■PSP goの実機レビューが出ました■
いよいよ待望のPSP goの実機レビューが出ました。
[レビューはこちら]
確かに、価格的には2万6800円とイメージ的に厳しい面もあるPSP goですが、こうして実機レビューを見てしまうと、個人的には欲しいというか「相当に買い」の気持ちが強くなりますね。
■ポケットサイズでありながらズバリの高級機路線・確定■
ハードウェア的には、PSP-3000よりもハッキリと小さくて、しかも実機レビューで明らかですが、しっかりした造りで高級感も保持されている。
当初の当初は「値段も構造も安物」ではないか?と思われたPSP goですが、なんのなんの。実際には、とっても小さい上に高級版のPSPという路線に乗っかったのは間違いないようです。
かつてポケットサイズと高級感を両立させたマシンは無かっただけに、価格への納得感は別にしてもPSP goは無視できないマシンではあるでしょうね。
少なくとも、ここまでサイズ差が明らかになってしまうと、一度PSP goを持ち歩き始めたら、(今でも十分に小さくて軽いはずの)PSP-3000は、ちょっと持ち歩く気分にはなれない気はします。
■小さくはなったが逆に精細感が楽しめる液晶■
ポケットサイズの犠牲として、シリーズで初めてサイズダウンされた3.8インチ液晶ですが、性能そのものがPSP-3000と同等(初代PSPと比較して、5倍のコントラスト比[2000:1]、約4倍の高速応答速度[30msから8msへ高速化])という事で、メリットも生まれています。
性能が維持されたままで液晶のドットピッチが細かくなったわけで、純粋にグラフィックス表示の密度感、精細感アップを楽しめるわけです。
PSPの液晶と言えば、その、携帯ゲーム機の常識を一変させた高性能グラフィックス機能とは切っても切れない関係であるため、ここがマズいとPSP goは致命的な痛手を受けたはず。それだけに、安心感を得られた実機レビューは貴重でした。
もっとも、最終的には、PSP-3000と変わらずに「グラディウス」などのシューティングゲームが快適にプレイ出来るかどうか?ハッキリしない限りは・・・。
あ、この段階では「グラディウス/ポータブル」のダウンロード版はまだ存在しないから知りようもないか!
■まっすぐな魅力!ゲームスリープ機能■
そして、個人的にもPSP goの絶大なアドバンテージと感じている「ゲームスリープ機能」の実機レビューのインパクトは大きいです。
どんな状況であれ、ゲームをその場で一時「中止」可能。しかも、本体の16GBフラッシュメモリの中に状態をクイックセーブしてしまってから、完全にOSに戻るという、考えられる選択肢の中で理想的な手法になっています。
まさに待ちに待った機能。コレです。ソニーに感謝。
と同時に、間髪入れずゲームスリープ機能のハードディスク版をPS3に実装して欲しいと、強く強く願ってしまいます。
■UMDソフトの扱い次第で運命が変わるか?■
今後の重要なポイントとしては、やはり、早期にUMDソフトをPSP goにインストールして遊ぶ方法を公開して欲しいという事ですね。
ネットを見ていると、ダウンロード販売オンリーしか告知されていない今のPSP goは、小売店側から見れば単純にビジネスチャンスを潰す迷惑マシン状態であり、当然というか、かなりの怒りを買っている様子。確かに、その気持ちは察するに余りあります。
それに、PSP goでも安心してUMDパッケージソフトが買えるとなれば、ユーザーから見てもそれに越した事は無いですし、早く情報が欲しいです。
まぁ、UMDドライブは単体では存在していないので、インストールが可能としても、どこからUMDを読み込むのか?となると「PSP goにUMDソフト入れたかったら、やっぱり他のPSPは必要」という事で落ち着くのかも知れませんが・・・。この問題、なんかイヤな感じが極めて強いんで、解決・・・いやちょっと違うかササーッと「明白」になってくれぇ・・・(願)