2013年9月22日日曜日

手頃な価格で天晴な満足感!!イタリー製ボールペン「ボルギーニ・スリムボールペン・シルバー」

イタリア製のペン欲しいけど、値段も高いし、どうも敷居が高いなぁと悩んでいたところ、仙台のお店で偶然出会った「ボルギーニ・スリムボールペン」が、まさに "求めてたそのもの" のボールペンでありました!!


ステンレススチールむき出しのシルバーにゴールドトリムってのは、これぞ安定のファッショナブル筆記具カラーとでも言うべき好ましい取り合わせかなーと。

購入させて頂いたお店のペン立てには、他にも、ブラック+ゴールドトリム、ワインレッド+ゴールドトリムのカラーもあって、どれも素晴らしい雰囲気を醸しだしていましたね。


実は、ボルギーニというメーカーは全然知りませんで、ネットで調べてみたところ、うっかりすると、自動車メーカーのランボルギーニも多数ヒットするのは予想通りで苦笑いだったんですが、それはさておき、ボルギーニ社は、1956年にイタリアのベルーアサボイア地方にて設立された筆記具メーカーで、なかなか歴史ある、しかも求めやすい筆記具を多数発売してくれている会社で、イタリーペンが欲しい時の非常に強い味方になってくれそうです。


クリップには、ボルギーニ社の社名「BORGHINI」が刻印され、その上に、ちゃんとITALYの刻印もあります。

ネクタイなどのファッションアイテムもそうですが、個人的には、こういった分野において製品がイタリア製とかフランス製だと分かった時の意気の上がり方の高さは別次元ですねー。

うぉっ、来たぁーっ、イタリア製だよ、やったよ!!
フ、フランス製!! よっしゃ、やったぜ~!!
自分で自分の目がキラキラしてるのが分かるくらい。


とにかく価格は求めやすいけれど、質感はまったくもって天晴。

ステンレススチール+ゴールドトリムと言えば、パーカーのジョッター・フライターGTにも全くひけをとらないかも知れない。

ペン先の繰り出しは、形状からすると、回転式かなって思うんですが意表を突いて軸ノック式なので注意が必要です。

最初から見抜いてたよ!という方には、すみません。

天冠部分を押し込むと、ジョッター・フライターほどではないものの、カッチンというちょっと大きな音とともにペン先が繰り出されます。


替芯は、形状的に言えばパーカータイプに見えるのですが、一緒に販売されていたものは、スイス製の樹脂製軸のリフィル。

パーカーのリフィルだと800円くらいしてしまうんですが、この純正品(?)だと、なんと250円くらいなのでパーカーより圧倒的に安い。

しかも安い上に書き味が優れているという、大変なめっけものだったりするんですね。


そう、実際に筆記してみるとこのボルギーニ・スリムボールペンは相当な実力者。

スイス製の純正(?)リフィルは、書き出しから、まるで日本製リフィルみたいにインクの出が安定していて、書き味は油性らしい重みもあって、ヴォーノ、ヴォーノ。

リフィルが金属ではなくて樹脂だからか、芯先には微かな柔らかさがあるような気もしますが、とにかく書いていてなかなか心地よいペンです。

イタリーペンは、なかなか入手性の面で難しさがあるものの、良い意味で「独特の緩さ」があって魅力的。

ド派手な外見なのに堅実で実用性の高いウィルソンの4色ボールペンもそうだし、イタリーペンもっと欲しいなぁとしみじみ思わされる良品です。