いやー、思えば・・・、私が物心つかない幼い頃に、母が私を連れて原初のスターウォーズである「エピソード4/新たなる希望」を観に劇場に行ってくれていたんですよね。
↑そして最終作品の9は、逆に私が母を連れて劇場に行く・・・当然スカイウォーカー家とはスケールが違ってショボいですけーど、やっぱり感慨深いですね。
しかも、母がエピソード4行ってくれてたお陰で、棚ぼたで私もスターウォーズ全作品を劇場で鑑賞出来たチーム入りで来たわけで・・・色々と母は偉大というのをさらに再認識させられましたね。
ちなみに、母が目が疲れると言うので、字幕版は断念して吹き替え版にしました!
スカイウォーカーの夜明けは文句なしに面白い!!
↑まず、結論から申しますと、スカイウォーカーの夜明けは文句なしに面白かった!!特に、シーズンセットのエピソード7と8観た方は、この9まで完走した方が絶対に良いです。
スターウォーズって、ジョージ・ルーカスからディズニーに移動した今回のシーズン、エピソード7、8は各所で文句言われているようだけど、「あの人は今」みたいな扱いではない、リアルタイムで良い感じに年齢を重ねたルーク、レイア、ハン・ソロを正当な続編の登場人物として、バッチリとスクリーンに出してくれただけでも、映画的に歴史を塗り替えるような破格の価値があったと確信します。
老いたら終わりなのか?いいや、違う!という所を見せてくれたのは、今後の映画の歴史に何かを残してくれるはずです。
あとストーリーは、今回のこれで良いと思う。
ストーリーって言うけど、まず、あえて全作品を劇場鑑賞コンプリートという事をかさに着て、強く言わせてもらうと、スターウォーズとは、正直ストーリーなんか元々テキトーなんだから、しのごの言わないし、そもそもスターウォーズって血沸き肉躍る「特撮」の凄さが全てだったじゃん!!
こんなの見た事ない!! 見たかった!! 見せてくれてありがとう!! これがスターウォーズなわけです。
↑スカイウォーカーの夜明けは、とても分かりやすくて王道を重視していて、ぐっと来る熱い展開も多くてむしろ最終作というのが惜しいくらい。
今までバラバラだった、レイ、ダメロン、フィンの3人がようやくもようやく、冒険活劇のチームとして機能し出したし。
シリーズ皆勤、高い人気の割に、シリーズを通して微妙に主人公達との距離が離れていた感あって寂しかった(個人的に)C3POも、この作品ではぐっと近づいたし。
あと一歩でコメディ要員になりかねなかったカイロ・レンも、ハッキリと強敵と認識できるようにグレードアップし、磨き込まれたし、やっとこ本領発揮!
一番安心したのは、紆余曲折あって、レイがレイアを師匠として修業するようになった事。
エピソード7と8のバタバタがあったからこそ、レイア師匠のシーンは「やった!!」感があって、これを最初からやっていたら特に何の思いもなかったろうな。
メカと雰囲気はやや気になった?
↑気になった点は、スターウォーズ最大の美点である特撮やメカについて、結局、9部作を通して、ミレニアムファルコン号、スターデストロイヤー、ウォーカー系、Xウイングといった「最初の方に出て来たメカ」を超えるものが無いというか、もともと創造する気がないままに終了してしまった事。それと、スターウォーズって、黒い宇宙空間に白くハッキリしたメカが浮かび上がる・・・というのが美術的に好きだったんですが、近年はどうもリアリティを追究し過ぎて、メカも陰影がリアルに行き過ぎて、全体的に暗くなってしまったのが気になりましたね。
ただ、それは個人的に気になっただけで、最初から最後まで王道を貫いたこの作品が、9部作品のラストを飾るのは、まさに良心と感じましたね。
スターウォーズのペンもあった!
↑スターウォーズのペンもあったので購入しました!!カイロ・レンではなくて、ダースベイダー買ってしまったのはご愛敬。
やはり、ダース・ベイダーは存在感の格が違いますね。
かつてエピソード6で火葬された仮面しか出てこないのに、何か全シリーズでダース・ベイダーが活躍してるように錯覚させられるほど。