生まれて初めて、フランスの高級シャープペンシルを購入してみました。
「ウォーターマン・メトロポリタン・スターライトGT」です。
今月はさすがにペン購入のペースが速過ぎるから抑えようとも思いましたが、このペンは、実はもう生産終了になっており、流通在庫のみの希少品である事が告知されておりました。
ここで買わなければ絶対に後悔する羽目になるだろうと、家族の同意も得て思い切ってAmazonに発注していました。
ウォーターマンの外箱です。
Webではずっと見ていた社名ですが、実際に本物が家にあるのだなぁと思うと、感慨深いものがありますね。
仕事が忙しくて先ほど気力ボロボロで帰宅したのですが、Amazonの見事な仕事っぷりによって、予想よりずっと早く到着してくれたこのペンを手にしたら、疲れが癒されて気力も充実して来ました。
その勢いでもってこうしてこのブログ記事も書かせて頂く事が出来ましたし、仕事だって、また明日も頑張れそう(いや、何がなくとも絶対頑張らないといけないけれど)。
外箱を外すと、いよいよ内箱です。
んん? 何かベタッとした感触だなぁと思ったら、箱に塗装してるんですねー・・・へぇぇ。
おお、異国情緒たっぷりと言うか、まさに舶来品という感じでニッコリしてしまいますね。
うぉぉ・・・なんだこの輝きは!?
いよいよ箱を開けると、明らかに尋常じゃない輝きを放つ細身のペンが姿を現してくれました。
おおお・・・こりゃ確かにスターライト(星明り)だねっ。
この半端じゃない輝きには理由があって、何と、貴金属である「パラジウム」でペンをコーティングしてあるからなんですね。
パラジウムでその身を包んだ、貴金属コーティングのペンかー・・・
ペンなのだから、シャープペンの芯の粉を浴びながらガシガシと筆記しないと失礼にあたるとは思いつつ、人情として、何だかこのまま飾っておきたい気持ちにもなりそう。
メトロポリタン・スターライトGTは、ノック式のシャープペンではなくて、本体の軸をひねると芯が出るタイプなんですよね。
実は私、ノック式以外のシャープペンはこれが生まれて初めてで、めっちゃ新鮮であります。
新鮮と言えば、今まで金属光沢のペンは数々見てきましたが、ここまでパーフェクトな輝きともなると、全然レベルが違ってて軽くショック。
もはや質感がどうのこうの言っている場合ではない、プレシャス・メタルのずば抜けた輝き・・・小さくて細いペンなのに何だ気圧されてしまいそうです。
ここまで宝石みたいなペンだと、もう書き味なんか悪くてもいいやって気持ちになって来たりしますが、ペンの命は書き味だからそうもいかないです。
というわけで、ちょっと試し書きをしてみたわけですが、決してあなどれない良いものでありました。
パラジウムをまとった金属ボディは、かなりの剛性感があり、単にきらびやかなだけではないのがすぐに分かります。
ただし、ここまで突き抜けた美しさだと、指紋が目立つのが悩みになるかも知れないですね。
スターライトを指紋で曇らせて!! みたいに怒られそう。
それは、これからどんどん使っていく上で考える事ですかね。
このペンは、決して茶化したりからかったりするわけではなく、良い意味で「おフランス」の夢を見させてくれるものなのかも知れませんね。