いよいよ、「ラミー・サファリ・ペンシル・ホワイト」を実際に仕事で使ってみました!!
今回の記事では、実際に筆記してみてどうだったのか?の感想を中心に、後半では同じホワイト色ペンシルの「ゼブラ・アルベス・ピールト」と合わせた記事を書かせて頂きたいと思います。
職場のPCの掃除用にと買ったモップ人形ですが、あまり可愛らしかったので、職場に置きっぱにせず自宅に持ち帰り、サファリを持たせて写真を撮ってみました。
どちらもかなりお気に入りです。
サファリ・ペンシル・ホワイトの書き味は、ロットリング500やグラフギア1000のような、張り詰めたような鋭い筆記性能を誇るプロ用途の製図ペンと比較すると、親しみやすい柔らかい感覚ですね。
しっかりとした剛性の中でも、リード・スリーブの金属パイプとシャープペンの芯にかすかな遊びが設けられていて
、牧歌的な要素が残されています。
それと、サファリは、書く楽しみだけでなく見る楽しみも豊潤です。
ノーズ・コーンのつや消し処理された明るいグレーは、本体の光沢ホワイトとお互いを引き立て合っていて、さすがハイグレードクラスのシャープペンだなぁと感心させられますね。
ホワイトの太軸は、想像していたよりもずっと存在感がありますね。
大きく刻印されたLAMYのロゴも良い味付けになっています。
この樹脂軸は、今が冬という季節だからこそより強く感じるのだと思いますが、なんだか温かみがあって「早く握って文字を書きたい!」というワクワク感を呼び起こしてくれます。
ペン尻もそうですが、ラミー・ホワイトペンシルは、いちいち面が広く作られています。
仕事とかで難しい事を考えている時も、ゆったり広がるような雪原のようなホワイトを見ていると、なんだか心のあら熱が取れて、落ち着いて物事を解決出来るような感じです。
■ホワイトペンシル対決!■
同時購入した仲、しかも同じホワイト樹脂のペンシルつながりという事で、「ゼブラ・アルベス・ピールト」と比べてみました。
対決と言っても、別に戦わせるわけではないのですが、どういう違いがあるのかなぁくらいの感じです。
言ってしまったら価格差が25倍(!!!)もある両者なので、それなりの差はどうしてもありますね。
ただ、デザインや握り具合など、好みに応じた使い分けは十分に可能なので安心です。
私はどちらも大いに気に入りました。
うん、どちらも素晴らしいデザイン。
どちらもホワイトの樹脂軸なのですが、丸一日とか使っているうちに、やはりどうしてもコスト差パンチが地味に効いてきますね。
アルベス・ピールトは、定価ベースで105円だけに、やっぱりコスト面の制約があまりにもキツすぎて、傷に弱くて静電気を帯電しやすい樹脂になっています。
オフィスでは、やたらと埃がまとわり付いてきて、特に乾燥しやすい冬の季節にはややシンドい付き合いになる可能性もあります。
また、アルベス・ピールトは、コストの中で最善を尽くしているとは思うのですが、リード・スリーブの金属パイプとシャープペンの芯の間の遊びが大きく、高い筆圧をかけるとペキペキという音がしてビビリます。
ただ、実際に筆記してみると、アルベス・ピールトの芯先の遊びは、なかなか筆記の柔らかさにつながっていて、決して悪い感じはしませんでした。
露骨にぐにゃぐにゃするペンもありますが、ああいうのではないですね。
サファリの方がより剛性が高いのは当然でしょうけれど、アルベス・ピールトも、サファリとは違った「長くて細身」という魅力を持つシャープペンとして、造りの差はあれども、決して臆する事なく同時に使用して行けると感じました。
世の中には、良い筆記具、個性ある筆記具がまだまだ宝の山ですね。
もっともっと色々な筆記具の世界を旅したいな。