先日購入させて頂いた、ファインダー強化パーツ「マグニファイヤーMG-Ef」ですが、いよいよ愛機EOS KISS X7に装着して、仙台の風景を撮影してみました。
マグニファイヤー(マグニファイア)MG-Efは、元のファインダー倍率をx1.2(倍率はメーカー非公開)するパーツで、EOS KISS X7は、元がKISS史上最大を誇るファインダー倍率0.87倍ですが、そこからさらにアップし、なんと、1.04倍になります。
実際に装着すると、やはりファインダーはかなり広くなり、EOS 7Dに匹敵するほどになります!!
ただ、ファインダー像が本当にでかくなるため、アイピースにしっかりと接眼しないと、ファインダー内の情報表示がケラれて(切れて)見えなくなったりする事があり、フィーリングが変わってくるかも知れないです。
それと、ファインダー像が広すぎて、ファインダーの隅々までじっくり見るのには、視線を動かす必要がありました。
元の0.87倍だと、ファインダーに写る風景の情報がスパッとすぐに頭に入るのに、1.04倍ともなると、まぁ慣れの問題もあるのかも知れないですが、視線を動かす分のタイムラグがある感じ。
ここら辺、広いファインダーには広いなりのメリットはありますが、0.87倍はジャストサイズだったかも知れない・・・などと思えてしまいます。
なんでもかんでも、でかけりゃいい、広れればいい、そういう単純な話にはならないよ、という事を思い知りました。
ただ、ファインダーの隅々まで意識を配るのがやりにくくなるのはあるものの、やはり、ファインダー倍率1.04倍の広さは新鮮で、わくわくして来るのも事実。
EF-S 24mm F2.8 STMレンズを装着し、仙台の風景を色々と撮影してみました。
■仙台駅東口の風景
めっちゃ工事が続く仙台駅周辺。
その東口で、モノクロ撮影してみました。
工事中の写真は、ある意味、今しか撮ることが出来ない風景なんですよね。
身近な非日常とも言い換えられる。
工事現場をテーマにした写真とか、カメラマンさんやってたりしないもんかな。
今しか見られない風景、クレーン大活躍。
ファインダー倍率1.04倍のEOS KISS X7は、確かに、その広さが気持良いです!!
しっかりとアイピースを目の周りに押し付けて、ファインダーの中に没入すると、世界が違う感じ。
ただし、ファインダーの隅々まで見渡すのには、やはり眼球の移動が伴うかな。
このあたり、パッと全ての風景が脳みそに入ってくるスピードは、慣れや訓練もあるかも知れない。
大画面テレビを目の前で見る時の情報疲れ、落ち着かなさみたいなものが、ちょっと入るかも知れない。
工事中のビルを背景に、歩道の下を構図に入れて撮影してみました。
やはり花も撮りたかった!!
EOS KISS X7 + EF-S 24mm F2.8 STMレンズは、さりげなくパッと撮影出来るからいいですね。
地下歩道の壁の質感が何か良くてシャッター切りました。
■広瀬川の風景
レンズは全てEF-S 24mm F2.8 STMですが、このレンズは本当に最高ですね。
街歩き写真とか撮っていると、しみじみしてしまいます。
地元でありながら、広瀬川って、出かけて行って写真を撮るって事がなかったのです。
今回が初めてかも知れない!!
広瀬川と言っても広いですから、どこで撮るかで表情が全く変わるのですが、今回は仙台市地下鉄長町一丁目駅の近辺から撮ってみました。
■愛車のアイちゃんのフロントシールド
マグニファイアMG-Efは、EOS KISS X7に新しい魅力を追加してくれました。
このまま装着しっぱなしで使ってみようと思います。
それにつけても、EOS KISS X7 + EF-S 24mm F2.8 STMレンズは本当に最高の中の最高です。
どうして学生時代にこのカメラとレンズと出会わせてくれなかったのか、悔しくて地面を踏み鳴らして泣きたいくらい、それくらい最高の機材です。