いよいよEOS 7Dを旅行に本格携行。秋田旅行をEOSムービーで撮ってみました。
今回は、男鹿半島の最北端「入道崎」です。
味噌汁の中に800度に熱した石を投入した石焼などの名物、荒々しい日本海の眺望など楽しさいっぱいでした。
撮影メインじゃなくてあくまでも旅行がメインですので、三脚は無し。EOS 7Dをカムコーダー(ハイビジョンビデオカメラ)化して、手持ち撮影で通す初の試みともなりました。
レンズは、EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USMがメイン。
サブにEF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM。
旅行って、連れの都合や観光地での状況が色々あるので結構忙しいんですよね。
レンズ交換してる時間も無い場合もあって、EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USMは本当にお役立ち。
ムービーって、後から見飽きないように、よほどの理由が無い限りはワンカット5秒くらいにしておくのですけれど、一つのシーンを多彩な画角で、それも素早く収録しておきたいとなると、ちょっと単焦点レンズでは対応し切れないと思いました。
EF-S 17-85mmは、よく、EOS 7Dの1800万画素を活かし切れないと言われますが、高倍率ズームレンズにそんなの気にして苦しむ必要無し。どうせどんなレンズもEF 24mm F1.4L II USM持って来たら裸足で逃げ出すべぇってわけで、全然気になりません。
しかし、私の基準って、長く体験している家庭用の小さい高倍率ズームレンズ搭載のハイビジョンカメラですから、EOSムービーにおけるEF-S 17-85mmの画質の高さには驚かされます。
写真用のレンズって、やっぱりハンパじゃなかったんだなぁ・・・と。
こんだけのディテールの再現力、解像度があれば、もう御の字ではないですか。毎回言っていて恐縮ですが、ほんと、これが家庭用で、12万円(レンズは別売りですが)程度で撮れてしまうものなのか、と目頭が熱くなりますよー。
APS-Cセンサーの映像って、「ぼけ味」ばっかり言われますが、それは重要な要素の一つではあるけれども、むしろ、通常の絞り込んだ画が良いかなぁと思います。
細部のディテールや広い階調表現などなど、今までの家庭用では、決して味わえなかった余裕。
EOSムービーの画質は、本当にすごい。これ以上の画質は無いと思います。
EOS 7Dのダイナミックレンジの広さ、操作性の良さは毎度感動モノですねぇ。
特に逆光とか、薄暗い室内とか、条件が厳しくなればなるほどに、その能力の高さが引き立ってくるんですよね。
ちなみに、このブログでは分からないのですけれど、オーディオテクニカAT9941のステレオ音声も素晴らしいですよ。スコーンと打つようなクリアさ。
今回は、画質をいつもの設定から大幅に変更してあります。
いつもは、ピクチャースタイル=スタンダードをベースにした画質なんですが、今回は、ピクチャースタイル=忠実設定ベースに、色の濃さを+1して、コントラストを全て下げて、それをプリセット。
ものすごく理想的な色が出ました!!
こういう調整も自由に出来るのは嬉しいなぁ。