2009年2月1日日曜日

HDR-XR500Vの画質レビューが来てくれました!

ソニーの小型新型ハイビジョンカメラ「HDR-XR500V」の、おそらく最速の画質レビューがネット上に来てくれました。
[画質のレビュー先はここ]

現行型のHDR-SR11との比較ですが、現行型も、私が所有しているHDR-HC3というテープ式のハイビジョンカメラ(HDV方式)と比較すると、遥かに高い解像力と明るく写す能力に優れ、十分素晴らしい画質を発揮してくれます。
しかし、そのHDR-SR11との比較において、新型のHDR-XR500Vは、明らかにさらに上回っているように見えます

個人的な思い込みですが、おそらく、ソニー自慢の「Gレンズ」の果たす役割が大きいのではないでしょうか。
一眼レフカメラでも、センサーや画像処理うんぬんではなくて、とにかくレンズで画質が激変するのを体感していますので、もしかするとそんな感じかなと・・・。
モヤッとした感じが軽減され、平たく言うと「スッキリ、クッキリした映像」になっています

それと、光源の表現力にかなりの違いが見られますね。
HDR-SR11だと、光源に十字形のトゲがついて、いわゆるクロスフィルターをかけたような表現になっています。また、拡大すると丸い光源が四角形になっています。
対して、HDR-XR500Vは、丸い光源は丸いままであり、十字形のトゲも見えません。

まだサンプル数が少ないので何とも言い切れないのですが、どうやら、今回は、基本的な画質そのものがかなり磨き上げられているような印象です。
HDR-XR500Vの画質評価と言えば、エクスモアRセンサーによる、光量が不足気味の場所での画質向上がどうなのか?という点にばかりに気をとられていましたが、日中の撮影でもその進歩がしっかりと体感出来そうで、頼もしいです。

ただ、その次の段階はどうなんだろう。
画質といえば、ただ映像をクッキリ記録するだけではなくて、立体感とか、モノやヒトの質感、いわゆる色の美しさのような、うまく言えないですが「美的」な方面にどの程度の伸びがあるのか気になります。
大型カメラのHDR-FX1000を購入された方の感想をネットで拝見すると、そういった「美」の方面への威力が発揮されていて、心底うらやましく思います。

いくら高性能を狙ったとはいえ、そこは小型カメラの限界として、HDR-XR500Vにそこまで求めるのか、過酷ではないのか、という意見があれば反論出来ません。

ただ、いよいよ一眼レフカメラのハイビジョンムービー機能が投入された状況から考えて、いろいろ対策を考えているのではないかと期待してしまうのです。