今回の記事では、大感謝!のクリスマスパーティで贈って頂けた筆記具、人生初のイタリー製ボールペン「ウィルソン4色ボールペン」について書かせて頂きたいと思います。
イタリア語は全然分からない私ですが、昔読んだ漫画の「サーキットの狼2/モデナの剣」でイタリアから来た主人公が挨拶に使っていたのを思い出し、ペンへの挨拶は「Chao!」
うおッ、原子番号79番 Au(金)かぁーっ!?と思わず心のなかで絶叫しそうになるほど、ゴールデン! ゴージャス! サンシャイン! まさにラテン・ブラッドという感じが冬の寒さを一蹴してくれるようですね!!
せっかくのゴールド調仕上げなので、ペン用に用意しているメガネ拭きを取り出し、念入りに磨いてから写真を撮ってみました。
デザインそのものも、かなり強く心を掴まれるようなギラギラッと光るものがありますね。
おそらく、全身ゴールド調のペンを日本のメーカーが作ったりすると、本当にAu(金)を使っているのならともかく、そうじゃなければドン引きされそうだけれど・・・。
イタリー製だから「やはり、さすがイタリー!」となってしまうのはご愛嬌というところでしょう!!
イタリーとかフランス製には独特の蠱惑力がありますよね。
たとえば、ネクタイとかでも、イタリー製と聞くやいなや眼光の鋭さ二割増し「うぬっ、もっとよく見せい!」(ガバッ)となりそうじゃないですか。ないですかとか聞かれても困りますよね、すみません。
このペンは、ウィルソン4色ボールペンという名前なのですが、その名前にバッチリ説明されている通り、「黒・赤・青・緑」の、レバー式多色・油性ボールペンとなっています。
ゴージャス・ゴールデン・ゴールドという見た目の派手さを楽しむばかりでなく、実務においても堅実な活躍が期待される、実力派ペンだったりします。
ただし、超精密な日本製の多機能ペンと比べると、メカニズムは荒っぽいです。
レバーが「ガチャーン!」と大きな音を立てるし、ペン先を引っ込めるのには、他の色のレバーを下げる必要があるのですが、ぐぐっと力を入れないと動かなかったりします。
ただ、これを悪いと言うのではなく、はっきり言って日本製が超巧緻なだけで、金属製メカの動きを楽しめる個性あるペンとしてプラス方向にとらえたいと思います。
実際に筆記してみると、1.0mmの太芯ならではのインク乗りと、なかなか珍しい多角形(八角軸!)のペン軸が源泉となって、グリップするのが気持ち良く、筆記能力はかなりブラヴォーだと感じました。
前述の通り、ペン機能の切り替えはスムーズではありませんが、4色ボールペンは、添削の書き込みなどには絶大な威力を発揮しそうです。
ちなみに、リフィルは日本の4C規格(シャーボXにも使える、ゼブラ4C-0.7芯もOK)が使えるようです。
交換方法をネットで調べたらビックリ!!
リフィル交換したいペン先を出したら、指でレバーを固定したままペン先からリフィルを引き抜いて取り外し、新しいリフィルをペン先から軸に差し入れて固定されるよう押し込む(ボールペンのボールに損傷を与えないよう注意)とのことです。
この豪快さがたまりません!!