今回、母の入院で私も毎日病院に行って世話をしたのですが、その過程において私も体調を崩してしまいました。
その際に、パニック発作のようなものを起こしてしまったのです。
本当のパニック発作そのものではないにしろ、パニック発作で苦しむ方の気持ちの何千分の一かでも分かったような気がします。
私が倒れたら一家崩壊なのですが、ある日、体調が悪く、脳梗塞かも知れない??くらいのめまいに襲われました。
症状そのものは、あるいは大した事無かったかも知れないですが、あまりの恐怖で心臓が勝手に鼓動を速めて手に負えず、血圧もおかしくなるわけです。
こうなると、どんどん劇的に症状が悪くなり、過呼吸みたいな感じになり、全身の血の気が引いたり異常な痺れが出たり!!
これが、精神的に落ち着くと、潮が引くように症状が消えるのですが、また恐怖感が高まると同じようになる・・・。
後々でネットで調べてみると「パニック発作」に近いものかも知れない・・・。
実際の体調悪化の度合いが、仮に10くらいだったとして、「もし私が倒れたら一家崩壊する恐怖」のパニックが加わると、一気に100とか150とかに悪化する感じです。
今回、初めてこの怖さが分かりました。
母の入院は今からして思えば確かに短期間だったのかも知れないですが、この期間は圧倒的に濃密で、私にとっても途轍もない人生経験になりました。
ただ、こういう経験は、出来ればしない方が良い事ではありますね...