今回の記事では、HDR-XR500VとHDR-PJ760Vの両方で食べ物撮影をしてみました。
いつもどおり、夜の室内撮影 + 節電で光量を半分にしてある蛍光灯下という悪条件です。
そろそろ普通にライティングして撮影しないのかと言われるでしょうが、そうすると食卓に待ったをかけなくてはならないので、頻繁に撮影しづらくなるからしばらくこのままでやります。
こういう悪条件下で普通にパパッと撮れて、食卓に待ったをかけなくて良いのもメリットかなと。
これ、オリジナル料理のオムフランクです。
花火大会の屋台で名前だけ見た料理。
結局、どのようなものか実物を見ないまま帰って来てしまったけど、その名前だけ脳裏に焼き付いていたんですよね。
その話をしてたら、何と「こんなのじゃないか」と作ってもらえました。
美味しいだけでなく、話を忘れてなくて、さらに作ってくれたという気持ちに大感謝。
HDR-XR500Vでの撮影で「カメラ明るさ」を最大にしての撮影です。
これはアボカド+生ハムのサラダをHDR-XR500Vの「カメラ明るさ」最大で撮影。
数字的には、シャッター速度1/30秒、絞り開放F/1.8、AEシフト+1EVになりました。
HDR-XR500V、薄暗い食卓でもキッチリ写ってくれて流石だなぁと感心させられます。
同じアボカド+生ハムのサラダを、今度はHDR-PJ760Vで撮影してみました。
「カメラ明るさ」ではなく、オート+AEシフト+1EVでの撮影。
数字はHDR-XR500Vで「カメラ明るさ最大」撮影と同じ、シャッター速度1/30秒、絞り開放F/1.8、AEシフト+1EVに揃いました。
同じ数字でも、やはりHDR-PJ760Vの方が感度が高く、特にシャドウ部分がHDR-XR500Vよりもかなり明るく持ち上がっていますね。
HDR-XR500Vと違うのは、これが限界の明るさでは全然無い事。
「カメラ明るさ」をマニュアルで上げると、もっともっと明るく撮影出来てしまうんですね。
明るければ良いってわけじゃないので撮りませんが・・・。
HDR-XR500VとHDR-PJ760Vを比較してみました。
同じ数字でもHDR-PJ760Vの方が感度が良いですね。
高感度の余裕ある感じは、なんとなくキヤノンの一眼レフ名機EOS 20Dを彷彿とさせるかな。
あれは最初、明るすぎてのけぞりましたからねー。
HDR-XR500VもHDR-PJ760Vもどちらもそうですが、ビデオシューティングスタイルでカメラのホールドをシッカリ出来るという美点もあり、手振れは実質気にしなくて良いというのもあるし、レンズが絞り開放F/1.8でもボケに手こずることなく明るさだけを享受出来るというのは、1/2.88型センサーの恩恵ですね。
一眼レフのような大サイズセンサーは、やたらセンサーが大きいってメリットしか連呼しませんが、果たしてそれが真実なのか。
F/1.8なんて、明るさは良いとして、ピントが合う範囲は本当に一点になってしまう。
意図してボカしているのではなく、ボケに振り回されてしまいがち。
大サイズセンサーが小サイズセンサーより優れているのではなく、表現力として違うものなので、両方が等しく必要である、というのが言うべき本当の所なんだろうなって思います。
「そんなの当たり前だろ」と怒られるかも知れませんが、そういう事なんですよね。
HDR-XR500Vを写真機として使い始め、HDR-PJ760Vというものすごい新星を加えて、あらためて実感しています。