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2009年4月25日土曜日
あやかしびと/幻妖異聞録portableを購入してみました
PSPのゲーム購入というと、このところずっとダウンロード専売の「ゲームアーカイブス」シリーズが続いていたので、久しぶりにUMDを購入してみました。
アドベンチャー(サウンドノベル)がやりたかったんで、ネットで調べてみて評判の良かった「あやかしびと/幻妖異聞録portable」を選びました。
特殊能力を持ったがゆえに迫害される「人妖」の男「如月双七」と、彼以外の人間を憎む妖怪の「すず」。
自由を求めて逃避行を続ける二人を追う政府機関ドミニオン。
一体、二人の運命はどうなるのか!?
まだプレイ開始したばかりですが、なにしろ主人公の二人が「追われる立場」という厳しい状況。追う側の「ドミニオン」のメンバーにも色々と複雑な事情があるようで、一筋縄ではいかない両者の先が気になってしょうがない。
いわゆるグイグイと引っ張られるようなストーリー展開ですね。
PSPといえば、いつでもどこでも遊べるモバイル機という特性がありますが、「あやかしびと」は、それをキッチリ活かすような快適なシステム設計になっています。
たとえば、いつでもスタートボタン一発でクイックセーブ出来る機能は重宝しますね。
気になる点は、メモリカードで遊べるゲームアーカイブスと比べると、UMDの「シャシャー!」という回転音が時折聞こえて来る事ですが、これは「あやかしびと」のせいではないし、しょうがないですね。
光メディアの弱点はあれども、UMDゲームは、やっぱりPSPの高性能に合わせて開発出来るため、たとえば480x272ドット/1677万7216色フルカラーグラフィックスは非常に美しく、思わず見入ってしまいました。
個人的に、PSPのゲームを買うときは、ゲームの面白さに期待するのはもちろんですが、この美しいグラフィックスとサウンド鑑賞も楽しみにしてます。
ちなみに、PSPの液晶は、シャープがAV機器向けに開発したASV液晶を採用しています。これはいわゆる擬似的な多色表示ではなくて、本当のフルカラー(1677万7216色)デバイスになっており、このあたりもPSPの美しさの源泉の一つとなっていますね。
当時はコスト度外視であろうその採用の英断に驚いたものですが、最新モデルのPSP-3000では、より発色を美しく、残像を大幅に改善した強化したタイプが採用されました。この勢いで、PSPの後継機(PSP2)は、シャープが新開発した光センサー液晶を搭載して欲しいですが、どうなるんでしょうね。