2020年9月12日土曜日

XboxシリーズXが驚異の499ドル達成!! こうなるとシリーズSやめた方が?

PS5のライバルであるXboxシリーズXですが、10万円でも安いのではないかという過激なスペックを搭載しておいて、値段が!なんと日本販売価格でもギリギリ4万円台に収めた、驚異の499ドルを達成しました。

これはもう素直に大絶賛で、マイクロソフトを労いたい。

雷禅Zen2搭載、高速SSD搭載で、499ドルなんて絶対無理だろうという中での499は信じられない思いです。

やはりどうやら赤字覚悟の値段という話なので、会社としては当然痛いし何やってんのと言いたいところでしょう。

でもユーザーとしては、こういう「採算度外視で打って出た」製品は真のロマン。

勝手な話で恐縮だけど、こういう体当たりの製品はあこがれますね。

安くつくりました!!会社儲かります!!とメーカーから自慢されても「あーはい」以外の反応は出来ないわけで...。

マイクロソフトには最大級の賛辞を贈りたいです。

■ただそうなるとシリーズSが心配

シリーズXが499ドルで出せる(必死の努力だと思いますが)なら、こうなってくるとシリーズSは出さない方が良いんじゃないかな?という心配があります。

シリーズSは299ドルとさらに格安なんですが、スペックがかなり下がっているのです。

せっかくシリーズXが出るのに、どうしてスペックが低いSも出すのか?

PS5を性能で撃破するのがシリーズX、値段で撃破するのがシリーズSという、二段構えでPS5をボコボコにしてやる!!という戦略なのは明快ではあるんですが、ソフトを性能の低い方に合わせないとSとXをフルカバーできないわけで、結果的に力が分散されてPS5に効かないという壮絶なオチにならないことを願うばかり。


■PS5はどうなる?!

PS5は、XboxシリーズXを超えるほどに「独自の部分」を念入りに作り込んだ、それこそ豪勢を極めたマシンなので、どう考えても値段は下げにくい。

PS5の内容は途轍もないので、599ドルでは十分に格安で、699ドルでも儲からないかも...という中、ライバルによって「499ドルという基準」を作られてしまったのは厳しい。

ユーザーとしては「防衛ライン499」は大喜びなんですが、果たしてこの防衛ラインがどうなるのか...目が離せない日々が続きますね。