2020年10月17日土曜日

セイコーSBPX141エターナルブルーを一週間着けてみての感想

セイコーSBPX141エターナルブルーですが、一週間会社に着けて行きました。

結論から言うと、着け心地も申し分なし、時刻も正確で針ズレもなし、何より望外の美しさによって文字盤を見るたびにヒーリング...癒し効果が発生するほどのハイレベルな時計です。


↑とにかく美しい!!その一言です。

青というと、やはりカシオの「オシアナス」を想起しますが...あちらは海のブルーで、こちらは星空!!つまり宇宙のブルーとして圧倒的な存在感を示すのに成功しています。

この時計、生まれて初めて(!)実物を一切見ることなく予約注文したために、実際のところどのような質感なのか不安でいっぱいでしたが、完全に杞憂でした。

こんな美しい時計あるの!?って感想が見るたびに湧き上がって来ます。


↑ただ、この美しさはかなり独特なものに感じられます。

とにかく想像以上に青が強いので、一般的に高級とされる手法とは少し方向性が異なるとてもカラフルな感じ。

文字盤中央部分が、まるで宇宙空間のように浮かび上がる幻想的な装飾手法はもちろんですが、インデックス部分もまた奮っています。

ラメ入りの艶やかな濃紺を背景に、精密な彫刻のインデックスが輝くさまは、まさに星空そのもの。

プラネタリウムで心の疲れが癒されるかのようなヒーリング効果さえ私にはありました。

この彫刻、本当精密で、バー型のインデックスの上に星のようなオブジェが付いているのですが、外光がここを回る際の精緻な反射、輝きの素晴らしいこと!是非大勢にこの美を体験してもらわないとおさまらない!!そんな感じです。


↑この時計は、ビジネスウォッチというよりは、美を追求したドレスウォッチに近いものがあり、ライトもなければ蛍光塗料もないので夜は見えません。

美の追求型の時計はみんなそうみたいですね。

最初は私も「実用性なくてダメじゃん」とあきれてたんですが、その代わりまさに妥協の一切ない特等の美が得られる事が分かり、今では受け入れています。

気が付いたら欲しい時計上位が全部ライトなし蛍光塗料なしの美追求型になってしまいました。

夜間なんかは露骨に真っ暗なんですが、わずかな外光が差し込んで反射でインデックスがふわっと見える時があるんですが、この時の神秘的な輝きと美しさは格別で、少し言い過ぎかも知れませんが、まるで優美な自然現象を眺めているかのようです。


↑もともと、G-SHOCKなどのタフネス時計にしか興味なかった私を、一気に「美の追求型」時計に舵を切らせてくれたチープカシオ「MTP-1175E-9AJF」と並べてみました。

セイコーSBPX141は、チープカシオよりは少しだけ大きい時計なんですが全く軽いです。

重量を数字で測るのは野暮なのであえて測りませんが、スチールの半分程度の軽さの純チタン製と本革ベルトなのでなるほどです。

仕事中も手首の負担は全然ありません。

ただ、ぶつけたり、机でベルトを擦ったりしないように気をつけないといけないですね。

私はシステムエンジニア兼プログラマーという職業柄、机の上でキーボードをドカドカ叩かねばならないため、あらかじめマットを敷いておいて、机の汚れ防止と共に時計のベルトが擦れない配慮もしております。


↑セイコーSBPX141エターナルブルーは、帰宅すると、必ずブラシで埃を払い、少量のオスバンで消毒して時計置場に置くことにしています。

これはチープカシオMTP-1175E-9AJFと同じ手法ですね。

まだ時計が少なくて、1本にかかる負担が大きいので、早期にもう少し増やし、ローテーション組めるようにしたいです。