2017年7月29日土曜日

恋焦がれたEOS KISS X9実機の感想!! X9iがビッグライバル!?

ついに、恋焦がれたEOS KISS X9の実機を触る事が出来ました!!

結論から先に言うと、とても良いカメラに間違いはない!! 間違いは無いのだけれど、想像もしていなかった圧倒的な展開が待ち受けていました。


まず、カメラの完成度には何の文句もないです。

発売日当日だから販売価格はMAXだけど、「よくこの値段で、これだけのカメラが作れたなぁ」と感心するのは間違いないです。

とにかく立派な一眼レフ。

一台目に買うカメラとしてだけでなく、末永く写真を撮影しながらこの世を共に歩くグッドパートナーになり得る存在。

ただ、あくまでも「世界最小最軽量として生きた伝説に近いEOS KISS X7の後継機」を求めていた私に限定した、いいですか、あくまでもX7大好きな私に限った感想として、もりもりだけの感想として捉えて欲しいのですが・・・

立派過ぎるグリップのせいで想定外にデカい


EOS KISS X9のグリップは、めっちゃめちゃ立派なんです。

これ本当に握りやすくて、「普通の一眼レフ」を求めるのなら「よくやってくれた!!」となるんです。

ただですね、EOS KISS X7が、生きた伝説レベルになっているのはなぜかというと、この「一眼レフとして当たり前のグリップをあえて捨てた」点もあるわけです。

なぜ一眼レフがくそデカく感じられるのか、その原因を突き止めて解決したのが、EOS KISS X7だったのです。

X9では、やっぱ夢を捨てて、現実で生きていくしかなかった悲哀を感じさせてしまう。

使いやすいのは間違いなくこっちだけど、これなら他にもあるしなーという感じか。


しかし、本当にEOS KISS X9は、一眼レフとして素晴らしい完成度なんです。

これは恋焦がれた者として、待っていた価値のある立派なカメラ。

シャッターフィーリングは、X7そのままという感じ。

静音シャッターもそのまま。

秒5コマの連写は明快に速く、息継ぎ感が無い「タタタタタタ」という軽快なサウンド!!

あのEOS 20D誕生当時に味わった「ようやくデジタルカメラがフィルムカメラに追いついた感動」を、違う形で再び味わえました。

ミラーレス撮影は果てしなく快適。

とてもおすすめのカメラです。

私は、このブログの説明に書いてますが、絶対に心にもないお世辞は言いません。

心から出る言葉だけ書きます。

このカメラは間違いなく良いカメラ!!

ただEOS KISS X7の後継機では、決して無いと思う。

位置づけはそうでも、ユーザーの心情としては、EOS KISS X7後継機ではなくて、もっとシンプルなEOS KISS X9iの廉価グレード派生品という感じでしょうね。


そうなんです。

EOS KISS X9は良いカメラなんですが、何がそんなに引っ掛かっているかというと、上位機種のEOS KISS X9iと、数値上は結構差があるように思えるX9ですが・・・

EOS KISS X9iが実は小さくて軽いのを思い知る

超展開が待ち受けていました。

そうなんです。

でかい、でかいと思っていたEOS KISS X9iですが、X9と比べると、逆にそんな差がなくてこっちの方が良いんじゃないかと思えてしまうのです。

というか、大きさで選ぶならEOS KISS X9iでもあんまり変わらない・・・むしろグリップ周りはX9の方がでけぇく感じる。


そう、EOS KISS X7と違い、実際の数値よりもでかく感じるため、上位のX9iが良いんじゃないかという思いが噴火して来ます。

X9iは2万円高い・・・。

2万円というお金は大きいし大切ですよ。

でもX9iは、ファインダー倍率は0.82倍とは言え最新鋭の45点オールクロス光学AF、5軸電子手振れ補正つき。

しかも、なんと日本製というプレミアム要素があるのです。

まさかのX9iが立ち上がってくるのでした。