2019年3月17日日曜日

EOS KISS Mで今年初めての梅を撮って来ました

EOS KISS Mを持って、仙台農業園芸センサーを訪れ、今年初めての梅を撮って来ました。

PowerShot G5Xも持っていこうと思ったのですが、人と一緒に歩く予定があり、ちょっと機材に振り回されるとまずい事情でEOS KISS Mのみにしました。


↑EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STMで撮影。

全体的にまだ季節的に施設の準備中という雰囲気でしたが、この準備中の空気がまた良い感じなんですよね。


↑ここからは全てEF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STMで撮影しました。

これこれ、今しか撮れない、水玉のようなつぼみと梅の花の競演です。

これはむしろ花満開よりも心に残るかも知れないですね。

EOS KISS Mは、EOS 7D Mark2などを経験した上で、過去最高のカメラと断言できます。

スペックの数値がどうこう、性能がどうこうじゃないんですよね。

一緒に歩けるカメラという、相性というか心の話で満点カメラです。


↑キヤノンは怒るかも知れないですが、EF-Mレンズのこの軽くて、小さくて、素晴らしい写りを知ってしまうと、重くて高額ででかい(ミラーレス専用だったとしても)フルサイズシステムはもう導入する気持ちは切れてます。

むしろ、あれこれと自分の基準を変えず、背骨は一本だけ、キヤノンAPS-Cシステムで統一してそれを基準にブレないで写真を撮って行った方がいいなと。


↑性能どうこうじゃない、とは言いましたが、EOS KISS Mは、もうこれ以上必要が無いくらいレスポンスも満足行きます。

ただ、意図的にかどうか、フルスリープからの復帰に約2秒を要するため、一旦フルスリープに入ると、昔の一眼レフEOS 10Dに戻る感覚はあります。

このあたりは、単純に慣れで乗り越えられる問題ですが、納品義務のある一瞬を逃す事の出来ないプロさんなんかは、あと一段階進化したEOS Mを待つ必要はあるかも知れないですね。

ただ、そこまでシビアなら、ミラーレスそのものが力不足であり、何の心配もない一眼レフは軽々にクローズ出来るジャンルではないなとも思えますね。


↑これから始まる桜の季節はもちろん最高ですが、その前を彩ってくれる梅も心が華やぎますね。

東北ではまだまだ寒い季節に花開くものであり、その季節と合わせて独特の美と思い出を残してくれます。


↑梅の風景を静かな空気の中で楽しめる今は、想像以上に素晴らしい時間でした。

それと、EOS KISS Mは、本当に素晴らしいカメラですね。

明らかに一眼レフに負ける部分があるのに、それを実感している上で、個人的に過去最高のカメラと断言出来ています。

なんでも見える化すれば勝ちみたいな、画一的な価値観に支配された現代ですが、数値化が出来ない心の部分でEOS KISS Mはベストカメラです。