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2009年2月14日土曜日
バレンタインデーにHDR-XR500Vの実機と出会う!!
2月14日土曜日。バレンタインデー。もちろんチョコレートをもらえる日だというのも大いに嬉しい事ですが、今回はそれだけじゃありません。
発表以来ドキドキとワクワクが止まらなかったHDR-XR500VとHDR-XR520Vの実機との初遭遇の日でもあります。
朝一番に、バレンタインデーの予定に優先して、家電量販店にクルマを走らせ、ビデオカメラコーナーにダッシュ。ありました・・・。待望の、ソニー新型ハイビジョンハンディカム!!
シルバーが、HDR-XR500V。ブラックがHDR-XR520V。
(ちなみに、HDR-XR500Vと、HDR-XR520Vは、ハードディスクの容量とカラーリング以外は同じです。
ですから、片方を試すと、もう片方も試したのも同じです。)
外見は、ハンディカムらしい、伝統を重んじた横型デザイン。
一見、面白みが無いように見せかけて、ハードディスクを内蔵していながらもグリップの部分の膨らみがスッキリと抑制されており、そこはかとなく最新のテクノロジーを予感させる手法は、このカメラが、タダ者ではなく、爪を隠してる鷹みたいな迫力を感じさせます。
レンズ脇に付けられている「G」マーク。これこそが、ソニーの高性能レンズ「Gレンズ」を示すエンブレムになります。ブランド的には、どうなんでしょうね。
さすがに、あのキヤノンが世界に誇るLレンズと比べてしまえばまだまだでしょうが、今後ソニーがGレンズブランドをどう料理してゆくのか楽しみではあります。
さて、いよいよ待望のHDR-XR500Vを手にとってみました。
昨今のメモリカードタイプのハイビジョンカメラと比べると大柄なボディだと言われますが、どうしてどうして個人的にはジャストサイズだと感じました。
個人的には、ファインダーの搭載が嬉しいです。やっぱり、ファインダーに接眼してこそのカメラという気がするのです。
HDR-XR500Vのファインダーの角度を変える場合は、一旦後ろに引っ張り出す必要があります。
引っ張り出したファインダーは、ちょっと素材のプラスチッキー感が見えてしまうというか、角度によっては微妙な感じはありますが、適度に凹凸の付けられたデザインに守られてルックスは悪くない印象。 こういう部分こそ、実はデザイナーさんが相当悩んで仕上げているような気がするんですが、どうでしょうか。
ただ、ファインダー液晶の表示品質までは、妥協せざるを得ません。さすがに本体価格の安さから考えたら贅沢は言えないのでしょうね。ドットが粗くて、おおざっぱなものです。
逆に、メインで使われるであろう92万画素のタッチパネル式エクストラファイン液晶モニタは、既に搭載されていたHDR-SR11/12もそうだったんですが、文句なしに素晴らしい。本当に名前の通りエクストラファインです。
極めて精密感のある、これぞハイビジョン時代のスタンダードと言えるレベルです。
3.2型に凝縮されたエクストラファイン液晶での視聴は、ヘタクソなハイビジョンテレビよりもかえって美しいと思えるくらいです。
2.7型くらいだと、23万画素でも相当キレイに見えるので、92万画素がいかに威力を発揮するのか、実際に目の当たりにして、ホレボレしました。
参考までに、ソニーの最新鋭大型HDVカメラ、HDR-FX1000は、さらにハンパじゃありません。
ファインダーが122万7000画素もあるんですよね。うう・・・さすがはHDR-FX1000だ。
HDR-XR500VとHDR-XR520Vは、そのコンパクトなサイズと重量、伝統的なデザインでありながら洗練されたルックスなど、概観はバッチリもバッチリ。
個人的には、これぞビデオカメラ。百点満点の出来だと安心しました。
さて、その性能の方はいかに!?
これは記事を次に送って書かせていただければと思います。