。



エッジの立った四角いデザインは、通気口(おそらく)とブルーのLEDが走る4つのブロックに分割されていて、家庭用スーパーコンピュータの夢再びといったデザインになっており、一目見て只者ではない造形に仕上げられています。


サイズはタテ27.5cm、幅5.3cm、ヨコ30.5cm、重量2.8kgと非常にコンパクトになっています。

この中に、8コアCPU+18演算ユニットを備えたGPU、セカンドCPU、8GBのGDDR5メモリ(転送速度176GB/秒)、換装可能な500GBハードディスクドライブ、ブルーレイドライブが詰め込まれているというのですから、まさに日本発のゲーム機の意地を見せたといった感じでしょうか。


背面には、HDMI端子、ギガビットイーサ(有線LAN)、光デジタル出力端子などが設けられています。

無線LANも内蔵されていますが、速さと安定性はやはり有線であり、これがきっちり搭載されているのは非常に心強いものがありますね。


上から見ると、何やら平行四辺形というまさかの形状。
これは、角度をつけてPS4を眺めた時に、スタイリングに不思議な立体感と魅力を与える源泉となってくれる事でしょうね。

平面的なデザイン画からは伝わらない、立体にした時に飛び出してくるようにチカラを与えられたデザイン。

ソニーのデザインは、当たると場外ホームラン級に大きいのですが、今回もそうなりそうな予感がします。


正面から寝かせて見ると、最新のブルーレイレコーダーとも言えなくは無いですが、あえてソニー製スーパーコンピュータだなぁと言いたいと思います。

プレイステーションは、王道を行くゲーム機であるとともに、なかなか日本からは大手を振って誕生させられない、家庭向けの超高性能コンピュータの誕生のチャンスを血を流しながら長年守り続けてくれたわけで、"スーパーコンピュータ"の呼び方が、その労をねぎらうのに相応しいような気がするのであります(勝手に)。


プレイステーション4は、内容的にも安心出来るものになっています。


・アメリカでの価格がグレード差別化なしの、399ドル一本立て!!

・中古ソフトの規制一切なし!!

・ネットワークなしでもゲームが遊べる!!

・500GBハードディスクは自分で換装可能!!

実際、E3での発表会場では、大歓声が連発されて大変な事になってたみたいですよー!!

これだけの内容なのに、価格は非常に安く抑えられているのがもう拍手喝采です。

ソニーは本当に精一杯頑張ってくれていて、日本円にして、単純レート換算での予想が3万9900円という衝撃的プライスであるため、発売日には大変な争奪戦が巻き起こるのではないでしょうか・・・さすがにこれは。

価格が安いのは、従来からある有料サービスである「Play Station Plus」の役割を大きく拡大させて、オンラインマルチプレイは会員のみという縛りをかけて、収益をそっちからカバーするという方針もあるようで、無計画に安くして余計な不安を与えないようにとりはからっています。

とても健全で、しかも90日1300円などと加入しやすいプランも誕生しているのも味噌。

もちろん、基本的には有料サービスに加入しなくとも大丈夫なので安心です。

それにつけても、ソニー本当にやりましたねー。

考えられる中の最上級の仕事を成し遂げているのではないでしょうか。

プレイステーション・ヴィータ(PSVITA)とペアで、次世代機の世界へ旅立てる日を心待ちにしています。