2014年10月10日金曜日

EOS KISS X7とEF70-200mm F4L USMレンズで、ちょっとだけ皆既月食撮ってみました

すっかりぞっこんのカメラ、EOS KISS X7。
皆既月食と聞いて、レンズはEF70-200mm F4L USMを持って行きました。

手持ちで、仕事帰りに、職場の敷地内を歩きながらの撮影で申し訳ないですが何とか皆既月食の記念写真撮りましたので掲載させて頂きたいと思います。


さすがのEF70-200mm F4L USMと言えども、200mmでは月を大きく撮影する事は出来ないので、紅葉を入れて撮影してみました。

内蔵フラッシュを一発焚いて、紅葉の色を浮かび上がらせました。


ちなみに、内蔵フラッシュを焚くと、シャッター速度の上限が1/200秒に制限されてしまいます。
私の70-200mm F4L USMは、手ぶれ補正装置ISが付いていないので、手持ちでは、シャッター速度1/320秒は欲しいところでしたが、1/200秒は不安でしたが、ガッチリとレンズを掴んで撮影したら、さほど心配なかったかな。
EOS KISS X7は、体がとても小さいため、かえってレンズを重点的にホールド出来るようになり、トータルでは安定性は良好になる印象です。


200mmの前ボケを活かして、木の枝をクロスさせた中に、月を入れ込んでみました。

EF 300mm F4L IS USMやっぱり欲しくなるなぁ。


手前に、愛車のアイちゃんのテールランプを入れて撮影してみました。

まぁ、こんな撮り方もアリかなぁと。


皆既月食ならではの赤さを撮りたくて、月のみを画角に入れて撮影。

なめてました。
かなりの暗さ!!
手持ちだと急に苦しくなります。

ただ、ISO 1600で事無きを得ました。
EOS KISS X7は、ISO 1600でも画質が維持できるのが大きい。


ちなみに、これは、常用最高感度のISO 1万2800です。
この感度で高画質が欲しい時は、EOS 6Dが必要かも知れないですが、なかなかEOS KISS X7も小さい体でカンバってるなぁと。

ノイズはザラリと乗りますが、ディテールが溶けきらないようにノイズリダクションはあえて最高にはしてないのです。


これは、皆既日食が終わりかけ、月光が戻ってきている所。
これは、帰宅した後、あわてて三脚とレリーズスイッチを持ちだして撮影してます。
手持ちじゃないので、ISO感度は100。


画素数1800万画素は多過ぎると思いますが、威力を発揮するのが、写真を自分で拡大するいわゆるデジタルズーム。

横2000ピクセルでもここまで写るのが、なるほど高画素の威力なんですねー。

400mmや800mmのレンズを買うとなると、クルマを購入する覚悟まで必要になるから、デジタルズームはホント強い味方ですねー。
おまけ
EF70-200mm F4L USMレンズで撮影したトンボ

EF70-200mm F4L USMは、フィルム時代のレンズではあるのですが、デジタル時代でも全くかまわず大暴れしまくれるレンズ。
蛍石を通過してくる光は、色・階調性ともにまさに絶品で、写真レンズっていいなぁの塊だったりします。