2022年5月28日土曜日

(カメラ) キヤノン渾身のAPS-Cカメラ「EOS R7」「EOS R10」ダブル登場!!

なんと!!フルサイズばっかり推してて、APS-Cカメラをバカにしてるんじゃないのか?と怒り心頭だったキヤノンから、APS-Cカメラのめちゃくちゃ凄いのが登場します!!

しかも、あのEOS 7Dシリーズをミラーレス化した「EOS R7」はある意味想定内でしたが、EOS 10Dシリーズをミラーレス化した「EOS R10」までもダブル登場で、買う買わないは別としてキヤノンの凄まじい努力には敬意を表したいです。


EOS R10こそが、キヤノンの最強の一撃?!

キヤノンAPS-Cカメラで、掛け値なしに革命的な機種が「EOS R10」です。

従来、キヤノンのカメラには法則があって、それは、「名前のナンバーが1桁以外の機種」は、AF性能は格段に低くする、というものでしたが、EOS R10にはそれがありません!!


↑ソニーのXperia 1シリーズ等、スマートフォーンが今や超高性能AFを搭載するようになり、「ユーザーが手にする機会が一番多いであろう機種」の性能を、いちいち上位機種に忖度して激落ちくんにするのが愚かしい行為だと判断したのかどうか、EOS R10は、なんと、EOS R7と同等のAF性能を搭載しています!!!!!

これは、長い間キヤノンのカメラを買い続けて来たヘビーユーザーな方こそ、衝撃で頭がクラクラしてしまった事でしょう。

どんだけ凄いかというと、メカシャッターでの連写がなんと秒間15コマというぶっとび性能で、電子シャッターなら笑っちゃう23コマ/秒という鬼の速度です。

ちなみにEOS R7だと、電子シャッターは秒間30コマになりますが、秒間23コマ以上使うユーザーがいるのか問題(動画に行けよ...)。

また、細かい違いはあるかも知れませんが、AFの精度や仕様も同じではないかと思われます。

今まで、ナンバー1桁とそれ以外は、埋める事が出来ない、厳然としたAF性能差がありましたが、EOS R10にはその落差がありません。

これでも「エントリー」と言い張っているのがちょっと鼻持ちならぬ所ですが、ことキヤノンにおいては、掛け値なしにエボリューション・APS-C機となります。

おそらく、この時を、10年単位で待ちわびている方もいらっしゃったのではないでしょうか??

EOS R10よりどんなに進化しても、もはや体感できないくらいの性能があるので、買う決心をするならばここでしょうね。


EOS R10は、個人的な予想なんですが、Webで見ているよりも実機を触った方が10倍くらい欲しくなりそうなタイプではないでしょうか。

専用機は見かけが怖いのが近年の最大デメリットですが、この感じだと、一眼レフのEOS 10D系統ではなくて、EOS KISSに近い雰囲気になっているので、ギリギリ怖さが少ない「持ち歩けそうな一眼」かも知れない...?!

色が白あれば良かったのですが、キヤノンとしても「EOS KISS」を、このままの勢いでRシリーズで出すのか、EOS-Mでより小ささを追求して出すのか、決めかねているのかも。

ただ思うのが、今やXperia 1シリーズや、iPhone Proが、気軽に持ち歩ける立派なカメラとして定着した今となっては、小さいはずのEOS-Mですらも、いかつくデカい扱いになる事でしょう。

だったら、これほどまでの性能を発揮してしまえる、EOS R10で劇的なパワーアピールするのも良い手だと思われます。


EOS 7Dの後継機という激重ポジションをクリアするEOS R7

個人的には、今触っても初代EOS 7Dが「今年発売された最新鋭カメラ感」ある威厳タップリのカメラなので、それをミラーレス化するのは大変だろうな...と思ってましたが、遂にやりおった!!

EOS R7は、実に見事です。

Xepria 1シリーズや、iPhone Proがいかにカメラとして立派に成長したと言えども、特に、シビアな望遠の動体撮影には全く歯が立たないので、そこを100%パーフェクトにカバーするEOS R7は、スマートフォーンの進化に影響を受けないタイプでしょう。

ただ、EOS R7と同等の性能を、物量は半分程度になるとは言えども小さなボディに凝縮したEOS R10の登場が激震ですが...EOS R7は、孤高の存在ではなく、「EOS R10の豪華バージョン」という感じです。

↑EOS R7がR10に対する絶大なアドバンテージは、「ボディ内部の手ぶれ補正装置」を備える事です。

一眼レフの時は、手ぶれ補正装置を備えるレンズの売上が落ちるのを危惧してか、かたくなにボディ内手ぶれ補正装置を否定してたキヤノンですが、今やシッカリ搭載してます。

最新のレンズだと、だいたいガッチリと手ぶれ補正装置が入っているので良いのですが、EF 70-200mm F4L USMなどのフィルム時代の名レンズを使いたい時は、とんでもない威力を発揮するため、EOS R10との価格差はエグいくらい少ないかもです。


EOS R7のもう一つの絶大アドバンテージは、操作性です。

なんと、ファインダーの隣にサブ電子ダイヤルが搭載されるという、画期的なレイアウトになってます。

いやこれは考えつかんだろう、すげぇなと思います。

ガチのガチガチの難しい望遠撮影を敢行しまくっているプロカメラマンの意見を採用したのかなと思いますが、これに慣れると他のカメラが使えなくなるくらいの勢いだと良いですね!!


お前はどうするんだ??と問われたら

今やメインカメラはXperia 1 IIとなり、しかもめちゃくちゃ満足しているので、あわてて買いたいという事はありませんが(どうせ売り切れ祭りで今年は買えない予感)、やはり、EOS 7Dシリーズの後継である、EOS R7だろうなという気がします。

EOS R10はもちろん、とんでもない魅力なのですが、多少小さかろうが、どのみち、Xperia 1 IIと比べると、どっちにしろ巨体は巨体なので、常時携行はできない...

なら、栄光も栄光の「7」ナンバーをひっさげた、EOS R7で苦労する方が苦労のしがいがあろうというもの...なのだけど、EOS R10が持つ、キヤノンがまるで破滅を覚悟したかのような、最終奥義的な圧倒的な気合もあり、実物を触ってみてからですかね(身も蓋も無い)

ただ、買う買わないは別にして、ここまでの気迫を見せられては、泡を吹きながら拍手をするしかこちらとしてはやる事がありません!!!!!