このブログを見て下さった皆様に、心より感謝申し上げます。名前はゲームブログですが、色々な話題を書かせて頂きたいと思います(大好きな写真/映像/カメラ、ペン、コンピュータ、食べ物、映画、クルマ、家電製品などなど)。 なにとぞ、これからもよろしくお願いいたします。皆様あってのブログです。
2009年8月7日金曜日
大雨でもグングン行くぞパジェロミニの四駆パワー
仕事の帰りが大雨。
通勤でも活躍してくれている私の愛車パジェロミニは、ご存知、運転がとても面白い後輪駆動(リアドライブ)車。
しかし、後輪駆動車はその運転の面白さと引き換えにして安定性がちょっと弱い。
そこで登場するのが、時速60Km/h以下ならいつでも運転席から切り替え可能な4WDシステムです。
大雨が荒れた舗装道路に大きな水溜りを作ってパジェロミニをいかにフラつかせようとも、ひとたび4WDシステムに切り替えてしまえばもう安心。
ガッシリと安定し、足元で暴れる悪路を制してくれるのはさすがパジェロミニ!
パジェロミニの4WDと言えば、普通のクルマに設定されている4WDとはわけが違います。
なにしろ、クロスカントリー車の証明たる、悪路走破のための「四駆」システムです。
こうしてみると、パジェロミニほどのクルマは、やっぱり、得がたい存在です。
普段は、パノラマのように見晴らしが良くて、四気筒エンジン+リアドライブ+マニュアルトランスミッションのドリームチームで運転の楽しさを満喫できるし、かなり荷物も積めて不便は無いし、コンパクトボディで狭い路地もスイスイとリラックスして走れる。
そして、いざ悪天候や悪路になれば、持って生まれたクロスカントリー車の血液が沸騰し、待ってましたとばかりに悪路をねじ伏せて先に進める。
年数を重ねるごとに、飽きるどころか、ますます好きな気持ちが強まる一方の名車です。
ただし、パジェロミニの4WDシステムには泣き所も多いのです。
あくまでも、通常走行はリアドライブで行わなければならない、というのがポイント。
悪路突破の「一時的な武装」という位置づけである事に注意が必要です。
メカニズムへのストレスが大きく、4WD時には時速60Km/h以下で走行すること、乾燥路面では4WDにしないこと、などなど、注意書きが非常に多くなっています。
また、4WD時には小回りが全く効きません。
運転免許を取得する時にタイトコーナーブレーキング現象というのを勉強してますよね。これをタップリと体感できます。
だから、ランサーエボリューションXのような、スポーツタイプの4WDとは真逆の4WDシステムであり、「4WDに切り替えて猛烈なスタートダッシュを決めてやるぜ!!」みたいな野望(?)があったら、そうはいかないので注意が必要です。
でも、良い点も悪い点もみんな含めてパジェロミニの魅力。
(追記)
悪路走破について、4WDシステムばかりでは成り立ちません。結構見逃されがちなのですが、パジェロミニはそのボディ剛性の高さや頑丈さもかなりの水準です。
20万キロ近く(10万キロ超えたらおとなしくしてますが)乗っているのに、未だにボディがヘタレない、軋み音さえしない、さらに故障ナシ!!私の愛車がそれを証明しております。室内はワゴン系よりゃ狭いですが、その分、頑強な補強が入っており頼もしさがあるとも言えましょう。末永く乗るならパジェロミニの魅力はさらに数段アップするのです。
今の愛車は、連続で新車で乗り継いだパジェロミニの三台目になります。旧規格の小さいモデルも二台所有しましたが、どちらも競技用のダートコースを走行したというのもありますが3万キロから4万キロ程度でボディから軋み音が鳴り響いていましたので、やはり現在のボディが大きくなった軽自動車規格は大プラスだったのだなぁと、いまさらながら実感。
これでエンジンが800cc化を許されれば、完璧も完璧なんですが、いやはやもう800cc化は無いでしょうね。それよりもガソリンエンジンそのものが時代遅れになって、電気モーターに バトンタッチする方が早そうかな。
なにしろ、スポーツカータイプと並んで、クルマの楽しさ、魅力を詰め込んだクロスカントリータイプ。
軽規格の縛りつけによって、唯一気がかりだった動力性能も、大トルクを誇る電気モーターさえ普及してくれれば何の問題なくなるのが分かっているので、「その日」の到来をガソリン・パジェロミニと共に気長に待ちたいですね。