仙台市の水道記念館を、EOS KISS X7 + EF 28mm F2.8レンズで撮ってみました。
■機材編
(PowerShot SX710 HSで撮影)
EF 28mm F2.8レンズは、小さくて軽くて写りが良く、価格も求めやすいという、キヤノンレンズ良心の一本。
外観も素晴らしく、大好きなレンズです。
25年間の長きに渡って生産されたものの、手ぶれ補正装置IS、超高性能・超音波モーターUSM搭載モデルが登場して生産終了・・・。
しかし、その魅力はますますグレードアップする一方で、色あせてしまうどころか、ますます鮮やかになって行っています。
EOS KISS X7との相性もバッチリで、EF-S 24mm F2.8 STMレンズと、ベストカップルを争っていたりします。
EF 28mm F2.8は、フィルム時代の優しい味付けがそのまま生きていて、デジタルカメラから写真に入った私なんかは、むしろ、こういう、性能の数字だのに関係なく、好きか嫌いかだけで一生付き合っていける、服や家具やクルマのように懐の深い世界こそが憧れだったわけで、EF 28mm F2.8は実に実に満足行くレンズです。
25年前のレンズだけに、モーターは「ヂュ、ヂューーッ」という激しい音がしますが、これは、STMやUSMレンズが一般的になった今こそ、このメカ心を刺激するモーター音は、はっきりと個性的で良い感じと言える時代になったのかも知れない。
音がいちいち槍玉にあげられているレンズなんですが、音のするレンズがこれからは希少価値のあるレンズ・・・なーんて贔屓目に見たいのです。
■写真編
水道記念館の前のアイちゃん。
ちなみに、EOS KISS X7そのものも、本当に良いカメラ。
音がまた良いんですよー。
静音シャッターモードと、通常モードだと、音も撮影の感覚も別物になるんですが、どっちも個人的にはぞっこん気に入っているので、一台でありながら良質な二台のカメラを持っているような感覚です。
通常モード限定であれば、EOS KISS X2の音がプロ機も含めた全カメラ中で最高のお気に入りではあるのですが、X7もそのX2に相当に迫っています。
なんと、入り口にはミストのお出迎え。
ハッキリ言ってちょっとびっくりします。
さすが水道記念館。
入り口にある、球体のオブジェです。
こういうオブジェは写真が撮りやすいので大好き。
ただ入り口なので、後続の人がいないのを確認して慎重に撮らないといかんですね。
水の中を気泡が上昇して行くオブジェです。
色々と面白い撮り方も工夫したら良かったんでしょうけど、ありのまま外観をそのまま撮りました。
外光が差し込む天井の様子です。
EF 28mm F2.8レンズの画角はちょうど良い感じです。
24mmの方が風景にはピタっとはまりやすい傾向はあるのですが、ちょっと広角過ぎる場面もあるため、28mmとは、なかなかに甲乙つけがたい。
EF-S 24mm F2.8 STMと、EF 28mm F2.8は、良きライバルであり、良きパートナーでもあるかな。
これも天井の様子です。
28mmの単焦点ホント良い感じです。
28mmだけは、まだキヤノンの高級ライン「Lレンズ」には出ていないのですが、個人的には、Lレンズは値段は別にしてもやたらとデカくて重たくなるため、圧倒的に今のままが良いです。
画質も、今のままで何ら文句ないです。
むしろ、レトロな感じがして積極的にこっちが良いかな。