EOS KISS Mある嬉しさでもはや寝ていられず、夜景撮影に行って来ました。
とは言え、本当の夜中じゃなく、朝方の暗いうちにという時間帯を選びまして4:00起きです。
もはや仙台の朝方は結構寒い!まだまだ秋としては序の口なのに、既に指が冷たくて、ダイヤルを操作するのが辛めになってしまいましたが、EOS KISS Mは、タッチパネルで自在に設定を変えられるのでバキバキに助かりました。
これって、一眼レフのEOS KISS X7で、初冬の峡谷で(ミラーレス機能でもって)撮影してた時、指が寒さで固まって難儀した時に救われた能力なんですが、EOS KISS Mでも変わらず美点が生きていて、何やかんやと、一眼レフからミラーレスになった時に、EOSって失われた物が想像以上にそんな無い事に驚くばかり。
あと、一眼レフだろうとミラーレスだろうと、EOSの全機種通じて流れる「操作感覚の継続感」は凄いですね。
↑EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STMレンズで撮影。
ISO感度=100、絞り=F/8、シャッター速度30秒。
EOS KISS Mは有線のリモートスイッチが廃止され、Bluetoothのワイレスレリーズになったのですが、それは買ってなかった!
というわけで、シャッターを無衝撃で押すために、セルフタイマー2秒を使いました。
あと、デュアルピクセルCMOS AFは、こんな暗くともAFも当たりますね。
ただ、ややコントラストが低い部分にはまだ当たりにくい気がしたので、そんな時はMF移行。
MFは、とにかく光学ファインダーは比較の対象にならないくらい使いやすいため、積極的に使いたくなりますね。
別にMFにしなくとも、AFして拡大→微調整も楽々出来るのでもう何でもあり。
このフェーズをやりやすくするため、昔は、中判カメラを求めたり、大仰なファインダーを搭載したカメラを大金かけて買ったりする流れでしたが、今はもう、手のひらに乗る小さくて軽いEOS KISS Mが、そういう大型カメラを遥か上の上の大空に超えてしまうほど使いやすくなっててビビりまくりです。
EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STMレンズで撮影。
↑ISO感度=100、絞り=F/8、シャッター速度=30秒で撮影。
かなり暗い中での撮影だったため、光学ファインダーでは、F3.5-6.3レンズではまずファインダーが真っ暗で何も見えずにカンによる撮影になったと思われます。
しかし、ミラーレスだと、EVF(モニタ)を見えるように出来る(実際の露出が反映されるため)ため、全く問題ないという・・・。
それどころか、見えるだけでなく、手早く細部を5倍、10倍に拡大し、厳密なピント合わせが素早く可能・・・昨日まで出来なかった事が今日できる感、これがEOS KISS Mは濃くてビビリます。
確かに一眼レフEOSでも、このシチュエーションはミラーレス撮影しか考えられなかったと思います。
↑手前の原っぱを暗くせずに見えるように入れたくて明るく撮ってみました。
EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STMレンズで撮影。
ISO感度=500、絞り=F/8、シャッター速度30秒です。
朝方なので、急速に光の調子が変わるため、雰囲気も写真1枚1枚でかなり変わって行くのが面白いですね。
↑刻々と明るくなって行くので、明るめに撮りたいなぁと思った時、ISO感度をどんどん下げて設定出来るのが面白い。
ISO感度=200、絞り=F/8、シャッター速度30秒です。
この頃には、カメラの向きを変えた時などに起きる、軽量三脚ならではの三脚ブレ終息を待つため、セルフタイマー10秒で撮っています。
なにしろカメラがとても軽いので、プレ終息にゃあ2秒でも大丈夫なんですが、念のため。
重たい三脚を買えばいいのにと思われるでしょうが、重たいのは持って行かない(危ないし)のでこれで良いです。
↑撮影中に、かるーく三脚をポンと揺らしてブレで遊んでみました。
ちなみに、軽いEOS KISS Mはほぼ大丈夫ですが、愛用のSLIKの軽量三脚だと、EOS 7Dはヤバいですね。
カメラの向きを変えたりすると、5秒くらいは待たないと、三脚が「ユッパユッパ」と微かに揺れてて、その間にスローシャッター切った写真は漏れなくブレるという。
期待のAPS-C+フルサイズ統合型ミラーレスたるEOS Rも、まぁ軽いとは言えども、あくまでもドド重いフルサイズ一眼レフと比較して軽いというだけであって、普通に、中堅のAPS-C一眼レフくらいの重さはあるので、なかなか・・・別にこのままEOS Mだけでも良いのでは??なーんて思えしまう瞬間です。
↑うおーーー美しい日の出だー。
曇りまくってる空ですが、太陽が出る所だけぽかっと雲が開いてくれて、美しい!
この時はすでにEOS KISS Mを手持ちで撮影してます。
EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STMで撮影。
ISO感度=500、絞り=F/11、シャッター速度1/40秒です。
↑EOS KISS Mの「コシッ!」というシャッター音ですが、聞きなれて来ると、不思議なもので・・・結構心地よくなって来ました。
半端な音消しでにごさず、メカシャッターの打撃音を押し出して来たのが、奏功してるのかも。
このあたり、キヤノンの計算だとしたら、うますぎる!!
EOS KISS X7の良さも持つ新時代のミニカメラEOS KISS M・・・いいぞこれは!!