2023年8月13日日曜日

(音楽)ソニーの最新鋭ハイエンド・ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」の期待と不安

いよいよ、ソニーの最新鋭ハイエンド・ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」が9月1日に販売開始されます。

既に評価用の実機が多数配布されており、YouTube等で先行レビューを多数確認する事が出来ます。

今回は、世界的にトップクラスの評価を得た盤石の名機「WF-1000XM4」の後継機という事で、前回までとは完全に雰囲気が違うのが印象的ですね。

前作の登場時は、ソニーのハイエンド製品はまだ発展途上、過渡期とみなされ、チャレンジャーの状態で世の中に出たため、評価する方も大慌て、パニック、大歓喜という感じで、お祭りみたいにエンヤーコラヤーと大変な騒ぎだった記憶があります。

実際私も、ワイヤレスの音質そのものに疑念があったため、WF-1000XM4に大した興味なかったのですが、このお祭りを見ている中で「そんなに良いのか」と気付かされ、生まれて初めてイヤホンを予約して発売日当日に手にする事となりました。


今回のWF-1000XM5の不安は、そもそもWF-1000XM4を超える事が出来るのかという一点に集約されていると言って良いでしょう。

他社製品と比較してどうこうというのではなく、値段がより安くなるであろうWF-1000XM4を買い直しした方が良いのか、WF-1000XM5を買うのが良いのかという話です。

結論は、個人的には、今買うのならば順当にWF-1000XM5です。

まず、WF-1000XM5は、何よりも致命的に重要な「音質」の事前評価がとてつもなく高い!!

えっ、同じ規格のワイヤレスなのに、どうやって音質を上げているのという疑問ですが、物理的に「新型ドライバー[X]」を開発して搭載しているのが大きい。


ドライバーというのは、イヤホンやヘッドホンで実際に音を鳴らす部位の事で、ここが凄い。

新技術で音質を向上させつつ小型化するというのが、新ドライバー開発の流れなんですが、なんと大型化させています。

本体がとても小型化しているのに、ドライバーを新規開発で大型化させるというのは、無茶をやるやつがあるか!!というくらい驚きです。

特に、ドライバーにわざわざ名前を付けて「ドライバーX」などと呼ぶのはソニーとしては滅多に無い話(だと思う)で、それだけ自信あるという事だと思われます。

実際、音の評価は既にとても高く、私も早く聴きたくてウズウズです。


やはりハイエンドクラスとして出して来るため、どうしても、有線の化け物「XBA-N3」との比較は避けられないし、WF-1000XM4が、個人的にはそれでボコボコになっている現実もあるため、最新鋭のWF-1000XM5もなかなか前途洋々とはいかないかもですが、色々な情報を総合すると、おそらくは現行の技術ではWF-1000XM5が一つの最高到達点。

この先の後継機はもう考えず、この製品が、ハイエンドワイヤレスイヤホンでは最後になる覚悟で(※ソニーからしたら余計なお世話)、手にしたいと思います。

ただ、くどいですが、先行レビューの評価は極めて高いので、発売日が近づくにつれてジョジョにワクワク感が増えてます。