2020年9月6日日曜日

PowerShot G5X

このところ、もうカメラを持ち歩くのはやめて、ROG PHONEをメインに切り替えていました。

しかし、確かにこのROG PHONEは優秀で、特にAIによる鬼補正によって「難しいシーンもあっさり綺麗に撮れる」というのは大きい。

日常での撮影はもうROG PHONEに任せて大丈夫なので、カメラを持ち歩く事をやめてしまいました。

しかし、やはり、撮る楽しさというのは、フルオートのスマホには無いので時間が経過するにつれて強烈なストレスに苛まれるようになって来ました。


↑確かにフルオートであればスマホ(ROG PHONE)で良いのですか、もともと私は撮影はマニュアル操作なのでフルオートだとだんだんイライラして来る。

スマホだってマニュアルモードあるじゃん、と思われるでしょうが、タッチパネルでマニュアルモードは、やってみたけど...緊急時には良いけど常用するかって言うと無理。

以前の記事で、「カメラ専業機は望遠でスマホに勝る」主旨の記事を書かせて頂きましたが、もう一つ、マニュアルモードでは隔絶する差があります。

その中でも特にPowerShot G5Xは強い!!


↑PowerShot G5Xは、「大口径のズームレンズ込みで」手のひらサイズ。

その上で、マニュアルの操作性が極上という、今こそとんでもねぇ秀逸な存在です。

グリップの上のフロント電子ダイヤル、レンズ周りのリングコントロールダイヤル、どちらの回転フィーリングも完璧で当時からわずかの曇りも疑いもありません。

初号機にして完成版だった、というくらい大絶賛のマニュアル操作性を誇る小さな巨人です。

その分、電子的な処理速度は牧歌的なんですが、フィルムカメラ的な存在と思えば全く気にならないです。

↑フィルムカメラと言えば、PowerShot G5Xは、なんと液晶パネルを閉じた状態で最もカッコ良いようにデザインされています(個人の感想です)。

普段は液晶を完全に閉じて、EVFのみで撮影してますが、ホントに夢の手のひら超小型フィルム一眼レフ(レフじゃないけど)が来た!!という感動が止まりません。

発売日にヨドバシカメラに冷やかしに行ったら一目ぼれし、なんか店員さんの援護射撃もあって、まさかの当日衝動買いしたわけですが、あの時の感動が原子の一個分も減ってないのが大変な事です。

ただ、当時は、絶対的に優れた一眼レフのシャッターフィーリングと比較して「物足りない」と言ってましたが、今やもうミラーレス時代なので、そこはG5Xの追い風になりましたね。


↑PowerShot G5Xを持ち歩いていたら、なんと、今朝、愛車のアイちゃんの車体下でスヤスヤ寝ていたノラ猫と再会しました。

民家の茂みにいたので、フェンスの外側から撮影。

APS-C換算で15-63mm F1.8-2.8という大口径ズームレンズ搭載なので、望遠側もそこそこに安心。

マニュアル撮影は本当に楽しいし、まぁシャッターフィーリングは一眼レフには到底かなわないまでも、ミラーレス基準になればむしろ優秀を極めます。

あと、画質ですが、買った当時から素晴らしいの一言で一切揺るがないですね。

ただ、時代的に手振れ補正の効果が薄いので、今のカメラよりはブレやすいのと、電子的な処理速度は牧歌的ですが...もうそれはG5Xの個性なので逆に愛おしいところであります。

ただこういうカメラはもうG5Xしか無いため、ロストしないように最大限大切に使っていかないといけないですね。