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2010年2月7日日曜日
EOS KISS X4が発表間近らしい。どうなる「古臭い」ハイビジョン動画機能。
ネットを見ると、いよいよEOS KISSの最新型にあたるEOS KISS X4の発表が間近のようですね。
個人的には、もう既に手持ちのEOS KISS X2が、写真における画質の完成モデルだと感じているので、画質うんぬんの要望は特になく、全てキヤノンにおまかせって感じです。
強いて言えば、まぁ可能であれば、光学ファインダーの仕様を、EOS 7Dの簡易版くらいにアップしてあれば理想的。
EOS KISS X4が欲しくなるポイントを考えると、もはや完成の域にある写真周りより、やはりハイビジョン動画撮影機能を、どの程度までブラッシュアップして来るのかという点でしょうね。
■ソニーの本気ハンディカムの破壊力に対抗できるか■
折りしも、ソニーが、ハイビジョンハンディカムによって、本家ハイビジョンカメラの面目躍如となる怒涛の反撃を見せてくれました。
HDR-CX550Vに至っては、スリムな軽量ボディを持ちながら、夢の広角「G」ズームレンズ、虹彩絞り、光学・電子ハイブリッド強力手振れ補正、SDHCカード対応、マニュアル機能、もしかするとハンディカムの新基準となりそうな「おまかせオート=iAUTO対応」搭載などなど、枚挙に暇が無いトピックスだらけ。
デジタル一眼レフの動画は、プロならぬコンシューマ機の観点で(悪く言えば)、いつまでも巨大センサーの特性に頼っているだけであり、もはや古さすら感じる状態かなぁと。
逆に、センサーが小さい事を強く自覚し、なおかつ負けじと総合力を磨き上げて勝負をかけているハンディカムがリードを広げているような印象です。
文句というのではなくて、大きな大きな期待の裏返しであります。
確かに、キヤノンは業務用の高価なハイビジョンカメラのメーカーでもあり、画質だけなら映画カメラ並みとまで賞賛される一眼レフ動画に、さらに取り回し、操作性の良さまで与えたら商売上マズイという気持は分かるし、安く買おうというのは甘いぜって言われれば反論しようもありません。
ですが、すでにパンドラの箱を開いてしまったわけですから、ライバルにある日突然ガツンとやられて、渋々で後追いになるよりは、もう率先して歴史を作って尊敬されちゃって欲しい。