今回の記事では、個人的に欲しいと思う3針のオシアナスについて色々考えてみたいと思います。
3針モデルの大きなポイントは、そのシンプルなメカニズムゆえに値段が優しいのに、そのシンプルさが大きな魅力も兼ねるというファインプレー時計である所です。
実際、私も、先日購入させて頂いた「チープカシオMTP-1175E-9AJF」によって、この魅力...広々として見やすい端正な文字盤に惹かれました。
■チタン無垢バンドのOCW-T150-2AJF
↑チタン無垢バンドが欲しい時は、これ! 爽やかなホワイトにブルーアクセントのOCW-T150-2AJF。針の形状が海に浮かぶボートを想起させてスポーティなのと、Webの画像だとよく分からないのですが、現物を見ると針やインデックスに施された精密なブルーアクセントがキラキラと角度に応じて煌めくため、海をボーっと眺めているように気持ちが落ち着いて来ます。
時計ってアクセサリー要素はあるけど、思ったよりも頻繁に見るため、やはり最後は視認性が良いかどうかが重要になってくるのでここに全く落ち度の無い3針は相当な威力です。
不安点と言えば、個人的にオシアナスの3針は「曜日」が見られない事だったんですが、これは確かにあればベストですが、日付だけあれば大きな問題は無いかな。
これは、前述したチープカシオを会社に着けて行っての判断です。
本革ベルトのOCW-T200SLE-2AJR
↑前述のチープカシオで本革ベルトの時計に目覚めた私ですが、なんと3針オシアナスにも本革ベルトモデルがあり、しかもブルー本革ベルト!!デザインも含めて目が覚めるくらいスタイリッシュです!!ボディ(ケース)は、チタン製を押し出していたオシアナスとしては「?」と思うステンレススチール製。
えっステンレススチール?!と思うでしょうが、その分、デザインの自由度が上がっているのか、造形が凝っていてフラットでエッジの立ったベゼルは若々しく精悍。
いかんせんステンレススチール製なので、重さと金属アレルギー対策が気になるところ。
どうなの?!と心配になりますが、なんと、心配がないのです!!
このモデルは、チタンで表面を硬く覆っているのです!!
これはチタンのオシアナスでも同じなんですが、素材丸出しではなくて、表面をチタンで硬くしめた「チタン・カーバイト処理(TIC)加工」が施されているので、表面はベース素材に関係なくチタンという(ただしTICが剥離したらアカンけれども)!!
重さに関しても、確かに本体はオールチタンより重いけれど、本革ベルトの軽さでリカバリーしているため、トータルでは軽量な時計という安心ぷり。
あとステンレススチールのお陰で値段を一段階下げる事が出来てて、実売価格は驚くなかれ驚異の4万円台!!!!!!
高級ラインなのに中堅価格で買える上に、中堅時計の中でもさらに良心価格という二重の閃光!!
また、藍色の文字盤も素敵です。
■多針モデルでも中堅価格のモデルがある衝撃
↑3針の記事で何ですが、見逃せない多針モデルが一つあります。純粋に価格的な話だけをすると、なんと、多針モデルの中でも唯一と言って良いくらいの中堅価格モデルがあって、この「OCW-T2600L-1AJF」がそうです。
中堅よりは若干上の実売で6万円台くらいなんですが、オシアナスの多針とは思えない価格で驚くばかり。
カラーで言うと、ベルトと文字盤から黒色モデル、青の差し色入りという事になるのかな。
こちらはチタン製ボディにチタンカーバイト処理となっていて、それでこの価格なのか...と悩みが深まるモデルですね。