今回の記事では、自己流ペン字練習の話を中心にして、プリンタやシャープペン等に広げて書かせて頂きたいと思います。
さて、毎日やっている自己流のペン字練習ですが、「砂長じて巌となる」なんて良いものではないでしょうけれど、だんだんと気に入った形の文字が書けるようになって来ました。
あれだけかっこ悪くて、でも「もうコンピュータで文字を書く時代だし」と長年言い訳してホッタラかしてた私の字が、馬鹿な私なりに頑張った成果が出てきてマジ涙モンです。
いや、自慢とかそういうのじゃないし、元が駄目の極みでしたから、客観的に見ればまだまだ全然駄目でしょうし、鍛錬が不足しているから付け焼刃から脱却出来るのはまだ先だって理解しています。
それでも。
自分で自分の書いた文字の形が気に入った、なんて書ける日は、死ぬまで来ないと思っていたから感慨ひとしおなのであります。
■プリンタMP600大活躍■
筆記具とライバル関係にあるようなPC + プリンタですが、実はそうではなくて、頼れるパートナーなんですね。
仕事でシステム開発、プログラム開発やって生計を立てている私ですから、コンピュータとは血管や神経が一体化しているくらいの勢いですが、良いシャープペンシルや万年筆等、筆記具や紙があってこそコンピュータの仕事も引き立つのだ・・・って事を最近骨身に染みて思い知っております。
逆もまたしかりで、自己流ペン字練習の「教材」は、PC + プリンタがなくては作れません。
特に、長年愛用している「キヤノン・ピクサスMP600」は、もうこのプリンタじゃなければ使いたくないという段階まで気に入っております。
元々デザイン惚れして購入したプリンタでした。
このマット仕上げのシルバーと、ピアノのような艶々ブラック、ツートン仕上げの箱型ボディの美しさといったらどうでしょう。
今見ても頬が緩んでしまいますね。
しかも、カラーインクが3色で済むという経済性の高さも見逃せません。
今のモデルを買うと、ただでさえ高価なインクを多数買わないといけないという陥穽に落ちてしまいます。
もともと、妥協とかじゃなくて、3色インクこそが新世代のピクサスの根幹だったはずなんですよね。
3色しかインクが無いのではなくて、「9600dpiの超高解像度にる微細なインク粒子により、ようやく3色だけのインクで済むようになった!」いわばハイ・テクノロジーの証がこの3色だったはず。
実際に月に数十枚はプリントする写真も、MP600が良いです。
MP600は、ヘッドを2回交換してて、しかも大震災の衝撃でカセットから用紙を吸わなくなってしまったけど、このプリンタが良いのです。
これからも末永く頑張って欲しい・・・よろしく頼みましたぞMP600。
■日本のシャープペンシルもやるぞ! 三菱ピュアモルトM5-5015■
このところ、ドイツ製のシャープペンシルの魅力にハマっていますが、日本製シャープペンシルも全く負けていませんね!!
先日ようやく購入出来た「三菱鉛筆ピュアモルト・オークウッド・プレミアム・エディションM5-5015」を仕事に投入してみましたが、ボディが小さいのに貫禄があるペン、という非常にユニークなキャラクターが嬉しい。
メタルキャップによる高重心は、ペン先をスラスラ軽々と繰る事が出来て、書くことが非常に楽しい。
高重心が嫌になったら、キャップを外せば重心を変化させる事まで出来るあたり、万年筆みたいですね。
握り心地の良いカーブを描くオーク材の丁寧な仕上がり、シッカリとした芯先、全体から漂う巧緻な香気は日本製シャープペンシルの高級ラインの面目躍如かなと思います。
クローム・コートされたキャップが皮脂で汚れやすい、というか、触ったら即汚れるという弱みもありますが、これは全世界共通の悩みでしょうね。
それにつけても、ペンというのは優れたデザイン・質感のものがワンサカとあって好ましいですね。
カメラやクルマ、コンピュータ等は、心にズバッと来るものは数えるくらいしかありません。
最近では、カメラならソニーのHDR-PJ760V、情報端末(ゲーム機)ならプレイステーション・ヴィータだけかな。(新型のPS3も良さそうたけどまだ実物を見られていません)。
これが、ペンだと、もう山のように出てくるあたりが小躍りするようです。