劇場にて「死霊館のシスター」を観ました。
よくある、悪魔vsバチカンの悪魔祓いのオカルト対決映画・・・と言ってしまえばそうなんですが、なかなか新しい要素も盛り込まれています。
幻覚と思わせて幻覚じゃないフェイントが癖になる。
たとえば、悪魔に襲われた!!なんてシーンは当然流れからして幻覚だよね?と思うわけです。
ところがどっこい、幻覚っぽいのに、その際に受けた仕打ちやダメージはそのまま主人公たちの身に降りかかっていたりするのです。
全体的に、悪魔側が卑怯なまでに強くて「そりゃないよ」感が満載。
予定調和などない、目の離せない、なかなか見所のあるオカルトホラーに仕上がっています。
あと、最近は警戒されてるから、そんなやらないのではないか?と思っていた音や映像で観客をびっくりさせる手法を連発して来ます。
ドドーン!!とかいきなり音出すの(何回も)やめて欲しい。
「ひぃっ!」とか声出てしまったっす。
びっくりさせられるのが嫌いな方には徹底的に向かないですが、どうあれこのお陰で絶対に退屈だけはしない保証付きです。