2014年10月13日月曜日

早くEF-S 24mm F2.8 STMレンズを使ってみたい!!

キヤノンが11月下旬に発売する予定の、薄型(パンケーキ型)レンズ「EF-S24mm F2.8 STM」ですが、その期待は極めて大きなものとなっていまして、もう、一日も早く使いたくてしょうがありません。

EF-S 24mm F2.8 STMレンズのパンフレットが出ていましたので、それを見ながらワクワク楽しみに待ちたいと思います。


24mmと言うと、EF24mm F1.4L USMと、EF24mm F2.8 IS USMという、大きな輝きを放つ高性能レンズが存在しておりますが、EF-S 24mmのパンフレットの表紙はとても暖かくて優しい雰囲気で、こういうの大好き。

いきなり値段もプリントされてますが、高性能でも、血を吐くくらい高額なものばっかりなレンズにおいて、実に良心的な価格で嬉しいですねー。


◆一番目のアピールポイントは「見た目に近い自然な画角!!」というものです。

確かに、今までの経験から、「20mmだと、ちらっとだけ、被写体まで遠すぎるかなぁ?」「28mmだと、もうちょーっと、ちょーっとだけ、画角が広いといいなぁ」という場面があったんで、24mmはまさに、かゆい場所にムニッと爪が当ってオオーゥという感じです。

ちなみに、見た目に近いというけれど、「目で見たものと同じくらいの大きさになる」という意味での見た目に近いレンズなら、EF50mmかな。


◆二番目のアピールポイントは、「大口径レンズならではの美しいボケ味」
おおー、はっきりとボケ味が美しいと言ってくれましたか!!
24mmほどの広角になると、そもそも背景がボケにくくなるので、50mmレンズとかに期待するものをそのまま当てはめるわけにはいかないですが、24mmならではの、個性的なボケを期待しちゃいますね。

◆三番目のアピールポイントは、私が最も魅力的だと感じる性能被写体にぐっと寄れる!!
そう、EF-S 24mm F2.8 STMが特に凄いのは、最短撮影距離が驚異の16cmという点。
最大撮影倍率が0.27倍という、広角レンズの接写としてはまさに破格の接写能力という他ありません。

広角レンズは、風景を広く撮影するレンズなのだから、接写なんかいらないのでは? と思われるかも知れないですが、広角レンズは寄れてナンボだったりします。

◆四番目のアピールポイントは「STM」ですねーやっぱり。
STMと言うと、EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STMが見せてくれた、実用上・無音の美しいAF挙動の印象が強いと思うのですが、それはリード・スクリュー・タイプのSTMで、24mmは、確かに静かだけれども、小さくスーッという音のする「ギア・タイプ」というものだろうと思います。

◆五番目のアピールポイントは、「GMo非球面レンズ」か!!
これはレンズに詳しい人じゃないと何のこっちゃ?と思われるでしょうけど、いわゆる高性能非球面レンズの王道=良いものです。
ガラスモールド(グラスモールド)の略称でGMoですね。

ガラスを卓越した技術でプレスして、非球面ガラスレンズを成形してしまうもので、日本が誇る高度技術力の一つと思ってもらえれば。

ちなみに、スペシャリティなのが、ガラスを超高度技能でもって削りだす「研削非球面レンズ」
お値段もクライマックス。
逆に、コストダウンなものが、ガラスレンズ表面に樹脂(!!)をはっつけて非球面を作り出す「レプリカ非球面レンズ」というものであります。

ちなみに、生産が終了したEF28mm F2.8レンズは、しっかりGMo非球面レンズが採用されており、今持って素晴らしい描写力を持っていますね。


そして、やはり、薄くて、小さくて、軽いというのが美点ですねー。

EOS KISS X7を購入させて頂いて以来、すっかりX7に魅了されまくっておる私ですが、もともと、「小さいだけてなく、バッチリ・シッカリしたモノ」に深く引き込まれる性質の私、EF-S 24mm F2.8 STMへの期待はもう抑えられませんっ。


■EF 40mm F2.8

これ、EOS KISS X7とEF40mm F2.8 STMで撮影した仙台駅東口のクレーンです。

色々な高額・高性能レンズを試写した後で見ても、40mmは本当に見事であります。

24mm STMは、広角だから、標準の40mmより光学設計の難易度はきつくなるんじゃないか?と思うますが、ボディがほぼ共通なので同じくらいの期待をしてしまいますね。


40mm買う前は、軽さと薄さだけ注目してて、描写力はあまり期待してもなかったんですが、今や、もうそんななめた気持ちはありません。
40mmは性能を求めて装着する存在になっています。

そういう存在に24mm STMもなって欲しいなぁ。