今回の記事では、ついに、個人的にRPG史上最高傑作だと思う、「イース8/ラクリモサ・オブ・ダーナ(ヴィータ版)」そのPS4版が届きましたので、その話について書かせて頂きたいと思います。
予約注文していたイース8ですが、ちょっと発売日当日には届かなかったものの、今こうしてちゃんと手元に届けてもらえたのでとにかく感謝です。
さらに、公式の設定資料集も同梱されていて笑顔。
先のヴィータ版は、長い時間をかけてプラチナトロフィーまで獲得しましたが、PS4版で新しい旅が始まるのかと思うとワクワクで大変。
ちなみに、PS4版とは言え、やっぱりヴィータでのプレイとなります!!
プレイ機体となるヴィータ、ゲーム・エンジンとなるPS4、ソフトパッケージを並べて写真撮ってみました。
ツイッターではリアルタイムでその興奮をツイートしてましたが、パッケージ見ながらもう興奮で呼吸が変になるくらいでした。
この作品は、個人的に、今年最高のキラーソフト!!
いてもたってもいられず、早速パッケージを開けてみると・・・。
おお!!ちゃんと、オールカラーの説明書が入っている!!
ニーアオートマタでは新聞が入ってましたが、こういう何か一品あると俄然盛り上がりますねー。
それとブルーレイディスクは、ダーナのピクチャーディスク!!いいね、いいね!!
イース8のPS4版は、死んでも買うと決めていたものの、絶対に便利で安心なDL版か、ものとして手元に残る満足感のブルーレイディスク版か、ぎりぎりまで迷いに迷いました。
今後もどちらかに固定せず、その時の気持ちでメディアを選んで行く所存。
ヴィータとPS4のソフトに関しては、ずっと大切にとっておいて、決して手放したり売ったりする事はありません。
さて、いよいよ、PS4にブルーレイディスクをスゥゥゥロッッットーーー!!イーーーーーーーン!!
おお・・・ついにこの時が来たか!!
ディスクは、初期データのセットアップなどがあるのか、最初はブゥオオオーーーンと猛烈な勢いで回転してビックリしますが、何分間かでピタっと静かになります。
このように、プレイはヴィータから。
今後、ヴィータの後継機や、リモートプレイ専用機がソニーが発売されない限りは、PS4ソフトは必ずヴィータからプレイになります。
ヴィータは凄いですよ。
PS4がハードウェアレベルでサポートしているので、ネットワーク設備一切なしで、本体と直結できてしまうのも大きい。
VITA-1100なら、大画面プラズマテレビにも肉薄する超画質。
2011年の技術で、2017年も笑顔に出来るって、モバイル製品においては、到底当時のソニー以外では不可能な偉業でしょうね。
ちなみに、ニーアオートマタも、ギルティギアXrd -SIGN-もそうでしたが、ブルーレイディスクは、いちいちインストール待ちする必要なく、ディスク入れたら即プレイが可能です!!
はえーーー。
ヴィータと直結している新型PS4ですが、思えばこの機体、もともとは、イース8(ヴィータ版)のあまりの素晴らしさに敬意を表し、やがて登場するPS4版のために購入した機体でした。
そう、新型PS4をまるまる一台買わせたほどの決定的なソフトが、今回のイース8/PS4版。
ヴィータやPS4は、確かに、良作ゲームの宝の山、いや大山脈になってますが、ここまでとは・・・!!
いよいよ、ヴィータの美麗な有機ELモニタに、超高性能・大馬力ゲームエンジン「PS4」のドライブするイース8が描画開始される!!
おおおおおーーーー。
イース8のタイトル画面、オープニングムービーをしばらく見続けてしまう。
気が付くと正座してました。
ちなみに、操作性やプレイ感覚は、ヴィータ版から違和感ありません。
キー操作とかが大幅に異なったら困るなぁと、「最速体験版」をしっかりプレイして事前に大丈夫であることを確認してあるので、心配は全くありません。
ギルティギアXrd REV2の記事で書かせて頂いた通り、もう、世界で一番良いはずのPS4コントローラーより、ヴィータ(VITA-1100)のコントローラーの方が手になじんでいて操作しやすい私。
本当にヴィータとPS4は、ゲーム機の理想を形にした、歴史にその名を刻む最高のマシンたちです!!
いよいよ、待ちに待ったイース8/PS4版をヴィータでプレイ開始!!
PS4版の解像度は、ヴィータのなんと四倍の1920x1080ドット。
リモートプレイは、それを美しくかっきり整数で割った960x540(544)ドットであり、ソニーの世界でも一番とかのダウンコンバージョン技術とあいまって、濃密感があります。
さらにそこに加わわるヴィータの有機ELモニタ!!
イース8に限りませんが、リモートプレイは、へたな大画面テレビを凌駕してしまうほどめちゃくちゃ綺麗です。
ただ、ユーザーを信頼してある程度の知識レベルを要求するのがソニー製品。
リモートプレイにおける生命線、PS4とヴィータとの接続の品質確保はあくまでも自己責任です。
リモートプレイは、帯域が細くなると画質が劣化するようになっているんですよね。
もう、始まりのこの文言を読んだだけで、つつーっと涙が流れてしまいました。
ヴィータ版とストーリーが大筋で同じならば、まぁ先は分かっているわけですから。
それでもなお、全く揺るぎなくプレイ続けたい・・・それがイース8なんですね。
物語はロンバルディア号から始まります。
どうですか、この客船から見た大海原の星空!!
イース8は、技術うんぬんの前に、デザイナーさんの美術センスが突出して素晴らしいのです。
ヴィータ版でも、あきれるくらい多くのスクリーンショットを撮りまくってしまった、撮らずにはいられない風光明媚なシーン続々出てきますよ!!
ちなみにヴィータ版も優秀なグラフィックなのですが、PS4は、さすが、全体的に輪郭が滑らかで、表現が柔らかい。
動きは、秒間60フレームでつるつるです。
操作性も、お気に入りのヴィータから違和感ありませんが、一つだけ。
ミニマップのサイズを変更するキーは、PS4タッチパッドに割り当てられているのですが、キーコンフィグで「L3」キーに変えた方が良いかな?
と言いますのも、ミニマップは画面左下に表示されるのですが、リモートプレイだとちょうどこの位置にL3キーが設定されてるのです。
L3に割り当てすると、ミニマップをタッチするとサイズが変わる!という自然な動きにできます。
リモートプレイは、ヴィータとPS4のキー割り当てはソフトメーカーに一任されていて、ユーザーが変更する事は出来ません。
でも、ゲームソフト側で、ゲーム側のキーを変える事は可能。
そういや、ニーアオートマタも、このキーコンフィグで凌いで、プラチナトロフィー取るまでずっとヴィータで遊びきる事が出来ましたっけ。
この方式の怖いところは、もともとキーコンフィグが出来ないゲームをプレイすると、どうにもならない点ですかね。
イース8は、最初から大波乱ストーリーの「オーディンスフィア/レイヴスラシル(イース8並みの大傑作!!)」とは違い、冒頭はのんびりしたゲーム。
ロンバルディア号を襲う謎の海洋生物!!この最初のバトルまではちょっと長いかも。
ヴィータ版と違い、体表の緻密さとか、やはり描写力に余裕ありますねー。
秒間60フレームで動きがつるつるなのはちょっと違和感あるんですが(ヴィータに慣れ切っているため)、すぐに馴染みました。
ただ、直近までプレイしてた、オーディンスフィア/レイヴスラシルの操作が手に残ってて、回避をLじゃなくRキーでやってしまう癖が出て、思わぬ苦戦と大激闘になってしまいました!!
ロンバルディア号が撃沈されてしまったのに、こんな事を言うのもあれですが・・・。
ついに、私は、セイレン島に帰って来たーーー!!
やったーーー嬉しい。
個人的に、イース8は、それまでのRPGの戦闘の面白さの概念を全て変えてしまった、とびきりの楽しさ。
オーディンスフィア/レイヴスラシルが2D最高なら、イース8は3D最高と言えるでしよう。
もう、嬉しくて嬉しくて、飛び回ってます!!
セイレン島は、ゲームにおける、もうマイふるさと!!と言えるくらい愛着ある場所。
ラクシャ、サハドのおっちゃん、という、個人的に一生忘れられない良キャラもそろい、3人旅も始まってもう顔がゆるみっぱなし!!
今後、個人的に全ゲームの歴史で最高のキャラクター「ダーナ」が登場するのですが、このアドル、ラクシャ、おっちゃんの3人も素晴らしい。
人生の達人であるサハドのおっちゃん、アドルに見守られながらの、ラクシャの成長物語でもあります。
この3人のロードムービーが作られるなら是非とも見てみたいと思わされます。
PS4版のグラフィックは、ヴィータも十分に凄いのですが、やはり余裕たっぷりですね!!
輪郭やテクスチャの緻密さ、秒間60フレームの動き・・・。
ヴィータも携帯ゲーム機としては、6年経過してなお最強レベルではあるのですが、PS4は、据え置き機の最強ですからね。
64bitの8コアCPUと、18基もの演算処理ユニットを備え、さらにソニー独自のセカンダリーCPUが加わって猛烈な処理を行うPS4。
モバイルの良さを100%生かし、処理はそのPS4にまかせて一切の妥協が無い。
携帯機と据え置き機の一体化においては、ヴィータ+PS4が理想だというのがあらためて確信できる作品です。
漂流村の設立も成り、食料を釣りで稼ぐ3人。
うーーんやっぱいいなーーー。
ちなみに、イース8は、フィールドの移動でロードが発生する事があるのですが(ロードが始まる場所に、目で見えるように黄色い点線が引いてある)、PS4版はなんとたったの1秒くらいでロード完了する爆速性能!!
ヴィータでは、ロード時間の長さを逆手にとって、その間にチュートリアルを読ませるナイスな仕様だったんですが、PS4は、あまりのロードの速さに読む暇が無いため、OFFにしといた方が良いかも知れませんね。
なお、拠点、漂流村の内部はロードの線すら撤廃されていました。
このあたり、主記憶装置の容量も圧倒的に違うのが体感できますね。
ちなみにヴィータは、強化されているとは言え、帯域は12.8GB/秒、容量は512MB(ビデオメモリは外付け128MBあるので消費しない!)。
対するPS4は、さすがの桁違いの帯域176GB/秒(!!)、容量は何と8192MB。
逆に言うと、ヴィータは、このPS4の性能をまるまるモバイルとして得られるわけなのだから、とてつもない化け物はどっちなんだ?という問いかけになるわけです。
これから長い旅が始まるのですが、もうわくわくが止まりません。
イース8のヴィータ版は、個人的にはもちろん余裕の最高ランクS級ゲーム。
順当に行けば、PS4版も約束されたS級ゲームなのですが、とにかくクリアするまではSはつけられないのが個人ルールなのでまだまだ先か。
追加要素が出て来るので、それがよほど外さない限りは間違いなくS級ゲームです。
ちなみに、ダーナが初めてアドルの夢に登場するシーン。
PS4の圧倒的な容量を生かし、ダーナ編が新しく作りこまれているのが既に発表されているので、先が楽しみ。
ただ、あんまり早く進むと勿体ないので、例によってマイペースでのんびりプレイしたいですね。
とにかく、最高キラーソフトのイース8、手元に来て安心しました。